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【英作の神書】『ここで差がつく! 英文ライティングの技術』:レベル・使い方 レビュー

2024.06.27

ページ目次『ここで差がつく! 英文ライティングの技術』完全攻略ガイド:レベル・使い方・効果的な学習法『ここで差がつく! 英文ライティングの技術』の概要『ここで差がつく! 英文ライティングの技術』の対象者『ここで差がつく! 英文ライティングの技術』の特徴とは『ここで差がつく! 英文ライティングの技術』

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  • 『ここで差がつく! 英文ライティングの技術』完全攻略ガイド:レベル・使い方・効果的な学習法

    英語学習において、ライティングは多くの人が苦手意識を持つ分野です。特に、自然な英語表現で文章を書くことに悩む学習者は少なくありません。

    そんな悩みを解決し、英文ライティング力を劇的に向上させるのが『ここで差がつく! 英文ライティングの技術』です。

    この記事では、『ここで差がつく! 英文ライティングの技術』のレベル、効果的な使い方をあらゆる角度から徹底解説します。

    [toc]

    『ここで差がつく! 英文ライティングの技術』の概要

    『ここで差がつく! 英文ライティングの技術』は、英語教育のエキスパートである鈴木健士先生が手掛けた英文ライティング対策の決定版と言える参考書です。

    この本の最大の特徴は、日本人が陥りがちな英文の作り方に着目し、より自然な英語にするための注意点を示していることです。単なる表現の暗記ではなく、英語らしい文章構成の方法を学べます。

    もう一つの大きな特徴は、実践的なアプローチで進行することです。理論を学ぶだけでなく、実際に文章を書いて練習することの重要性が強調されているため、読者も主体的に学習を進められます。

    ただ眺めているだけでなく実際に手を動かして読んでいくことで英作文力を身につけていきます。

    『ここで差がつく! 英文ライティングの技術』の対象者

    『ここで差がつく! 英文ライティングの技術』は、英文ライティングの基礎から応用まで幅広くカバーしています。
    そのため、レベルとしては中級から上級レベルの学習者に最適と言えるでしょう。

    英検2級程度の文法力と語彙力があれば、十分に取り組むことができます。ただし、内容は英検準1級・1級レベルまでカバーしているので、上級者の方も新たな気づきが得られるはずです。

    この参考書は、以下のような方にとって適切なレベルです:

    • 英検準1級-1級を目指している方
    • TOEIC800点以上の方で、ライティング力を伸ばしたい方
    • 早慶などの難関大学を目指している方

    ただし、英文法の基礎が十分に身についていない場合は、まずは文法の復習から始めることをおすすめします。

    基礎英文法の学習には、以下の記事で紹介している参考書がおすすめです。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/sankosyo/eigo/oiwaeibunpo/"]

    『ここで差がつく! 英文ライティングの技術』の特徴とは

    この本には、英文ライティングを上達させるための基本的な考え方から実践的なテクニックまで、幅広い内容が盛り込まれています。

    英語らしい表現方法や文章構成を学ぶことで、どんなテーマでも自信を持って英文を書けるようになります。これは、大学入試や英語資格試験の高得点獲得には欠かせないスキルです。

    英文の構造や論理展開が詳細に解説されているので、英語の表現力が確実に向上します。
    単に英語を書くのではなく、「伝わる英語」を書くための技術を身につけることができるのです。

    また、各章末には練習問題が用意されているので、学んだ内容をすぐに実践できます。
    自分の弱点を把握し、効率的に改善していくことができるでしょう。

    名詞構文の説明は秀逸です

    目次と構成

    本書は全5章で構成されており、基礎から応用まで段階的に学べるようになっています。

    • 第1章: 英語らしい英語を書くテクニック37
    • 第2章: 英文エッセイのリライト・ゼミ
    • 第3章: ライティングのための文法
    • 第4章: 重要類義語
    • 第5章: 英語表現アドバイスA to Z

    基礎理論の習得(第1章):
    まず、英文エッセイの基本となる「英語らしい表現」や「文章構成」を学びます。これは他の教材にはない、本書の独自アプローチです。

    1章を繰り返し行うだけでもこの本を買う価値があります

    実践演習(第2章):
    学んだ理論を使って、実際に英文をリライトする練習を行います。ここでは、自然な英語表現への書き換え方を学ぶことができます。

    文法の深掘り(第3章):
    冠詞や前置詞の使い方など、ライティングとして英語を使う側になった時に意識したい部分に注目しています。

    語彙力の強化(第4章):
    重要な類義語を学び、表現の幅を広げます。これにより、より洗練された英文を書けるようになります。

    この構成は、理論と実践のバランスが絶妙ですね。基礎をしっかり固めてから応用に進むので、着実に力がつく構成になっています。

    『ここで差がつく! 英文ライティングの技術』で学ぶ英文ライティングの秘訣

    『ここで差がつく! 英文ライティングの技術』の最大の特徴は、他の教材ではあまり見られない「英語らしい表現」の具体的な指導です。この「英語らしさ」の理解は、自然な英文を書く上で極めて重要です。

    多くの英作文教材が表現や文法に焦点を当てる中、本書は「どのように書くか」という根本的な問題にアプローチしています。これは、英文ライティングで多くの学習者が直面する最大の壁を克服するための画期的なアプローチです。

    具体的には、以下のような特徴があります:

    1. 「I」で始まらない文章構成

    本書では、「I」で始まる文を避け、より客観的で洗練された表現を学びます。例えば、「I am very happy」を「My great happiness」のように書き換える方法を紹介しています。

    2. 名詞化表現の活用

    日本語では動詞を多用しがちですが、英語では名詞を中心とした表現が好まれます。本書では、動詞を名詞化して文章を構成する方法を学びます。

    3. 接続詞の効果的な使用

    単純な接続詞の使用を避け、より洗練された表現方法を学びます。例えば、「because」の代わりに「due to」や「owing to」を使うなど、多様な表現を身につけることができます。

    英語らしい文章を書けるようになる!

    この「英語らしさ」の概念を理解し、実践できるようになることは、単に英作文のスキルアップだけでなく、論理的思考力の向上にもつながります。これは、英語の試験対策だけでなく、将来的なアカデミックライティングや実務文書の作成にも役立つスキルです。

    他の教材では、ともすれば「こういうテーマにはこう書く」といった暗記型のアプローチが多い中、
    『ここで差がつく! 英文ライティングの技術』は文章構成の根本的な考え方を教えてくれます。

    これにより、未知のテーマに直面しても、自信を持って取り組めるようになるのです。

    この「英語らしさ」の概念は、英語だけでなく日本語の文章力向上にも大いに役立ちますね。
    論理的思考力を鍛えるという意味で、学習効果は計り知れません。

    このように、『ここで差がつく! 英文ライティングの技術』は単なる英作文の技術書ではなく、思考法を変える可能性を秘めた画期的な教材と言えるでしょう。

    もっと具体的に見てみる!

    本書の効果をさらに実感するため、具体的な例文をいくつか見てみましょう。
    それぞれの例で、どのように表現が改善されているかを詳しく解説します。

    1. 基本的な表現の改善

    POINT
    変更前: I am very happy because I can speak English.
    変更後: My ability to speak English brings me great joy.

    この例では、以下の点が改善されています:

    • 「I」で始まる文を避け、「My ability」という名詞句を主語にしています。これにより、より客観的で成熟した印象を与えます。
    • 「very happy」という基本的な表現を「great joy」に置き換え、語彙のレベルを上げています。
    • 「because」という単純な接続詞を使わず、「brings me」という動詞で因果関係を表現しています。

    2. 複雑な内容の表現

    POINT
    変更前: I think that we should protect the environment because it is important for our future.
    変更後: The preservation of our environment plays a crucial role in securing a sustainable future for generations to come.

    この例では:

    • 「I think that」という主観的な表現を削除し、より客観的な表現に変更しています。
    • 「protect the environment」を「preservation of our environment」と名詞句に変換し、より学術的な印象を与えています。
    • 「important」を「plays a crucial role」に置き換え、より具体的で強い表現になっています。
    • 「for our future」を「in securing a sustainable future for generations to come」と拡張し、より詳細で説得力のある表現になっています。

    3. 文章構造の改善

    POINT
    変更前: I studied hard for the exam. I was very tired. But I passed the exam. I was very happy.
    変更後: Despite the exhaustion from intense preparation, my diligent efforts paid off with a successful exam result, bringing me immense satisfaction.

    この例では:

    • 短い単文を一つの複雑な文にまとめ、より洗練された文章構造を実現しています。
    • 「studied hard」を「intense preparation」と「diligent efforts」に言い換え、より豊かな表現になっています。
    • 「very tired」を「exhaustion」、「very happy」を「immense satisfaction」に置き換え、より強い印象を与える語彙を使用しています。
    • 「But」という単純な接続詞を使わず、「Despite」を使うことで、より複雑な論理構造を表現しています。

    これらの例から分かるように、本書では単に語彙を置き換えるだけでなく、文章全体の構造や論理の組み立て方まで改善することを目指しています。これにより、より説得力のある、洗練された英文を書く力が身につくのです。

    「ここで差がつく! 英文ライティングの技術」の効果的な使い方

    『ここで差がつく! 英文ライティングの技術』を最大限に活用するために、以下のステップで学習を進めることをおすすめします。

    [ptimeline]
    [ti label="STEP1" title="通読する"]まずは、本全体を通読しましょう。各章の概要をつかみ、全体の流れを理解することが大切です。この段階では深く考えすぎず、著者の説明を素直に受け止めることに集中してください。
    [/ti]
    [ti label="STEP2" title="各章を詳しく学ぶ"]2回目からは、各章をじっくりとみ込みます。重要なポイントはノートにまとめると良いでしょう。特に、英語らしい表現や文章構成の例を自分の言葉で説明できるようにしましょう。
    [/ti]
    [ti label="STEP3" title="練習問題に取り組む"]各章末の練習問題に取り組みます。時間を計って実戦的に解答し、その後で丁寧に見直しをしましょう。間違えた問題は、なぜ間違えたのかを分析することが重要です。[/ti]
    [ti label="STEP4" title="オリジナル表現集を作成"]本書で学んだ内容を基に、自分専用の英語表現集を作成します。好みの表現や使いやすいフレーズを組み込んで、自分だけのオリジナル表現集を完成させましょう。[/ti]
    [ti label="STEP5" title="実践演習"]作成した表現集を使って、実際に様々なテーマで英文を書く練習をします。時間を計って書き、その後で自己添削を行います。可能であれば、先生や仲間に添削してもらうのも効果的です。[/ti]
    [/ptimeline]

    以上のステップを繰り返し行うことで、『ここで差がつく! 英文ライティングの技術』の内容を確実に身につけ、英文ライティングのスキルを大きく向上させることができます。

    基礎をしっかり固めてから応用へと進むことで、確実に力をつけていくことができるでしょう。

    単に読むだけでなく、実際に書く練習を重ねることが大切ですね。理解と実践のバランスが重要です。

    『ここで差がつく! 英文ライティングの技術』と早慶対策:準1級・1級突破で使うには?

    英検準1級以上で出題されている要約問題を解く際に本書は、重要な役割を果たすでしょう。

    要約で必要なのは、語彙力と文の構造を変換する力が重要ですが、

    「文を句から節に変換してみてください」

    と言われてもほとんどの人ができません。

    本書を使うことで、同じ単語を使ってでも構成を変更することで、対応ができるということを理解してもらいたいです。

    英検準1級の要約問題についてはこちらの記事に詳しく記載しています。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/kentei/eigokentei/grade-pre1/eiken-pre1-yoyaku/"]

    「ここで差がつく! 英文ライティングの技術」のまとめ

    『ここで差がつく! 英文ライティングの技術』は、英文ライティングのスキルを効果的に向上させるための優れた教材です。以下にその特徴をまとめます:

    • 英語らしい表現と文章構成の方法を基礎から学べる
    • 実践的なアプローチで楽しく学習できる
    • 英検準1級・1級の対策として有効
    • 中級から上級レベルの学習者に最適

    英文ライティングは多くの人が苦手意識を持つ分野ですが、適切な方法で学習すれば必ず上達します。
    『ここで差がつく! 英文ライティングの技術』は、その道筋を明確に示してくれる心強い味方となるはずです。

【初学者おすすめ】英作文ハイパートレーニング和文英訳編

2024.06.26

英語学習において、「読む」「聞く」「話す」「書く」の4技能はすべて重要ですが、特に「書く」力を養うことは、他の技能の向上にも大きく貢献します。しかし、多くの学習者にとって英作文は最も難しい分野の一つとされています。そこで今回は、英作文力を効果的に向上させることができる「英作文ハイパートレーニング和文

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  • 英語学習において、「読む」「聞く」「話す」「書く」の4技能はすべて重要ですが、特に「書く」力を養うことは、他の技能の向上にも大きく貢献します。しかし、多くの学習者にとって英作文は最も難しい分野の一つとされています。そこで今回は、英作文力を効果的に向上させることができる「英作文ハイパートレーニング和文英訳編」について、その特徴や使い方、効果的な学習方法を詳しく解説します。この記事を読むことで、あなたの英作文学習が大きく変わるかもしれません。 [toc]

    英作文ハイパートレーニング和文英訳編とは

    「英作文ハイパートレーニング和文英訳編」は、ベテラン英語講師である大矢復氏によって執筆された、英作文学習のための参考書です。この本は、英作文を基礎から応用まで体系的に学べるように設計されており、特に和文英訳に焦点を当てています。

    本書の特徴

    • 文法項目ごとに構成された66のレッスン
    • 基礎から応用まで段階的に学習できる構成
    • 豊富な例文と詳細な解説
    • 実践的な問題演習
    • 音声CDと例題暗唱文例集の付属

    本書の最大の特徴は、文法を軸にした体系的な学習方法です。これにより、英作文の基礎から応用まで効率的に学ぶことができます。

    対象読者

    この参考書は、以下のような学習者に特におすすめです:

    • 英作文の基礎から学びたい高校生
    • 大学受験で英作文対策が必要な受験生
    • 英検やTOEICなどの資格試験で英作文力を向上させたい人
    • 英語で文章を書く機会が増えた社会人

    英作文初心者から上級者まで、幅広いレベルの学習者に対応しているのがこの本の強みです。自分のペースで着実にスキルアップできます。

    英作文ハイパートレーニング和文英訳の構成と内容

    「英作文ハイパートレーニング和文英訳編」は、全66レッスンで構成されています。これらのレッスンは3つのステップに分けられており、基本的な文法事項から徐々に高度な内容へと進んでいきます。

    具体的な内容を見てみると・・

    Step 1: 基本的な文法事項

    • 疑問文の作り方
    • 否定文の作り方
    • 時制の決め方
    • 名詞節の使い方
    • 間接話法の書き方

    Step 1では、英作文の基礎となる重要な文法項目を学びます。例えば、「どうして彼は来なかったのですか?」という文を英語で表現する方法や、「彼女は明日来ると言いました」のような間接話法の使い方を学びます。

    Step 2: 中級レベルの文法

    • 関係詞の使い方
    • 副詞の使い方と重要表現
    • 比較の文の作り方と重要表現

    Step 2では、より複雑な文構造を学びます。
    例えば、「私が昨日会った人は有名な作家でした」のような関係詞を使った文の作り方や、「彼は姉よりも速く走ることができます」といった比較表現の使い方を学習します。

    Step 3: 上級レベルの文法と表現

    • 仮定法の使い方と重要表現
    • 受け身の文の作り方
    • 準動詞を含む文の作り方
    • 名詞・代名詞・形容詞の使い方と注意点

    Step 3では、より高度な文法事項と表現を学びます。「もし私が鳥だったら、空を自由に飛べるのに」のような仮定法の表現や、「この本は多くの人に読まれています」といった受動態の使い方を習得します。

    各レッスンの構成

    各レッスンは以下の要素で構成されています:

    1. 例題:解説を読む前にチャレンジする問題
    2. 解説:文法事項の基本や使い方の詳細な説明
    3. まとめ:学習したポイントの確認
    4. 解答例:別解や詳細な解説付きの模範解答

    この構成により、学習者は自分の理解度を確認しながら、段階的に英作文のスキルを身につけることができます。特に解説が詳細で、なぜその英文になるのかがよくわかるのが特徴です。

    英作文ハイパートレーニング和文英訳編の効果的な使い方

    この参考書を最大限に活用するためには、以下の6つのステップに沿って学習することをおすすめします。各ステップを丁寧に実践することで、着実に英作文力を向上させることができます。

    [ptimeline]
    [ti label="STEP1" title="例題に挑戦する"]各レッスンの最初にある例題に必ず自力で挑戦しましょう。わからなくても構いません。自分の現在の理解度を確認する良い機会となります。時間を決めて(例:1問5分以内)取り組むことで、本番の試験を意識した練習になります。
    例えば、「彼女は毎朝6時に起きます」という文を英訳する問題があったとします。まずは自分の力で「She gets up at 6 o’clock every morning.」のように書いてみましょう。
    [/ti]
    [ti label="STEP2" title="解説を丁寧に読む"]例題に取り組んだ後、解説をじっくり読みます。特に自分が間違えた箇所や理解できなかった部分に注目しましょう。解説には文法ポイントや表現のコツが詳しく書かれているので、これらを十分に理解することが重要です。
    先ほどの例文の場合、解説では「get up」という句動詞の使い方や、時間の表現「at 6 o’clock」、習慣を表す現在形の用法などが説明されているでしょう。これらの点を自分の解答と照らし合わせて、理解を深めます。
    [/ti]
    [ti label="STEP3" title="例文を暗記する"]各レッスンの例文を暗記することで、正しい英文の構造や表現を身につけることができます。付属のCDを活用し、音読練習も行いましょう。最初は日本語を見て英語を言う、次に英語を見て日本語を言う、最後に日本語を見て英語を書く、という3段階で練習するとより効果的です。
    例えば、「彼女は毎朝6時に起きます」という文を以下のように練習します:
    1. 日本語を見て英語で言う:「彼女は毎朝6時に起きます」→ “She gets up at 6 o’clock every morning.”
    2. 英語を見て日本語で言う:”She gets up at 6 o’clock every morning.” →「彼女は毎朝6時に起きます」
    3. 日本語を見て英語を書く:「彼女は毎朝6時に起きます」→ She gets up at 6 o’clock every morning.
    [/ti]
    [ti label="STEP4" title="復習問題に取り組む"]6〜7レッスンごとに設けられている復習問題を解きます。ここで学習内容の定着度を確認しましょう。時間を計って解くことで、実際の試験に近い環境で練習することができます。間違えた問題は、該当するレッスンに戻って再度学習することが大切です。
    例えば、時制に関する復習問題では、「彼は昨日からずっと勉強しています」という文を英訳する問題があるかもしれません。これに対して「He has been studying since yesterday.」と書けるかどうかで、現在完了進行形の理解度を確認できます。
    [/ti]
    [ti label="STEP5" title="入試問題にチャレンジする"]本書の後半には実際の入試問題が掲載されています。学習の総仕上げとして、これらの問題に挑戦しましょう。本番と同じ時間配分で解くことで、より実践的な練習になります。解答後は、模範解答と自分の解答を比較し、改善点を見つけましょう。
    例えば、「科学技術の進歩は私たちの生活を大きく変えてきた」という文を英訳する問題があったとします。これに対して「Advances in science and technology have greatly changed our lives.」と書けるかどうかで、自分の実力を測ることができます。
    [/ti]
    [ti label="STEP6" title="定期的に復習する"]学習した内容を定着させるために、定期的な復習が重要です。例えば、1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後というように段階的に復習することで、長期記憶に定着させることができます。特に苦手だった部分や重要な表現は、ノートにまとめて繰り返し見直すとよいでしょう。
    復習の際は、以前に間違えた問題を再度解いてみたり、覚えた例文を使って自分でオリジナルの文を作ってみたりするのも効果的です。例えば、「get up」を使った文を他の主語や時間で応用してみるなど、学んだ表現を様々な形で活用する練習をしましょう。
    [/ti]
    [/ptimeline]

    これらのステップを着実に実践することで、英作文の力が確実に向上していきます。特に例文の暗記と定期的な復習は、長期的な上達に大きく貢献します。

    英作文ハイパートレーニング和文英訳編の特徴と効果

    英作文ハイパートレーニング和文英訳編には、他の英作文参考書にはない独自の特徴があります。これらの特徴が、効果的な学習を可能にし、着実な英作文力の向上につながっています。

    文法を軸にした体系的アプローチ

    本書の最大の特徴は、文法を軸にした体系的な学習方法です。英作文を単なる暗記や直感的な練習ではなく、文法的な理解に基づいて学ぶことができます。

    文法軸アプローチの利点:

    • 英文の構造を論理的に理解できる
    • 応用力が身につく
    • 長期的な記憶定着が期待できる
    • 自信を持って英文を書けるようになる

    例えば、「彼は昨日から働いています」という文を英訳する際、単に「He is working since yesterday.」と覚えるのではなく、現在完了形の「have + 過去分詞」の構造を理解した上で「He has been working since yesterday.」と書けるようになります。

    豊富な例文と詳細な解説

    各レッスンには複数の例文が用意されており、それぞれに詳細な解説が付いています。これにより、単に文法規則を覚えるだけでなく、実際の英文でどのように使われるかを学ぶことができます。

    例文と解説の組み合わせにより、理解と応用の両面から英作文のスキルを磨くことができます。特に、なぜその表現を使うのかという理由まで解説されているのが大きな特徴です。

    例えば、「彼女は親切な人です」という文を英訳する際、単に「She is a kind person.」と訳すだけでなく、「She is kind.」という表現も可能であることや、両者のニュアンスの違いまで解説されています。

    段階的な学習

    本書は基本的な文法事項から始まり、徐々に難度を上げていく構成になっています。これにより、初心者でも無理なく学習を進めることができ、同時に上級者も着実にスキルアップできます。

    学習の流れ

    • 基本的な文型と時制
    • 関係詞や仮定法などの複雑な構文
    • 高度な表現や慣用句
    • 実際の入試問題レベルの和文英訳

    例えば、最初は「私は毎日英語を勉強します」のような基本的な文から始まり、最終的には「科学技術の進歩が環境に与える影響について議論が行われている」のような複雑な文を英訳できるようになります。

    4.4 実践的な問題演習

    復習問題や入試問題を通じて、学んだ内容を実際に活用する機会が多く設けられています。これにより、理解した内容を確実に定着させ、実践力を養うことができます。

    問題演習を通じて、実際の試験でどのような英作文が求められるのかを体感できます。これは、試験本番での自信にもつながります。

    例えば、「環境保護のために私たちにできることは何でしょうか」という題で、50語程度の英文を書く練習問題などが用意されています。こういった問題を通じて、文法力だけでなく、論理的に文章を組み立てる力も養えます。

    英作文ハイパートレーニング和文英訳編から自由英作文?

    本書は主に和文英訳に焦点を当てているため、自由英作文のスキルを十分に養うには不十分です

    自由英作文については、こちらの鈴木先生の自由英作文の合格教室を実施するのが良いでしょう。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/sankosyo/eigo/gokakueisaku/"]

    もちろん、大矢先生の続きのハイパートレーニングの自由英作文編でも良いのですが、
    個人的には自由英作文の合格教室がおすすめです。

    まとめ:英作文ハイパートレーニング和文英訳編の総合評価

    英作文ハイパートレーニング和文英訳編は、英作文学習において非常に効果的な参考書です。文法を基礎から体系的に学べる点、豊富な例文と詳細な解説がある点、実践的な問題演習が充実している点など、多くの優れた特徴を持っています。

    • 英作文初心者から上級者まで幅広く対応
    • 文法を軸にした体系的な学習方法
    • 豊富な例文と詳細な解説
    • 実践的な問題演習で学習内容を定着
    • 付属CDで音声学習も可能
    • 段階的な学習構成で着実にスキルアップ

    ただし、この参考書を最大限に活用するためには、継続的な学習と復習が必要です。例文の暗記や問題演習を繰り返し行うことで、確実に英作文力を向上させることができるでしょう。また、本書の限界を理解し、必要に応じて他の学習方法で補完することも重要です。

    英作文ハイパートレーニング和文英訳編は、英作文力向上を目指す学習者にとって、非常に価値のある教材と言えます。正しい使い方と継続的な努力により、確実に英語で自分の考えを表現する力を身につけることができるでしょう。

    英作文に苦手意識を持つ学習者や、より高度な英作文力を身につけたい人には、ぜひ挑戦してみることをおすすめします。本書を通じて英作文の基礎をしっかりと固め、さらには自信を持って英語で表現できるようになることで、英語学習全体がより充実したものになるはずです。英語でのコミュニケーション能力向上を目指す皆さんの学習に、本書が大いに役立つことを願っています。

    [eiken-counseling]

『自由英作文の合格教室』レベル・使い方・英検での使い方

2024.06.25

ページ目次『自由英作文の合格教室』完全攻略ガイド:レベル・使い方・効果的な学習法『自由英作文の合格教室』の概要『自由英作文の合格教室』の特徴とは『自由英作文の合格教室』で学ぶ論理的文章構成の秘訣『自由英作文の合格教室』の対象者「自由英作文の合格教室」の効果的な使い方『自由英作文の合格教室』と英検対策

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  • 『自由英作文の合格教室』完全攻略ガイド:レベル・使い方・効果的な学習法

    英語の4技能の中で、最も苦手意識を持つ人が多いのが「ライティング」ではないでしょうか。特に、自由英作文となると途方に暮れてしまう方も少なくありません。そんな悩みを解決し、英作文力を劇的に向上させるのが『自由英作文の合格教室』です。

    この記事では、『自由英作文の合格教室』のレベル、効果的な使い方、英検対策としての活用法など、あらゆる角度から徹底解説します。この参考書を使いこなせば、大学入試はもちろん、英検準1級・1級の自由英作文も怖くありません。

    難関大学合格や高得点獲得の武器となる『自由英作文の合格教室』の魅力をご紹介します。あなたの英作文力アップの近道が見つかるはずです。

    [toc]

    『自由英作文の合格教室』の概要

    『自由英作文の合格教室』は、英語教育のエキスパートである鈴木健士先生が手掛けた自由英作文対策の決定版と言える参考書です。

    この本の最大の特徴は、自由英作文を書くための「型」を基礎から丁寧に解説していることです。単なる表現の暗記ではなく、論理的な文章構成の方法を学べます。

    もう一つの大きな特徴は、インタラクティブなレッスン形式で進行することです。先生と4人の生徒のやりとりを通じて学習を進めるため、読者も授業に参加しているような感覚で楽しく学べます。

    『自由英作文の合格教室』の特徴とは

    この本には、自由英作文を書くための基本的な考え方から実践的なテクニックまで、幅広い内容が盛り込まれています。

    論理的な文章構成の方法を学ぶことで、どんなテーマでも自信を持って英作文に取り組めるようになります。これは、大学入試や英検の高得点獲得には欠かせないスキルです。

    英文の構造や論理展開が詳細に解説されているので、英語の表現力が確実に向上します。
    単に英語を書くのではなく、「伝わる英語」を書くための技術を身につけることができるのです。

    また、各章末には練習問題が用意されているので、学んだ内容をすぐに実践できます。
    自分の弱点を把握し、効率的に改善していくことができるでしょう。

    他の英作文の参考書にはない、「そもそも何を書くか」という根本的な問題の解決策を提示している点が画期的ですね。

    『自由英作文の合格教室』の目次と構成

    本書は全10レッスンで構成されており、基礎から応用まで段階的に学べるようになっています。

    • Lesson 1: 流れは「抽象」から「具体」へ
    • Lesson 2: 主張→理由の「因果関係」を明確に
    • Lesson 3: ポジティブな意見を展開する
    • Lesson 4: 自分のポジティブテンプレートを作ろう
    • Lesson 5: ネガティブな意見を展開する
    • Lesson 6: 自分のネガティブテンプレートを作ろう
    • Lesson 7: 実践演習にチャレンジ その1
    • Lesson 8: 実践演習にチャレンジ その2
    • Lesson 9: 実践演習にチャレンジ その3
    • Lesson 10: 総仕上げのレッスン

    この構成から、本書の特徴と学習の流れがよく分かります・

    基礎理論の習得(Lesson 1-2):
    まず、英文エッセイの基本となる「抽象から具体への展開」と「因果関係の明確化」を学びます。これは他の教材にはない、本書の独自アプローチです。

    ポジティブ・ネガティブ両面の展開(Lesson 3-6):
    賛成意見と反対意見、それぞれの展開方法を学び、自分専用のテンプレートを作成します。これにより、どんなテーマでも対応できる柔軟性を身につけます。
    実践演習(Lesson 7-9):
    学んだ理論とテンプレートを使って、実際に英作文を書く練習を重ねます。段階的に難易度が上がっていくので、着実にスキルアップできます。

    総仕上げ(Lesson 10):
    最終レッスンでは、これまでの学習内容を総復習し、より高度な英作文に挑戦します。

    この構成は、理論と実践のバランスが絶妙ですね。基礎をしっかり固めてから応用に進むので、着実に力がつく構成になっています。

    各レッスンは、先生と4人の生徒によるインタラクティブな対話形式で進行します。
    これにより、読者も授業に参加しているような感覚で学習できます。また、各章末には練習問題が用意されているので、学んだ内容をすぐに実践できる点も大きな特徴です。

    さらに、巻末には以下の資料が収録されています

    • 自由英作文のNG集
    • お決まりフレーズ集
    • テンプレート集

    これらの資料は、実際の英作文を書く際に即座に参照できる便利なツールとなります。

    『自由英作文の合格教室』で学ぶ論理的文章構成の秘訣

    『自由英作文の合格教室』の最大の特徴は、他の教材ではあまり見られない「具体抽象」の概念を詳しく解説している点です。この「具体抽象」の理解は、論理的な文章構成を習得する上で極めて重要です。

    多くの英作文教材が表現や文法に焦点を当てる中、本書は「何を書くか」という根本的な問題にアプローチしています。これは、自由英作文で多くの学習者が直面する最大の壁を克服するための画期的なアプローチです。

    具体的には、以下のような特徴があります:

    1. 抽象から具体への展開

    本書では、まず大きな概念(抽象)を提示し、それを具体例で説明していく方法を学びます。この「抽象→具体」の流れは、英語圏の論理展開の基本であり、日本語とは異なるアプローチです。

    2. 日本語での練習

    興味深いことに、本書ではまず日本語で「抽象→具体」の展開を練習します。これにより、英語を書く前に論理的思考のプロセスを理解できます。

    3. テンプレートの作成

    学んだ構造を基に、自分専用のテンプレートを作成します。これにより、どんなテーマでも迅速に文章を組み立てられるようになります。

    この「具体抽象」の概念を理解し、実践できるようになることは、単に英作文のスキルアップだけでなく、論理的思考力の向上にもつながります。これは、英語の試験対策だけでなく、将来的なアカデミックライティングや実務文書の作成にも役立つスキルです。

    他の教材では、ともすれば「こういうテーマにはこう書く」といった暗記型のアプローチが多い中、
    『自由英作文の合格教室』は文章構成の根本的な考え方を教えてくれます。

    これにより、未知のテーマに直面しても、自信を持って取り組めるようになるのです。

    この「具体抽象」の概念は、英語だけでなく日本語の文章力向上にも大いに役立ちますね。
    論理的思考力を鍛えるという意味で、学習効果は計り知れません。

    このように、『自由英作文の合格教室』は単なる英作文の技術書ではなく、思考法を変える可能性を秘めた画期的な教材と言えるでしょう。

    『自由英作文の合格教室』の対象者

    この参考書は、以下のような方におすすめです:

    • 自由英作文の基礎から学びたい高校生
    • 大学入試で高得点を狙う受験生
    • 英語のライティング力を総合的に向上させたい方
    • 英語教師として自由英作文の指導法を学びたい方

    特に、これまで自由英作文に苦手意識を持っていた人や、書き方の基本を体系的に学びたい人に最適です。

    『自由英作文の合格教室』のレベル

    『自由英作文の合格教室』は、英作文の基礎から応用まで幅広くカバーしています。そのため、レベルとしては初級から中級レベルの学習者に最適と言えるでしょう。

    英検準2級程度の文法力と語彙力があれば、十分に取り組むことができます。ただし、内容は英検準1級・1級レベルまでカバーしているので、上級者の方も新たな気づきが得られるはずです。

    この参考書は、以下のような方にとって適切なレベルです

    • 英検2級~準1級を目指している方
    • 大学入試共通テストで7割以上の得点を目指している方
    • TOEIC600点以上の方で、ライティング力を伸ばしたい方

    ただし、英文法の基礎が十分に身についていない場合は、まずは文法の復習から始めることをおすすめします。

    大岩先生の英文法はおすすめです。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/sankosyo/eigo/oiwaeibunpo/"]

    「自由英作文の合格教室」の効果的な使い方

    『自由英作文の合格教室』を最大限に活用するために、以下のステップで学習を進めることをおすすめします。

    [ptimeline]
    [ti label="STEP1" title="通読する"]まずは、本全体を通読しましょう。各章の概要をつかみ、全体の流れを理解することが大切です。この段階では深く考えすぎず、著者の説明を素直に受け止めることに集中してください。
    [/ti]
    [ti label="STEP2" title="各章を詳しく学ぶ"]2回目からは、各章をじっくりと読み込みます。登場する生徒たちの質問や疑問を自分のものとして考え、先生の説明をしっかり理解しましょう。重要なポイントはノートにまとめると良いでしょう。[/ti]
    [ti label="STEP3" title="練習問題に取り組む"]各章末の練習問題に取り組みます。時間を計って実戦的に解答し、その後で丁寧に見直しをしましょう。間違えた問題は、なぜ間違えたのかを分析することが重要です。[/ti]
    [ti label="STEP4" title="オリジナルテンプレートを作成"]本書で学んだ内容を基に、自分専用の英作文テンプレートを作成します。好みの表現や使いやすいフレーズを組み込んで、自分だけのオリジナルテンプレートを完成させましょう。[/ti]
    [ti label="STEP5" title="実践演習"]作成したテンプレートを使って、実際に様々なテーマで英作文を書く練習をします。時間を計って書き、その後で自己添削を行います。可能であれば、先生や仲間に添削してもらうのも効果的です。[/ti]
    [/ptimeline]

    以上のステップを繰り返し行うことで、『自由英作文の合格教室』の内容を確実に身につけ、自由英作文のスキルを大きく向上させることができます。

    基礎をしっかり固めてから応用へと進むことで、確実に力をつけていくことができるでしょう。

    単に読むだけでなく、実際に書く練習を重ねることが大切ですね。理解と実践のバランスが重要です。

    「自由英作文の合格教室」の復習の仕方

    Golir

    効果的な復習は、学んだ内容を定着させる上で非常に重要です。以下のような方法で復習を行うことをおすすめします:

    1. 定期的な見直し: 1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後というように定期的に内容を見直します。特に重要なポイントや自分が苦手だと感じた部分は繰り返し復習しましょう。

    2. テンプレートの更新: 作成したオリジナルテンプレートは、新しい表現や構文を学ぶたびに更新していきます。常に進化させることで、より効果的なツールになります。

    3. 過去の英作文の再添削: 以前に書いた英作文を、新しく学んだ知識を基に再添削します。自分の成長を実感できるとともに、まだ改善できる点も見つかるでしょう。

    4. 音読練習: 模範解答や自分が書いた英作文を声に出して読む練習も効果的です。英語のリズムや表現を体で覚えることができます。

    5. テーマ別練習: 様々なテーマで短い英作文を書く練習を日常的に行います。5分間で書けるミニエッセイなどを毎日続けることで、書く習慣が身につきます。

    継続的な復習が大切です。毎日少しずつでも取り組むことで、着実に力がついていきますよ。

    『自由英作文の合格教室』と英検対策:準1級・1級突破で使うには?

    英検準1級・1級の二次試験で高得点を獲得するためには、論理的で説得力のある英作文を書く能力が不可欠です。

    『自由英作文の合格教室』は、この能力を効果的に養うための強力な参考書となります。

    まず、本書の特徴である「具体抽象」の考え方は、英検の採点基準に直接結びつきます。
    英検では「論理的な構成」が重視されますが、これは本書で学ぶ「抽象から具体への展開」そのものです。
    例えば、環境問題について書く際、「環境破壊は深刻な問題だ」という抽象的な主張から始め、
    具体例として「森林伐採による生態系への影響」や「プラスチック汚染による海洋生物への被害」などを挙げていく構成は、高得点につながります。

    オリジナルテンプレートで効率化

    次に、本書で作成する「オリジナルテンプレート」は、試験本番での強い味方となります。
    英検の制限時間(25分)内に質の高い英作文を書くには、効率的な文章構成が鍵となります。
    テンプレートを活用することで、「序論→本論(具体例を2-3つ)→結論」という基本構造を迅速に組み立てられます。

    さらに、本書の練習問題は英検の出題傾向とよく似ています。
    社会問題、教育、テクノロジーなど、幅広いテーマに取り組むことで、本番でどんなトピックが出題されても対応できる力が身につきます。

    英検準1級・1級の合格には、単に英語力だけでなく、論理的思考力と効率的な文章構成能力が求められます。『自由英作文の合格教室』は、まさにこれらのスキルを総合的に伸ばすことができる教材です。本書の内容を十分に吸収し、実践を重ねることで、自信を持って試験に臨めるようになるでしょう。

    最後に、英検対策において忘れてはならないのは、豊富な語彙力です。本書で学んだ構成力に加えて、日々の学習で語彙を増やしていくことで、より説得力のある、洗練された英作文が書けるようになります。準1級・1級突破への道は、『自由英作文の合格教室』と共に歩むことで、より確かなものとなるはずです。

    「自由英作文の合格教室」のまとめ

    『自由英作文の合格教室』は、自由英作文のスキルを効果的に向上させるための優れた教材です。以下にその特徴をまとめます:

    • ・論理的な文章構成の方法を基礎から学べる
    • ・インタラクティブなレッスン形式で楽しく学習できる
    • ・オリジナルテンプレートの作成方法を指導
    • ・英検準1級・1級の二次試験対策としても有効
    • ・初級から中級レベルの学習者に最適

    この教材を活用することで、大学入試はもちろん、英検やTOEFLなどの外部試験でも高得点を狙うことができます。
    また、実践的な英語ライティング力を身につけることで、将来的な英語の活用場面でも大いに役立つでしょう。

    英作文は多くの人が苦手意識を持つ分野ですが、適切な方法で学習すれば必ず上達します。
    『自由英作文の合格教室』は、その道筋を明確に示してくれる心強い味方となるはずです。

    [eiken-counseling]

【竹岡作文】『基礎英作文問題精講』の使い方と特徴を徹底解説

2024.06.25

ページ目次『基礎英作文問題精講』の使い方と特徴を徹底解説『基礎英作文問題精講』の特徴とは『基礎英作文問題精講』の対象者『基礎英作文問題精講』のレベル『基礎英作文問題精講』の構成と内容『基礎英作文問題精講』の使い方『基礎英作文問題精講』の復習の仕方『基礎英作文問題精講』の次のステップ『基礎英作文問題精

  • …続きを読む
  • 『基礎英作文問題精講』の使い方と特徴を徹底解説

    大学受験を控えたあなたにとって、英作文の力は必須です。

    本番で頭が真っ白になり、何も書けなくなるのは避けたいですよね。

    そんな悩みを解決するのが、竹岡広信先生の『基礎英作文問題精講』です。

    この参考書は、英文法の基礎から実践的な英作文まで、幅広くカバーしています。

    竹岡先生の丁寧な解説と効果的な練習問題で、あなたの英作文の苦手意識は驚くほど早く克服できるはずです。

    [toc]

    『基礎英作文問題精講』の特徴とは

    『基礎英作文問題精講』は、英作文力を効果的に向上させるためのユニークな特徴を持っています。

    体系的な構成
    本書は「基礎構文編」「鉄則・論理表現編」「自由英作文編」の3部構成になっており、基礎から応用まで段階的に学習できます。

    難関大学の入試で実際に出題されたレベルの問題が多数収録されているため、本番の試験でも通用する実力を養うことができます。

    50題の自由英作文問題とその解説により、論理的な文章構成力を養うことができます。これは、英検準1級や難関大学の入試で求められる重要なスキルです。

    単なる和文英訳だけでなく、論理的思考力や表現力も鍛えられるのが、この参考書の大きな強みですね。

    これらの特徴により、『基礎英作文問題精講』は単に英文を書く技術だけでなく、総合的な英語力を向上させることができる、非常に効果的な参考書と言えるでしょう。

    『基礎英作文問題精講』の対象者

    基本的な英文法、単語の学習を済ませて人が対象です。

    英検2級程度の学力があった方がスムーズに進みます。

    『基礎英作文問題精講』のレベル

    『基礎英作文問題精講』は、基礎とあるものの難関大学入試を見据えた高度な内容となっています。
    英作文の文字数は、自由英作文で100~150語程度の問題が多く収録されています。
    大学入試や英検準1級でもこの程度の文字数の英作文が出題されることが多いです。

    この参考書は偏差値60以上の難関大学入試を意識しているので、
    早稲田、慶應義塾大学などの難関私大を受験する人にも十分役立ちます。

    『基礎英作文問題精講』の構成と内容

    『基礎英作文問題精講』は、英作文力を体系的に向上させるために綿密に構成されています。本書は大きく分けて3つの章立てになっています。

    基礎構文編(精講1-100)

    100ページにわたり、基本的な英文構造を学びます。
    各ページは1つの重要構文に焦点を当て、例題、解説、練習問題で構成されています。
    見開き2ページで1つのトピックを完結させる構成で、効率的に学習できます。

    鉄則・論理表現編(精講101-150)

    自由英作文で必要となる論理的な表現力を養います。
    鉄則26項目と、11テーマ48本の必須フレーズを紹介しています。

    『基礎英作文問題精講』の特徴:鉄則・論理表現編

    鉄則・論理表現編は、この参考書の中でも特に注目すべき章です。
    この章では、単に英文を書く技術だけでなく、論理的な文章構成力を養うことができます。

    この章で学ぶ論理展開のテクニックは、英検準1級や早慶の入試でも大いに役立ちます。

    自由英作文編

    50題のテーマ別英作文問題を収録しています。
    各問題は見開き2ページ構成で、詳細な解説と複数の解答例を提供しています。

    『基礎英作文問題精講』の使い方

    [ptimeline]
    [ti label="STEP1" title="基礎構文編に取り組む"]まずは基礎構文編の問題を解きます。時間を計り、辞書を使わずに自力で和文英訳に挑戦しましょう。入試本番を想定し、制限時間内に書き上げる訓練をします。

    制限時間を超過した場合は、どれくらい超過したかを記録しておきましょう。

    [/ti]

    [ti label="STEP2" title="解答を確認・添削"]解答が終わったら、別冊の解答例と照らし合わせて自己採点します。間違えた箇所や表現の違いを赤ペンでマークし、どこが弱点かを把握します。[/ti]

    [ti label="STEP3" title="解説を熟読"]本冊の解説を丁寧に読み、なぜその英文が正解なのかを理解します。特に、文法ポイントや重要表現には下線を引くなど、復習しやすいようにマーキングしましょう。[/ti]

    [ti label="STEP4" title="音声で復習"]付属の音声教材を活用し、正解の英文を何度も聴いて音読練習をします。英文のリズムや発音に慣れることで、書く力だけでなく、話す・聞く力も向上させます。[/ti]

    [ti label="STEP5" title="鉄則・論理表現編へ進む"]基礎構文編を一通り終えたら、鉄則・論理表現編に進みます。ここでは論理的な文章構成のコツを学びます。各鉄則を理解し、例文を何度も書いて覚えましょう。[/ti]

    [ti label="STEP6" title="自由英作文に挑戦"]最後に自由英作文編に取り組みます。与えられたテーマについて、学んだ構文や表現を使って自由に英文を書く練習をします。書いた後は必ず解答例と比較し、表現の幅を広げていきましょう。[/ti]
    [/ptimeline]

    各ステップを繰り返し行うことで、英作文の基礎から応用まで幅広く学習できます。特に苦手な部分は重点的に復習し、弱点を克服していきましょう。

    定期的に以前解いた問題に再挑戦することで、自分の成長を実感できます。モチベーション維持にも効果的ですよ。

    『基礎英作文問題精講』の復習の仕方

    Golir

    英作文の内容や新出単語を定期的に復習することが大切です。まずは1回書いた英作文を1週間後、1ヶ月後に再度書き、理解度を確認しましょう。新出単語は繰り返し暗記し、例文とともに英作文に活用することで定着させます。

    解説には模範解答も記載されているので、それを見ないで自力で書けるように訓練するのも良いでしょう。

    また、定期的に書いた英文の音読も行い、スムーズな英語力を保つようにします。

    何度も何度も復習を行なっていくのが肝心です。

    『基礎英作文問題精講』の次のステップ

    このレベルをクリアできたら、志望校によっては過去問に移って問題ないでしょう。

    多くの場合ここまでやったら時間がなくなるでしょう。

    『基礎英作文問題精講』は英検準1級に使える?

    『基礎英作文問題精講』は、英検準1級の英作文対策にも非常に有効です。
    英検準1級では、120~150語程度の英作文が求められますが、この参考書で扱う問題の多くがこの語数範囲に収まっています。
    特に、論理的な文章構成や適切な語彙の使用、文法的正確さなど、英検準1級で求められる要素をしっかりと学べます。
    『基礎英作文問題精講』で培った英作文力は、英検準1級の試験で大いに役立つでしょう。

    『基礎英作文問題精講』を完璧にマスターすれば、英検準1級の英作文パートでも高得点を狙えるレベルに到達できます。

    ただし、英検特有の出題形式や評価基準にも慣れる必要があるので、『基礎英作文問題精講』と併せて英検準1級用の問題集も活用することをおすすめします。

    英検準1級のライティングや要約についてはこちらの記事で説明しています。

    『基礎英作文問題精講』vs ドラゴンイングリッシュ:どちらを選ぶべき?

    『基礎英作文問題精講』と「ドラゴンイングリッシュ」は、どちらも竹岡先生で人気の高い英作文教材ですが、特徴や対象レベルが異なります。

    項目 『基礎英作文問題精講』 ドラゴンイングリッシュ
    レベル より高度で、難関大学入試レベル 基礎〜標準レベル
    内容の充実度 和文英訳、自由英作文、論理表現など幅広くカバー 基本的な和文英訳が中心
    学習時間 じっくり取り組む必要がある 比較的短期間で終えられる
    対象者 早慶や難関国公立大を目指す上位層 英作文の基礎を固めたい人、時間のない人

    時間に余裕があり、高得点を目指すなら『基礎英作文問題精講』。基礎固めや短期集中なら「ドラゴンイングリッシュ」がおすすめです。

    『基礎英作文問題精講』のまとめ

    • ・解説が非常に詳細で分かりやすい
    • ・収録された英作文問題のレベルはGMARCH程度
    • ・英文の構造をしっかり解析→英作文力の向上
    • ・単語、熟語、文法事項も詳しく解説
    • ・英検準1級の英作文対策にも効果的

    以上のように、『基礎英作文問題精講』は、文法構造の理解と英作文力向上を目指す人に最適な英作文参考書といえます。

    繰り返し学習すれば、早慶や難関国公立大入試対策、さらには英検準1級対策にも大いに効果がある教材です。

    英作文に自信がつき、表現力が豊かになることで、リーディングやリスニングにも良い影響を与えます。総合的な英語力アップを目指すあなたに、ぜひおすすめしたい一冊です。

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【早慶必須】ロゴフィリアを徹底解剖!特徴・レベル・使い方を解説

2024.06.18

ページ目次上級英単語 ロゴフィリアを徹底解剖!ロゴフィリアってどんな単語帳?ロゴフィリアはどんな人におすすめ?ロゴフィリアのレベルは?早慶対策に使える?ロゴフィリアの著者はどんな人?ロゴフィリアの効果的な使い方をステップごとに解説!ロゴフィリアとリンガメタリカの比較ロゴフィリアに関するよくある質問ま

  • …続きを読む
  • 上級英単語 ロゴフィリアを徹底解剖!

    「ロゴフィリアって単語帳、なんか難しそう…」「早慶対策に本当に役立つの?」

    そんな悩みをお持ちのあなたへ。
    この記事では、英語学習のプロである私が「上級英単語 ロゴフィリア」を徹底的に解剖し、その魅力を余すことなくお伝えします!

    他の単語帳との比較や、著者の北村一真先生についても詳しく解説し、
    ロゴフィリアに実際に掲載されている英文も紹介しますので、ぜひ最後まで読んで、あなたの英語学習に役立ててくださいね!

    [toc]

    ロゴフィリアってどんな単語帳?

    「上級英単語 ロゴフィリア」は、2022年4月に発売された比較的新しい単語帳です。

    最大の特徴は、The Japan TimesやThe Guardianなどの英字新聞、BBCなどのニュースサイト、そして海外大学の論文など、実際にネイティブが読んでいる英文記事から厳選された文章を読みながら、自然と高度な英単語を身につけていける点にあります。

    大学入試でも頻出の出典ばっかりですね。

    従来の単語帳のように、単語と意味をひたすら暗記するような学習とは全く異なるアプローチで、「生きた英語」を体感しながら語彙力アップを目指せるのが魅力です。

    他の人気単語帳と比較

    では、他の単語帳と比べて、ロゴフィリアはどんな点が優れているのでしょうか?

    代表的な単語帳と比較してみましょう。

    単語帳 対象レベル 特徴 ロゴフィリアとの違い
    ターゲット1900 英検準2級〜大学受験 基礎的な単語を網羅的に学習 ロゴフィリアよりも基礎的な単語が多く、例文もシンプルで短い。
    システム英単語 英検準1級〜大学受験 頻出単語を効率的に学習 ロゴフィリアよりも単語数は多いが、英文記事は収録されておらず、例文も短め。
    鉄壁 最難関大学受験 東大入試に特化した難単語を学習 ロゴフィリアよりも学術的な単語が多く、英文記事は収録されていない。
    リンガメタリカ 英検準1級〜大学受験 テーマ別に単語を学習 ロゴフィリアよりもテーマの幅が広く、背景知識も学べるが、英文記事は短め。
    パス単 英検準1級 英検準1級 英検準1級の頻出単語を効率的に学習 ロゴフィリアよりも英検対策に特化しており、英文記事は収録されていない。

    このように、ロゴフィリアは他の単語帳と比べて、「実践的な英文記事を通して学べる」「単語解説が充実している」「音声ダウンロードサービスが付いている」という3つの点で特に優れています。

    どれももちろん素晴らしい単語帳ですが、レベルの高い英文を読みながらレベルの高い英単語を覚えられるという意味では他の単語帳とは比較できません!

    ロゴフィリアはどんな人におすすめ?

    ロゴフィリアは、以下のような学習者におすすめです。

    このような人におすすめ!
    • 英検準1級合格後、さらに上のレベルを目指したい人
    • 英検1級合格を目指している人
    • 早慶の受験を考えていて偏差値65程度の人
    • 海外のニュースや新聞記事を原文で読めるようになりたい人

    逆に、以下のような学習者には、まだ早いかもしれません。

    まだ早い!
    • 英検準2級レベルの単語もまだ完璧に覚えられていない人
    • 早慶の受験を考えているが偏差値60以下の人
    • TOEIC® L & R TESTで600点以下のスコアの人
    • 単語帳を使った学習に慣れていない人

    ロゴフィリアのレベルは?早慶対策に使える?

    ロゴフィリアのレベルは、英検準1級〜英検1級の中間レベルです。

    収録されている単語は950語ですが、そのほとんどが英検準1級レベルを超えており、中には英検1級レベルの単語も多数含まれています。

    そのため、TOEIC® L & R TESTで800点以上、英検準1級取得レベルの英語力を目安にすると良いでしょう。

    早慶の英語試験対策としては、ロゴフィリアは非常に有効です。

    近年、早慶の英語試験では、長文読解問題の難易度が上昇傾向にあり、高度な語彙力と文脈理解力が求められています。

    ロゴフィリアは、実際にネイティブが読んでいるレベルの高い英文記事を通して単語を学習するため、自然と文脈理解力を養うことができます。

    また、英検1級レベルの単語も多数収録されているため、昨今の早慶の英語試験で出題される単語をカバーすることができます。

    ロゴフィリアの著者はどんな人?

    ロゴフィリアの著者は、杏林大学准教授の北村一真先生専修大学准教授の八島純先生です。

    特に、北村先生は英語学習界隈では非常に有名な方で、「英文解体新書」「英語の読み方」などのベストセラー書籍を多数出版されています。

    北村先生の書籍は、難解な英文を分かりやすく解説してくれると評判で、多くの英語学習者から支持されています。

    ロゴフィリアも、北村先生のこれまでの著作同様、学習者の視点に立った分かりやすい解説が特徴です。

    英文解釈の上級レベル入門として有名な北村先生の「英文解体新書」ですが、こちらの記事で解説をしています。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/sankosyo/eigo/eibunkaitai/"]

    ロゴフィリアの効果的な使い方をステップごとに解説!

    ロゴフィリアを最大限に活用するためには、ただ漫然と読むのではなく、戦略的な学習方法を実践することが重要です。

    ここで紹介する効果的な使い方を参考に、ぜひあなただけの学習プランを立ててみてください。

    ステップ1:英文記事を精読する

    ロゴフィリアを開いたら、まずは英文記事をじっくりと精読してみましょう。

    このとき、「全て完璧に理解しよう!」と意気込む必要はありません。

    わからない単語があっても、前後の文脈から意味を推測したり、辞書を引くのは最小限に抑えながら、まずは全体像を掴むことを意識しましょう。

    1つの英文記事に3〜4回程度繰り返し音読も効果的

    音読することで、英語のリズムやイントネーションを自然と身につけることができます。

    例えば、ロゴフィリアのChapter 1「社会」にある「The Plight of the ‘hikikomori’」という記事では、以下のような英文が登場します。

    Experts estimate that more than a million Japanese people have become “hikikomori” – recluses who withdraw from society and often don’t leave their homes for months or even years.

    この英文を音読することで、「estimate」「recluse」「withdraw」「society」といった単語の発音を自然と覚えることができます。

    ステップ2:単語解説をじっくり読んで理解を深める

    英文記事をひと通り読み終えたら、次は単語解説をチェックしていきましょう。

    単語の意味はもちろんのこと、語源や類義語、反対語、トリビアなどにも目を通すことで、より深く単語を理解することができます。

    ストーリーと関連付けて情報を記憶

    単語解説に記載されているトリビアなどは、単語を記憶するための強力なフックとなるので、ぜひ積極的に活用していきましょう。

    例えば、「gregarious」という単語は「社交的な」という意味ですが、ロゴフィリアでは「羊の群れ」を意味するラテン語「grex」に由来するというトリビアが紹介されています。

    このように、単語の由来や背景を知ることで、より記憶に残りやすくなるだけでなく、英語学習そのものを楽しむことができます。

    ステップ3:日本語訳で内容を確認する

    単語解説まで読み終えたら、今度は日本語訳を確認して、自分の理解が正しかったかどうかをチェックしましょう。

    もし、理解が不十分だったと感じたら、もう一度英文記事に戻って、該当箇所を読み直してみてください。

    このプロセスを繰り返すことで、英文読解の精度を高めることができます。

    また、日本語訳を参考に、自分で英文を日本語に訳してみるのも効果的な学習方法です。

    ステップ4:クイズに挑戦して理解度をチェック!

    ロゴフィリアには、各英文記事の内容理解を深めるためのクイズが用意されています。

    解答する際には、必ず根拠となる部分を英文の中から探し出すようにしましょう。

    「なんとなくで解いていた」「勘で当てはまっていた」という状態では、真の英語力は身につきません。

    クイズを通して、自分が英文をどれだけ正確に理解できているかを客観的に把握することができます。

    ステップ5:苦手な単語は単語帳に書き出して復習する

    ロゴフィリアで出会った単語の中で、特に覚えにくい単語や重要な単語は、単語帳に書き出して、定期的に復習するようにしましょう。

    単語帳に書き出す際は、単語の意味だけでなく、例文も一緒に書き出すのがおすすめです。

    自分で例文を作ってみるのも、より記憶に定着させる効果があるのでおすすめです。

    また、単語カードや単語学習アプリを活用するのも効果的です。

    ステップ6:音声を利用してリスニング学習!

    ロゴフィリアの音声は、スマホアプリ「abceed」を使えば無料でダウンロードできます。

    ダウンロードした音声は、リスニング学習教材として活用しましょう。

    通勤・通学途中や家事の合間など、スキマ時間を有効活用して、繰り返し音声を聞くことで、自然と英語耳が鍛えられます。

    ロゴフィリアとリンガメタリカの比較

    背景知識を手に入れるのによく使われるロゴフォリアとリンガメタリカをここでは比較していきます。
    ロゴフィリアとリンガメタリカはどちらも長文を通して英単語を学習する点で共通していますが、いくつかの重要な違いがあります。

    • 網羅性: リンガメタリカ > ロゴフィリア
    • 難易度: ロゴフィリア > リンガメタリカ
    • 実践性: ロゴフィリア > リンガメタリカ
    • 背景知識: リンガメタリカ = ロゴフィリア
    • 語彙レベル: ロゴフィリア > リンガメタリカ

    1. テーマと背景知識:

    リンガメタリカは幅広いテーマを扱い、各テーマの背景知識を深く学べる構成です。一方、ロゴフィリアは背景知識よりも、単語を記憶しやすくするための興味深いトリビアに焦点を当てています。

    2. 英文の長さとレベル

    リンガメタリカは比較的短めの英文が多いのに対し、ロゴフィリアは実際の新聞や雑誌記事に近い、長くて複雑な英文が多く収録されています。そのため、ロゴフィリアの方がより実践的な読解力を身につけることができます。

    3. ターゲットレベル:

    リンガメタリカは英検準1級〜1級レベルをターゲットとしている一方、ロゴフィリアはほぼ全ての単語が英検1級レベルです。よりハイレベルな試験を目指す学習者に向いています。

    4. 構成と学習方法:

    リンガメタリカは左ページに英文、右ページに単語リストと解説という構成です。ロゴフィリアは左ページに英文、右ページに単語解説、最後に全訳という構成になっています。学習方法も、リンガメタリカは単語の関連付けを意識した学習方法を推奨しているのに対し、ロゴフィリアは英文読解を通して自然と単語を覚えていく方法を推奨しています。

    リンガメタリカについてはこちらの記事で説明しています。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/sankosyo/eigo/ringametarika/"]

    ロゴフィリアに関するよくある質問

    ここからはロゴフィリアに関する質問をまとめていきます。

    Q. ロゴフィリアだけで早慶に合格できますか?

    A. ロゴフィリアは非常に優れた単語帳ですが、これだけで早慶に合格できるとは断言できません。

    なぜなら、早慶の英語試験では、単語力だけでなく、文法力、読解力、英作文力など、総合的な英語力が求められるからです。

    ロゴフィリアは、あくまで単語力強化のためのツールの一つとして捉え、他の教材も併用しながら、総合的な英語力を高めていくようにしましょう。

    Q. ロゴフィリアはいつから始めればいいですか?

    A. ロゴフィリアは、英検準1級レベルの単語帳を1冊終えた後に始めるのがおすすめです。

    英検準1級レベルの単語をある程度理解していないと、ロゴフィリアの内容を十分に理解するのが難しい場合があるためです。

    高3の夏頃からロゴフィリアに取り組み始め、遅くとも秋までには一通り学習を終え、過去問演習に移行できるように学習計画を立てると良いでしょう。

    Q. ロゴフィリアの次にやるべき単語帳は何ですか?

    A. ロゴフィリアを完璧にマスターしたら、英検1級レベルの単語帳に挑戦してみましょう。

    おすすめの単語帳としては、以下の2冊が挙げられます。

    • パス単 英検1級
    • 英検1級 でる順パス単 単熟語 EX

    これらの単語帳で、さらに高度な語彙力を身につけることで、早慶の英語試験でも余裕を持って対応できるようになるでしょう。

    まとめ

    この記事では、「上級英単語 ロゴフィリア」について、他の単語帳との比較や著者の紹介、そしてレベル感や使い方、早慶対策への有効性などを詳しく解説しました。

    ロゴフィリアは、従来の単語帳とは一線を画す、実践的な英語力と教養を同時に身につけることができる画期的な単語帳です。

    この記事で紹介した内容を参考に、ぜひあなたもロゴフィリアを活用して、ワンランク上の英語力を目指しましょう!

【英文解体新書】レベル・使い方を解説、英語上級者を目指す!

2024.06.15

ページ目次英文解体新書 レベル・使い方を解説「英文解体新書」ってどんな本?特徴をわかりやすく解説!英文解体新書が他の参考書と一線を画す3つの理由【レベル別】「英文解体新書」はこんな人におすすめ!「英文解体新書」の章立てを詳しく解説【評判は?】「英文解体新書」の良い口コミ・悪い口コミを紹介「英文解体新

  • …続きを読む
  • 英文解体新書 レベル・使い方を解説

    「もっと複雑な英文を読めるようになりたいけど、大学受験用の参考書はもう卒業したい…」

    そんな悩みをお持ちのあなたへ。大学院入試や専門書にも対応できる、ワンランク上の英文解釈スキルを身につけるための指南書「英文解体新書」を紹介します。

    この記事では、実際に「英文解体新書」を使った私の経験談を交えながら

    • 難易度は?
    • どんな人におすすめ?
    • 効果的な使い方

    などを詳しく解説していきます。

    本書を読み終える頃には、きっと「英文解体新書」を手に取り、複雑な英文に挑戦したくなっているはず!

    [toc]

    「英文解体新書」ってどんな本?特徴をわかりやすく解説!

    「英文解体新書」は、英語上級者を目指す学習者に向けて、複雑な英文構造を理解し、正確に読み解くための思考プロセスを指南する、いわば「英文読解の指南書」です。

    特徴を一言で表すなら、「大学受験レベルの英文法知識を土台に、アカデミックな文章読解に必要な実践的な読解力を養う」こと。

    大学受験レベルの英文法を理解している前提で書かれているので、基礎力に自信がない場合は、先に基礎固めをしておくことをおすすめします。

    本書の特徴をもう少し詳しく見ていきましょう。

    英文解体新書が他の参考書と一線を画す3つの理由

    1. 複雑な構文を「解体」する思考プロセスを徹底解説

    「英文解体新書」というタイトルの通り、著者の北村一真先生が、複雑な英文をどのように「解体」して理解していくのか、その思考プロセスを丁寧に解説している点が最大の特徴です。

    よくある「なんとなく読める」ではなく、根拠を持って英文を理解できるようになるため、自信を持って読解できるようになります。

    例えば、「That the guy survived the accident surprised everyone.」という一見シンプルな文を例に挙げましょう。

    多くの人が意味を理解できる一方で、文法的に正しく説明できるでしょうか?

    本書では、この文における最初の “That” が接続詞であり、”That the guy survived the accident”全体が主語になっていることを、
    以下の手順で丁寧に解説しています。

    1,最初の “That” を見た時点で、代名詞、名詞を限定する場合、接続詞の3つの可能性を検討します。
    2,”the guy” が続くことから、代名詞と名詞を限定する可能性は消えます。
    3,接続詞と仮定して文を読み進めると、”surprised everyone” という動詞と目的語に辿り着き、文法的に矛盾なく解釈できることが分かります。

    接続詞や関係代名詞、倒置などが多用された複雑な構文も、本書で紹介されている思考プロセスに従って読み解いていくことで、論理的に理解できるようになります。

    2. 実践的な例文で「使える」読解力を身につける

    例文には、スティーブン・ピンカー、ユヴァル・ノア・ハラリ、マルコム・グラッドウェルなど、現代の著名な学者や作家の文章が豊富に使用されています。

    大学入試でもよく出題が確認される著者たちです。

    そのため、実際に英語圏の学術書や教養書を読む際に遭遇するような、実践的な英文に多く触れることができます。

    たとえば、本書では、有神論を批判したリチャード・ドーキンズの著作から、

    難易度★★★「英文解体新書」p78It seems to me to require quite a low self-regard to think that, should belief in god suddenly vanish from the world we would all become callous and selfish hedonists, with no kindness, no charity, no generosity, nothing that would deserve the name of goodness.

    レベル5まであって、レベル3でこのレベルです。

    といった、高度な語彙と複雑な構文を含む文章を例題として取り上げています。
    このような例文を通して、抽象的な議論や学術的な表現に慣れ親しみながら、論理的思考力や批判的思考力を養うことができます。

    3. 大学受験を超えた、一生モノの読解スキルが身につく

    本書で学べるのは、単なる試験対策のテクニックではありません。英文構造に対する深い理解と、論理的な思考に基づいた読解力は、大学院入試、専門書、論文、洋書など、あらゆる英語テキストに対応できる、一生モノのスキルになります。

    著者の北村先生は、本書について、

    “本書で扱う内容は、大学受験レベルの延長線上にありながら、大学受験のその先をも見据えたもの”

    と述べています。

    つまり、「英文解体新書」は、大学受験という通過点を過ぎた後も、高度な英語力を身につけるための土台を築き、生涯にわたって英語学習を深めるための羅針盤となるでしょう。

    【レベル別】「英文解体新書」はこんな人におすすめ!

    「英文解体新書」は、以下のような学習者におすすめです。

    • 大学受験を終え、さらに高度な英文読解力を目指す大学生
    • 大学院入試に向けて、アカデミックな文章読解力を鍛えたい方
    • 専門書や論文を英語で読めるようになりたい方
    • 英語圏のニュースやコラムを深く理解したい方

    本書に挑戦すべきか判断しよう

    以下に当てはまる方は、「英文解体新書」に挑戦するのに十分な基礎力があると判断できます。

    • 大学受験レベルの英文法を理解している
    • SVOC など、基本的な構文を把握している
    • 単語力に自信があり、辞書を引きながらでも英文を読める

    逆に、以下に当てはまる方は、基礎力不足を感じているかもしれません。

    英文を読むことに抵抗がある

    英文を読むことに苦手意識がある場合は、まずは簡単な英文から始め、徐々にレベルアップしていくことをおすすめします。

    中学・高校レベルの英文法を復習したい

    英文法の基礎が不安定な場合は、「英文解体新書」に取り組む前に、中学・高校レベルの英文法書で基礎を固めておくことをおすすめします。

    単語力が不足しており、辞書を引く回数が多い

    単語力が不足していると、英文を読むスピードが遅くなり、内容を理解する前に疲れてしまうことがあります。
    大学受験レベルの単語帳などを活用して、基本的な単語力アップを目指しましょう。

    基礎力に不安がある場合は、「英文解体新書」に取り組む前に、基礎固めを優先した方が、結果的に学習効率が高まります。

    慶應文学部、早稲田国際教養を受ける人はやった方が良い!

    慶應文学部や早稲田国際教養のような英語の文章が難しい学部を志望する場合は、

    英文解体新書を実施することをおすすめします。

    早稲田国際教養150年前の文章であるLibertyのような古典的な文章を出した歴史があるので、

    どのような文章が出ても対応できるようにした方が良いでしょう。

    他には、京都大学のような難しい解釈の問題が出る大学も時間に余裕があるのであれば、やっておくと良いでしょう。

    「英文解体新書」の章立てを詳しく解説

    「英文解体新書」は全8章で構成されており、それぞれ異なるテーマに基づいて英文読解のスキルを段階的に習得できるよう設計されています。

    第1章:基本的な文の構造

    英文読解の基礎となる、主語(S)・動詞(V)・目的語(O)・補語(C)の見分け方や、修飾語句の役割について解説しています。
    特に、複雑な文構造の中でも、SVを正確に把握することが重要であることを強調しています。
    例えば、「It is ~ that …」構文や「There is ~」構文といった、一見すると主語が分かりにくい構文についても、丁寧に解説しています。

    第2章:情報の流れと特殊な語順

    英語は、日本語と比べて語順が厳密な言語であるため、語順の変化が文の意味に大きな影響を与えることがあります。
    この章では、倒置や強調構文など、通常の語順とは異なる「特殊な語順」が使われる場合について、具体的な例文を交えながら解説しています。
    特に、情報構造の観点から、なぜそのような語順になるのかを解説している点が特徴です。

    第3章:情報の流れと特殊な構文

    分詞構文や関係詞節など、文中に埋め込まれる形で情報を追加する「特殊な構文」について解説しています。
    これらの構文は、文を複雑に見せる要因の一つですが、本書では、情報の流れを意識しながら読み解くことで、スムーズに理解できることを示しています。
    また、構文の解釈が曖昧にならないよう、注意すべき点についても詳しく解説しています。

    第4章:省略

    英語では、文脈上、明らかな場合は、語句が省略されることがあります。
    この章では、関係代名詞の省略や、比較構文における省略など、様々な省略のパターンを具体的な例文とともに紹介しています。
    省略された部分を意識することで、文の意味をより正確に理解できるようになると同時に、英文を書く際にも、簡潔で自然な表現ができるようになります。

    第5章:構文の擬態

    ある特定の構文と似ているけれども、実際には異なる構造を持つ構文を「構文の擬態」と呼びます。
    この章では、接続詞と前置詞の使い分けなど、学習者が誤解しやすい構文の擬態を具体例を通して解説しています。
    構文の擬態を見抜くためには、単語の正確な意味や品詞、文全体の構造を把握することが重要であることを強調しています。

    第6章:上級の読解英文法

    仮定法や話法など、大学受験レベルを超えた高度な文法事項について解説しています。
    これらの文法事項は、アカデミックな文章や文学作品など、より高度な英文を読む際に必要となる知識です。
    本書では、単に文法規則を暗記するのではなく、それぞれの文法事項が持つ意味やニュアンスを理解することを重視しています。

    第7章:破格的な構造

    文法的に見ると逸脱しているものの、実際にはネイティブスピーカーによって使用される表現を「破格的な構造」と呼びます。
    この章では、口語表現や文語表現、倒置や省略などを駆使した、高度な英文表現を紹介しています。
    破格的な構造を理解することで、ネイティブスピーカーの自然な英語に触れることができ、より深いレベルでの英語理解が可能になります。

    第8章:文章の構造

    文と文の繋がりを理解し、文章全体の意味を把握するための方法論を解説しています。
    指示語や接続詞、パラグラフ構造など、文章の cohérence (結束性) や cohésion (結合性) を高めるための要素について詳しく解説しています。
    英語の文章構造を理解することで、論理展開を掴みやすくなるだけでなく、速読にも繋がるでしょう。

    【評判は?】「英文解体新書」の良い口コミ・悪い口コミを紹介

    実際に「英文解体新書」を使った人の口コミを、良いものと悪いものに分けてご紹介します。

    【良い口コミ】「英文解体新書」で英文が見えるようになった!

    • 「英文を読むのが速くなった」これまでなんとなくで読んでいた部分が、論理的に理解できるようになり、結果として読むスピードも上がったという声が多く見られました。
    • 「洋書や論文も読めるようになった」専門性の高い文章にも対応できる、応用力の高い読解力を身につけることができたという声も。
    • 「解説がわかりやすい」著者の説明が論理的で、複雑な構文も理解しやすかったという意見が多く見られました。

    文章のレベル、解説のレベルは高いのでそれを理解できるためには高い学力が必要です。

    「英文解体新書」は、多くの読者から高評価を受けています。特に、英文を理解する力が飛躍的に向上したという声が多く寄せられています。

    まず、最も多く挙げられるのは、英文を読むスピードが上がったという点です。これまでなんとなくで読んでいた部分が、本書の論理的な解説によって構造を捉えやすくなり、明確に理解できるようになった結果、読むスピードが向上したという意見が多く見られます。
    レビューでは、「以前は、なんとなくで読んでいた部分が、この本で解説されているように論理的に構造を捉えることで、明確に理解できるようになり、結果として読むスピードも上がりました」という具体的な感想が寄せられています。

    次に、本書のテクニックを活用することで、洋書や論文といった専門性の高い文章にも対応できるようになったという評価もあります。
    英語で書かれた専門書を読むことが夢だった読者からは、「この本で紹介されているテクニックを使うことで、これまでハードルが高く感じていた洋書や論文にも、抵抗なく取り組めるようになりました。英語で書かれた専門書を読むことが夢だったので、本当に嬉しいです」といった喜びの声が寄せられています。

    最後に、著者の解説が非常にわかりやすいと評価されています。論理的な説明がなされており、複雑な構文も理解しやすいという意見が多く見受けられます。
    「著者の説明がとても論理的で、今まで理解があいまいだった文法事項も、すっきりと理解することができました。複雑な構文も、一つ一つ丁寧に解説されているので、迷うことなく読み進めることができます」というレビューが示すように、読者の理解を深める助けとなっています。

    以上のように、「英文解体新書」は、多くの読者にとって有益な一冊であることがわかります。

    読解力を高めたいと考えている人には、ぜひおすすめしたい本です。

    【悪い口コミ】 難しくて挫折…

    「難しい」大学受験レベルの英文法知識がある程度ないと、内容についていけないという意見がありました。
    「問題数が少ない」テーマごとの問題数が限られているため、より多くの問題演習をしたい人には物足りないと感じる場合もあるようです。

    「解説が少ない」全ての文章に対して解説があるわけではないので、和訳をみてどのような文構造になっているのかを読み取れる学力ない人には難しいでしょう。

    「英文解体新書」を最大限に活かす!効果的な使い方

    「英文解体新書」の効果を最大限に引き出すための、具体的な学習方法を紹介します。

    1. 1文ずつ丁寧に精読する

    本書は、英文を前から順番に、正確に理解していく訓練をするための教材です。そのため、最初から最後まで一気に読み通すのではなく、1文ずつ丁寧に精読していくことが大切です。

    本文中で北村先生は、大学受験の英文解釈では、「前から順番に、正確に」ということが強調されがちだが、大切なのは、

    “どこまでがすでに処理の範疇に入っていて、どこからが処理の範疇の外にあるのかを、常に意識すること”
    だと述べています。

    具体的には、以下の手順で精読していくことをおすすめします。

    • 文の構造を把握するために、SVOC を意識しながら、文の要素を分解します。
    • 接続詞や関係代名詞、前置詞句などに注目し、文の要素同士の関係性を明確にします。
    • 不明な単語があれば、辞書で意味を調べます。
    • 文全体の構造と意味を理解した上で、日本語で自然な訳を考えます。

    2. 辞書はこまめに引く

    本書では、大学受験レベルを超えた高度な単語も多数登場します。ただし、すべての単語を完璧に覚えている必要はありません。

    重要なのは、未知の単語に出会ったときに、辞書を効果的に活用しながら、文脈から意味を推測する力です。

    辞書を引く際は、以下の点に注意しましょう。

    • 単語の意味だけでなく、例文も合わせて確認することで、単語のニュアンスや使い方を理解することができます。
    • 複数の意味を持つ単語の場合は、文脈に合った適切な意味を選ぶようにしましょう。
    • 単語を覚えるだけでなく、実際に例文の中で使ってみることで、記憶に残りやすくなります。

    3. 解説を読み込み、思考プロセスを自分のものにする

    解答を確認するだけでなく、解説をじっくりと読み込み、著者がどのように英文を解釈しているのかを理解することが重要です。

    本書の解説では、著者の思考プロセスを「まずSVを把握する」「情報の流れを意識する」「構文の擬態に注意する」といった形で具体的に示しているため、著者の思考回路をトレースすることができます。

    著者の思考プロセスを理解することで、自分自身も英文を論理的に読み解くための道筋を掴むことができるようになります。

    解説を読む際は、以下の点に注意しましょう。

    • 著者がなぜそのような解釈に至ったのか、その根拠を理解するように努めましょう。
    • 自分なりの解釈と著者の解釈を比較し、違いがあれば、その理由を考えるようにしましょう。
    • 解説で説明されている文法事項や読解のポイントを、ノートにまとめるなどして、自分なりに整理しておきましょう。

    4. 音読を取り入れて、英語のリズムを身につける

    英文を声に出して読むことで、英語のリズムを体で覚えることができます。また、音読することで、文構造や意味がより明確に理解できるようになる効果も期待できます。

    5. 復習を習慣化する

    一度解いただけでは、知識は定着しません。定期的に復習を行い、学んだ内容をしっかりと記憶に定着させていきましょう。

    特に、本書で学んだ英文解釈のテクニックは、実際に英文を読む中で繰り返し使うことで身についていきます。

    復習には、以下の方法がおすすめです。

    • 解いた問題をもう一度解き直してみる。
    • 間違えた問題、理解が曖昧だった部分を重点的に復習する。
    • ノートにまとめた文法事項や読解のポイントを定期的に見返す。
    • 本書で扱われているようなレベルの英文を、継続的に読み続ける。

    【まとめ】「英文解体新書」で英語上級者への道を切り拓こう!

    「英文解体新書」は、決して簡単な教材ではありません。しかし、本書で提示される英文解釈のテクニックを習得すれば、大学受験レベルを超えた、より高度な英文読解力を身につけることが可能です。

    英語上級者への道は、決して平坦ではありません。しかし、「英文解体新書」を道しるべに、一歩ずつ着実に前進していきましょう!

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【システム英単語】早慶合格のおすすめの使い方、レベル、学習法

2024.06.05

ページ目次大学受験英語の鉄板!システム英単語を徹底解説 – 早慶合格への道 –システム英単語とは?システム英単語が選ばれる理由 – 4つの魅力 –システム英単語の効果的な使い方システム英単語で早慶合格を目指すための戦略システム英単語で通用する大学システ

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  • 大学受験英語の鉄板!システム英単語を徹底解説 – 早慶合格への道 –

    大学受験において、英語は多くの受験生にとって克服すべき大きな課題です。
    特に、難関大学を目指す場合は、膨大な単語量と高度な文法知識、そして長文読解力を身につける必要があります。

    その中で、単語学習は英語学習の基礎であり、他の科目にも大きく影響を与える重要な要素です。
    数ある単語帳の中でも、「システム英単語」は、その圧倒的な人気と実績から、多くの受験生から支持を得ています。

    この記事では、システム英単語の特徴や使い方、そして早慶合格を目指すための学習方法まで、詳しく解説していきます。
    さらに、学習効果を最大限に引き出すためのポイントや、よくある質問についても詳しく解説します。

    シス単は当塾でも合格するためにおすすめをしている単語帳です。

    [toc]

    システム英単語とは?

    「システム英単語」は、大学受験を目指す高校生・浪人生向けの単語帳です。
    受験生の間では「シス単」の愛称で呼ばれ、特に早慶・難関大学を目指す受験生に人気の1冊です。

    著者は、霜 康司氏と刀祢 雅彦氏。長年の受験指導経験と膨大なデータ分析に基づいて、
    大学入試で頻出の単語を厳選し、効率的に学習できるよう工夫されています。

    システム英単語には、レベル別に3冊の単語帳があります。

    • システム英単語Basic: 高校基礎レベル1500語。英語学習の基礎固め
    • システム英単語: 高校基礎レベルから難関レベル2000語。関関同立・MARCHレベル
    • システム英熟語: 1500語収録。早慶レベル、難関国公立大学レベル

    この記事では、システム英単語(標準レベル~難関レベル)について詳しく解説していきます。

    システム英単語が選ばれる理由 – 4つの魅力 –

    システム英単語は、他の単語帳と比べて多くの受験生から支持されているのには、いくつかの理由があります。

    1. レベル別構成 – 自分に合ったレベルから始められる

    システム英単語は全5章に分かれていて、章が進むごとに難易度が上がります。

    • 第1章: 高校基礎レベル(600語)
    • 第2章: 共通テストレベル(600語)
    • 第3章: 難関大レベル(MARCH・関関同立・国公立大)(485語)
    • 第4章: 最難関大レベル(早慶・難関国公立大)(336語)
    • 第5章: 多義語(180語)

    このように、レベル別に構成されているため、自分のレベルに合ったところから学習できます。

    例えば、共通テストレベルの単語をすでにマスターしている人は、第3章から始めることも可能です。また、早慶レベルの大学を目指す人は、第4章までしっかり学習することが重要になります。

    例文は覚えれば、英作でも使えて一石二鳥です

    2. ミニマルフレーズ – 単語の使い方が自然と身につく

    システム英単語では、例文の代わりに2語〜5語のフレーズ(ミニマルフレーズ)を採用しています。

    例えば、「access」という単語は、ミニマルフレーズでは「have access to the Internet (インターネットを利用できる)」と記載されています。

    ミニマルフレーズで単語を覚えることには、次のようなメリットがあります。

    • 単語だけ覚えるよりも意味を連想しやすい
    • 単語の使い方も覚えられる
    • 例文で覚えるよりも短いので簡単

    他の英単語帳では、単語と例文がセットで説明されるのが普通です。
    例文は語法や暗記のヒントにもなりますが、例文が長すぎると逆に覚えにくいことも。
    また、「知らない単語がありすぎて例文が理解できない」と悩んでいる人も多くいます。

    システム英単語のようにフレーズで暗記すれば、暗記の労力を最小限にしながら効率よく学習できます。

    さらに、ミニマルフレーズは、過去の大学入試問題を分析して、最も重要かつ頻出される用法や活用形を反映して作られています。
    つまり、受験でよく問われる使い方を重点的に学習できるということです。

    3. 試験に役立つ頻出単語単語だけを効率的に

    システム英単語は、大学入試によく出る単語だけを厳選して掲載しています。
    過去25年分の大学入試問題を分析し、試験に出やすい順に単語を紹介しているのです。

    また、意味が複数ある単語は、最も出題されやすい意味から解説されています。
    試験問題を徹底研究して作られた単語帳なので、信頼性も十分です。

    「試験に出るぞ!」と意識できるので、モチベーションも上がりますね。

    4. 無料音声データ – 発音とリスニングも同時に

    システム英単語には、無料で音声データがダウンロードできます。
    音声の内容は、各単語のアメリカ発音とイギリス発音、日本語訳を収録。

    試験にリスニングが必要な人はもちろん、イヤホンを使ったスキマ時間の学習にもおすすめです。

    こちらの駿台文庫のサイトからダウンロードができます。

    システム英単語の効果的な使い方

    システム英単語を効率的に活用するための具体的な使い方を紹介します。

    [ptimeline]
    [ti label="STEP1" title="目標を設定する"]まずは、システム英単語をいつまでに完成させるか、目標を設定しましょう。例えば、高3の春休みまでに1周、夏休みに2周など、具体的な目標を立てると、学習計画が立てやすくなります。[/ti]
    [ti label="STEP2" title="1日に学習する単語数を決める"]1日に何単語を覚えるか、目標を設定しましょう。初めて学習する場合は、100単語程度から始めるのがおすすめです。[/ti]
    [ti label="STEP3" title="赤シートで確認しながら学習する"]赤シートを使って、単語の意味を隠しながら確認し、復習を行います。意味が思い出せない単語は、付箋やペンでマークしておきましょう。[/ti]
    [ti label="STEP4" title="音声を利用する"]システム英単語には、無料で音声データがダウンロードできます。音声に合わせて単語を音読することで、発音とリスニングの練習にもなります。[/ti]
    [ti label="STEP5" title="ミニマルフレーズを意識する"]単語を覚えるだけでなく、ミニマルフレーズも一緒に覚えるようにしましょう。ミニマルフレーズを覚えることで、単語を実際に使えるようになります。[/ti]
    [ti label="STEP6" title="繰り返し復習する"]英単語は一度覚えただけでは、すぐに忘れてしまいます。定期的に復習を行い、記憶に定着させましょう。[/ti]
    [ti label="STEP7" title="単語カードを活用する"]システム英単語には、別売りの単語カードがあります。単語カードを使うことで、単語の反復学習がより効率的に行えます。また、持ち運びやすく、隙間時間に学習しやすいというメリットもあります。[/ti]

    [ti label="STEP8" title="記憶の定着を促すには音読や書き取りを取り入れる"]

    単語を覚える際には、単に目で見て覚えるだけでなく、音読や書き取りを取り入れることで、より記憶に定着しやすくなります。

    • 音読: 単語の発音と意味を同時に覚え、単語をより印象的に覚えることができます。
    • 書き取り: 単語のスペルを覚え、脳を活性化させる効果も期待できます。

    [/ti]

    [/ptimeline]

    まずは語彙力がないとどの教材も理解することは難しいですよ。できれば、高校2年生までにある程度覚えているようにしましょう!

    システム英単語で早慶合格を目指すための戦略

    早慶レベルの大学受験では、単語帳を1冊完璧に仕上げるだけでは不十分です。システム英単語をベースに、さらにレベルアップを目指しましょう。

    [ptimeline]
    [ti label="STEP1" title="システム英単語を完璧にする"]まずは、システム英単語の1章から5章までを完璧にマスターしましょう。特に、4章の難関レベルの単語は、早慶の過去問対策に役立ちます。[/ti]
    [ti label="STEP2" title="多義語を徹底的に学習する"]システム英単語の5章には、多義語が掲載されています。早慶レベルの入試問題では、単語の多義語を理解していることが重要です。[/ti]
    [ti label="STEP3" title="早慶レベルの単語帳に挑戦する"]システム英単語を完璧にしたら、早慶レベルに対応できる単語帳に挑戦してみましょう。「鉄壁」や「リンガメタリカ」などの単語帳がおすすめです。[/ti]
    [ti label="STEP4" title="過去問演習で単語を定着させる"]早慶の過去問演習を通して、実際に単語が使われている場面に触れ、記憶に定着させましょう。[/ti]
    [ti label="STEP5" title="英語の長文読解力も強化する"]単語力だけでなく、長文読解力も早慶合格には不可欠です。英文解釈の参考書や問題集を使って、長文読解力を強化しましょう。[/ti]
    [ti label="STEP6" title="弱点克服に励む"]過去問演習や模試を通して、自分の弱点を把握し、克服するための対策を練りましょう。[/ti]
    [/ptimeline]

    システム英単語で通用する大学

    システム英単語は、大学受験英語の学習において、欠かせない存在です。
    しかし、どのレベルの大学まで対で対応できるのか、疑問に思う人もいるでしょう。

    システム英単語で通用する大学は、レベル別に以下の通りです。

    高校基礎レベル (システム英単語Basic)

    • 私立大学: 産近甲龍、日東駒専、その他女子大など
    • 国公立大学: 地方国立大学など

    共通テストレベル~難関私大レベル (システム英単語)

    • 私立大学: 関関同立、MARCH、早稲田大学・慶應義塾大学(一部学部)など
    • 国公立大学: 旧帝大(一部学部)、地方国立大学(一部学部)など

    最難関レベル (システム英単語 + EX準1級)

    • 私立大学: 早稲田大学・慶應義塾大学(一部学部)、上智大学など
    • 国公立大学: 東大、京大、一橋大学など

    最難関最上位レベル (システム英単語 + EX準1級 + EX1級 or ピナクル)

    早稲田大学・慶應義塾大学(一部学部)

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/sankosyo/eigo/pinnacle/"]

    早慶レベルの難関学部や、東大・京大などの最難関大学を目指す場合は、
    システム英単語に加えて、さらにレベルの高い単語帳を併用することが必要となります。

    システム英単語に関するよくある質問

    Q1. システム英単語は早慶レベルに十分対応できますか?

    A: システム英単語は、早慶レベルの基礎的な単語を網羅していますが、早慶レベルの入試問題では、さらに高度な単語や語彙力が必要となる場合もあります。システム英単語を完璧にマスターした上で、早慶レベルに対応できる単語帳も併用することをおすすめします。

    Q2. システム英単語Basicとシステム英単語どちらから始めたら良いですか?

    A: 中学レベル~高校1・2年で学習した単語に不安がある場合は、システム英単語Basicから始めることをおすすめします。基礎固めをしてから、システム英単語に取り組む方が効率的です。

    Q3. システム英単語カードは必要ですか?

    A: システム英単語カードは、単語を効率的に覚えるためのツールとしておすすめです。特に、単語の反復学習や、持ち運びやすい点がメリットです。

    Q4. システム英単語を完璧にするのにどれくらいの時間がかかりますか?

    A: 個人差はありますが、1日100単語を目安に、2~3ヶ月で1周できるでしょう。その後は、定期的に復習し、記憶に定着させましょう。

    Q5. システム英単語は単語帳だけで十分?文法や長文はどうすれば良い?

    A: システム英単語は単語帳なので、文法や長文対策は別途必要です。

    • 文法: 「ポラリス英文法」や「桐原1000」などの参考書を使って、文法をしっかりと学習しましょう。
    • 長文読解: 「肘井の読解ための英文法」や「ぐんぐん伸びる英語長文」などの参考書を使って、長文読解力を強化しましょう。

     

    単語力は英語学習の基礎ですが、文法力や長文読解力も合わせて強化していくことで、総合的な英語力を高められます。

    まとめ – システム英単語で英語力を飛躍させよう!

    この記事では、システム英単語の特徴、使い方、そして早慶合格を目指すための学習方法について解説しました。

    システム英単語は、その豊富な単語数、レベル別構成、そしてミニマルフレーズを用いた学習方法など、多くのメリットがあります。

    早慶レベルの大学受験では、単語力だけでなく、文法力や長文読解力も必要となります。システム英単語をベースに、他の参考書や問題集も活用しながら、総合的な英語力を高めていきましょう。

    システム英単語は、大学受験英語の学習において、欠かせない存在です。

    この記事を参考にして、システム英単語を活用し、目標とする大学合格を目指してください!

The Essentials 英文法必修英文100の使い方【暗記推奨】

2024.06.04

The Essentials(エッセンシャルズ) 英文法編の概要 The Essentials 英文法編は、関正生先生による新しい英文法例文集です。 この本の特徴は、単に文法事項の説明をするだけでなく、長文やリスニングで実際に役立つ文法知識に焦点を当てている点にあります。 ポラリスなどの関先生の他の

  • …続きを読む
  • The Essentials(エッセンシャルズ) 英文法編の概要

    The Essentials 英文法編は、関正生先生による新しい英文法例文集です。
    この本の特徴は、単に文法事項の説明をするだけでなく、長文やリスニングで実際に役立つ文法知識に焦点を当てている点にあります。

    ポラリスなどの関先生の他の本と文法の説明自体は大きく変わりませんが、アプローチの仕方が異なります。

    本書では、長文やリスニングに頻出する英文を取り上げ、その理解に必要な文法事項を解説しています。
    つまり、4択問題が解けるようになるだけでは満足せず、実際の英語運用能力の向上を目指しているのです。
    厳選された100の例文を通して、英文法を「武器」にするためのエッセンスを学ぶことができます。

    例文は覚えれば、英作でも使えて一石二鳥です

    英文法例文集の特徴

    関先生 The Essentials 英文法編は、長文読解力を鍛えるための英文法例文集です。

    収録されている英文には、入試で頻出する表現やパターンが含まれています。

    例えば、仮定法におけるwere toの用法、助動詞+have+過去分詞の表現、接続詞thatの様々な働きなどが特徴的です。

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    各英文にはそのポイント解説が加えられているため、なぜその英文が例として選ばれたのかがわかりやすくなっています。

    The Essentials 英文法編のレベルと対象者

    The Essentials 英文法編のレベルは、高校1年生から3年生までの幅広い学年に対応しています。
    高校1、2年生は普段使っている問題集と並行して使用し、高校3年生は受験直前の総まとめに最適です。

    特に、文法問題集に不信感を抱いているものの、本格的に取り組む気力や時間がない人にこそおすすめしたい一冊です。

    また、日東駒専、GMARCH、一般の国公立大学を目指す高校3年生が、
    春から夏にかけて短期間で効果を出したい場合にも最適でしょう。

    一通り文法は学習したものの、もう一度さらっと復習したいという人にもおすすめです。
    ただし、本書はある程度学力が高めの人を対象としているため、初学者や基礎学力が不足している人には少し難しいかもしれません。

    英文/語彙の難易度

    The Essentials 英文法編で使用されている英文や語彙は、高校生にとって標準的なレベルに設定されています。

    例文は入試問題の長文やリスニングから厳選されているため、受験レベルの英語に十分対応できる内容となっています。

    ただし、前述の通り、本書はある程度学力が高めの人を対象としているため、基礎的な語彙力や読解力が不足している場合は、
    例文の理解に苦労する可能性があります。

    そのような場合は、まず語彙力を付けるための学習を並行して行うことをおすすめします。

    まずは語彙力がないとどの教材も理解することは難しいですよ。

    また、例文の難易度は、文法事項によっても多少の差があります。
    比較的シンプルな文法項目では平易な例文が使われている一方、複雑な文法事項では長めの例文が使われているため、
    読解に時間がかかることもあるでしょう。

    ただ、いずれの例文も無理のない範囲で選ばれているため、じっくりと取り組めば必ず理解できるレベルに収まっています。

    この一冊の例文を完璧にしていけば、文法の理解度としてはかなり高いですよ。

    語彙としては、『大学入試 肘井 学の読解のための英文法が面白いほどわかる本』よりも少し難しいレベル、と言えます。
    肘井先生の本は、文法事項を英文を通じて学ぶ入門書で、比較的平易な英文が選ばれています。

    どの教材を前提としてやっておくと良いか

    絶対的にやっておいて欲しいのが、『読解のための英文法 必修編』レベルの構文把握力は必要です。
    The Essentials 英文法編は長文の読み方に全振りしているので、
    あまり文法的な項目の説明自体は細かくされていません。

    そのため、『句とか節がわからない・・』といった人やSVOCがよくわからないという人は、
    まずは『読解のための英文法 必修編』に臨みましょう。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/sankosyo/eigo/hijiimanabu/"]

    構文の前にそもそも英文法がほとんど終わってない・・・という人は、
    流行りのこの教材に手を出す前にまずは『大岩のいちばんはじめの英文法』を実施してください。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/sankosyo/eigo/oiwaeibunpo/"]

    英文法項目全てを完璧に網羅的に解説されているわけではないので、一つ一つ丁寧に理解したい場合は、大岩先生の英文法をやると良いでしょう。

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    The Essentials 英文法編の特徴

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    ここからはThe Essentials 英文法編の特徴について詳しく見ていきましょう。

    オリジナルの英文で意味が完結

    この参考書の英文は、関先生が入試の傾向を分析して作成したオリジナルの英文です。
    単に過去の入試の一部を抜粋しているわけではありません。

    そのため、各英文は3~4行の短い文ながら、それだけで意味の完結した内容となっています。
    前後の文脈がなくてもその英文の意味を理解できるのが特徴です。

    実践的な文法力が身につく

    各英文にはその構文解析はもちろんのこと、
    この参考書の主眼は、難関大学入試(早慶など)で問われる英語における「実践的な文法力」の養成にあります。

    例えば、時制や助動詞、仮定法などを、単なる文法ルールとして覚えるのではなく、
    実際に英文の中でどのように使われているのか、
    どのような意味合いを持っているのかを理解することで、
    より深いレベルで文法を理解することができます。

    目次を見ながら内容確認!

    目次を見ながら、それぞれどのような意味合いがあるのかを見ていきましょう。

    CHAPTER 1 時制

    01 現在形 ― 現在を表す現在形は、過去や未来の出来事にも言及する場合がある
    02 過去形 ― 過去の出来事を表す過去形は、仮定法や丁寧表現にも使われる

    英文法の基礎となる時制について、長文読解に必要な知識を厳選して解説。
    時制は英文を理解する上で最も重要な要素の一つであり、
    この章の内容をしっかり理解することで、
    長文の内容を正確に把握できるようになります。

    CHAPTER 2 助動詞

    17 未来を表す助動詞 ― will, be going to, be about to, be to
    18 過去に関する推量を表す助動詞 ― may have + 過去分詞, must have + 過去分詞

    助動詞は、微妙なニュアンスや話し手の気持ちを表現する上で欠かせない要素です。
    この章では、様々な助動詞の用法を、具体的な例文とともに解説することで、
    長文読解における助動詞の理解を深めます。

    CHAPTER 3 仮定法

    30 仮定法過去 ― 「もし~だったら」と、現在とは異なる状況を仮定する
    31 仮定法過去完了 ― 「もし~だったら」と、過去とは異なる状況を仮定する

    仮定法は、受験生にとって理解が難しい文法項目の一つですが、
    長文読解においても重要な役割を果たします。
    この章では、仮定法過去と仮定法過去完了の用法を、
    わかりやすく解説することで、仮定法に対する苦手意識を克服します。

    CHAPTER 4 接続詞that

    41 that節 ― 名詞節を導くthatは、省略される場合もある
    42 that節 ― 同格を表すthat節は、名詞の後に置かれ、名詞の内容を説明する

    接続詞thatは、様々な役割を持つため、
    文法問題だけでなく、長文読解においても正確な理解が求められます。
    この章では、名詞節を導くthat、同格を表すthat節など、
    thatの多様な用法を網羅的に解説します。

    CHAPTER 5 不定詞・動名詞

    58 名詞的用法 ― 不定詞や動名詞は、名詞と同じように主語・目的語・補語になる
    59 形容詞的用法 ― 不定詞は、名詞を修飾して、名詞の性質や状態を説明する

    不定詞や動名詞は、英文の中で様々な役割を果たすため、
    正確な理解が不可欠です。
    この章では、名詞的用法、形容詞的用法、副詞的用法など、
    不定詞と動名詞の用法を体系的に解説します。

    その他、関係代名詞、比較といった理解が難しい部分についても丁寧な解説がされています。

    具体的な学習方法とおすすめの使い方

    [ptimeline]
    [ti label="STEP1" title="各英文をゆっくり丁寧に読み、ポイントを理解する"]100個の短い英文それぞれをゆっくり読む。解説も読んで、英文のポイントをしっかり理解する
    [/ti]
    [ti label="STEP2" title="音読練習を繰り返し行う"]音源を聞きながら、同じ速度で反復音読する。[/ti]
    [ti label="STEP3" title="チェックマーク表現の暗記"]The Rulesもそうですが、本教材にも覚えるべき表現にはマークがついていますので、こちらを暗記[/ti]
    [/ptimeline]

    オススメの使い方としては、音読を何度も何度もしながら、頭の中で意識的に内容を理解していくことです。
    多くの場合音読を意識せずにやってしまいがちですので、意識学習をするようにしてください。

    どのように考えたら良いのか?についてはこちらの動画付きの記事で説明しています。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/schoolmaster_blog/explain-movie/ishiki/"]

    この後におすすめの参考書

    文法をアウトプットで進めていきたいというのであれば、関先生のポラリスが良いでしょう。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/5minutes/5mineg/seki-pola-eibunpo/"]

    長文をすすめていくのであれば、同じ関先生の
    そのために一番オススメなのは、『The Rules』です。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/sankosyo/eigo/therules-leves/"]

    このシリーズをクリアしていくのと、それ以外だとSupremacyや『ぐんぐん伸びる英語長文』がおすすめです。

    その他どのような教材を使ったら効率的に学習ができるのか?、勉強法についてはこちらの記事でも説明しています。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/english-benkyo/"]


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