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2014年度 慶應FIT入試B方式

2017.11.20

2014年度慶應義塾法学部 FIT入試B方式 全体概観:二次選考 大問(400〜450字程度が2つ)各45分+面接  慶應義塾大学法学部のFIT入試は、まず 一次選考において書類の提出が求められ、それに準じて二次選考に残るか否かが決まります。 ちなみに以下が、合格者の人数となっています。 2017(

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  • 2014年度慶應義塾法学部 FIT入試B方式

    全体概観:二次選考 大問(400〜450字程度が2つ)各45分+面接

     慶應義塾大学法学部のFIT入試は、まず 一次選考において書類の提出が求められ、それに準じて二次選考に残るか否かが決まります。

    ちなみに以下が、合格者の人数となっています。

    2017(平成29)年度

    学 科 募集人員 方 式 出願者数 第一次合格者数 最終合格者数
    法律学科 最大80名 A方式 192(118) 63(40) 32(25)
    B方式 148(89) 100(65) 67(47)
    政治学科 最大80名 A方式 215(137) 69(48) 32(25)
    B方式 184(115) 100(65) 68(47)
    上記の合格者数には、A方式・B方式の両方式に合格したものを含みます。

    2016(平成28)年度

    学 科 募集人員 方 式 出願者数 第一次合格者数 最終合格者数
    法律学科 最大80名 A方式 180(111) 68(55) 30(24)
    B方式 162(100) 106(70) 67(43)
    政治学科 最大80名 A方式 213(144) 68(60) 30(27)
    B方式 145(87) 94(61) 65(45)
    上記の合格者数には、A方式・B方式の両方式に合格したものを含みます。

    2015(平成27)年度

    学 科 募集人員 方 式 出願者数 第一次合格者数 最終合格者数
    法律学科 最大80名 A方式 144(94) 74(55) 40(31)
    B方式 88(60) 86(60) 53(40)
    政治学科 最大80名 A方式 213(136) 78(57) 30(23)
    B方式 125(89) 100(75) 60(46)
    上記の合格者数には、A方式・B方式の両方式に合格したものを含みます。
    ( ):内数 女子

    では、2014年度のB方式の二次選考の回答のやり方について説明していきます。問題はこちらです。⇨http://www.admissions.keio.ac.jp/exam/fit14_b.html

    大問1:資料読み取り型小論文

    大問1では、与えられた資料(グラフ,表,データ,条文, 判例など)から読み取れることを 400 字程度にまとめます。ここでは、社会科学に必要な論理的 な思考力,考察力や多様なデータに対する知識が求められます。

    2014年度では、1965年の国ごとにまとめられた年齢別の労働力率をまとめたグラフAと1985年でまとめたグラフB、そして2005年のグラフCを総合的にまとめる能力が求められました。まずグラフAは、どの国もほぼ同じくらいだと言えます。しかし、グラフB以降スウェーデンが大きく伸びを見せる、その反面日本はあまり変動がみられない。そしてグラフCでは、グラフBではあまり伸びを見せていなかった韓国が日本に迫る勢いであり、日本も上昇はしているものの緩やかであると言える。ここで注意すべき点なのですが、この様なグラフや資料を読み取る型の小論文では、グラフから読み取れること以外を勝手に想像して書くことはやってはいけません。

    では、以上図Aと図B、図Cから読み取れる点を複合して問題点を指摘しましょう。つまり、「国毎に見る女性の労働」から見られる問題点です。以下が解答例です。

    ~解答例~

    図A,図B及び図Cは女性の労働率について、年齢で分け国毎に集計したものを図ごとに年度別にまとめたものである。まず、図Aでは韓国が全体的に低いものの各国とも女性の労働率に差はないと言える。しかしながら、図Bでは女性の社会進出に早期に乗り出した北欧のスウェーデンが全体的に大きく伸びを見せている。さらに、フランスも20代〜30代までの女性労働率が大幅に上昇している。その反面で、日本及び韓国は20年前の図Aとそれほど変わらず、腹ばいとなっている。そして、図Cではフランスも定年前までの女性労働率が全体的に上昇し、かつ日本もスウェーデンやフランスほどではないが上昇していることがうかがえる。また、図A及び図Bではそれほど変化の見えなかった韓国も20代の女性労働率が上昇している。この要因としては、女性差別の撤廃や女性の社会進出及び女性の育児休暇などへの関心の高さが、フランス・スウェーデンと日本や韓国を分けていると考えられる。(計410字)

     

    ※今回は文字数の関係で、図Cにおいてみられるフランス・スウェーデンでは育児休暇期間とみられる時期(20代後半〜30代前半)でも女性の労働率は低下していない反面で、日本や韓国では一時的に低下してしまうことを省きました。ですが、それについてのアプローチも可能です。

    大問2:発想力が問われる小論文

    大問2は、創造力,独創性,発想力が主に問われる問題で、対策をしていないと面食らうことになります。ですが、毎年割と奇抜な問題が出題されるために、過去の問題を遡っていればある程度身構えることが出来るでしょう。大問2は、大問1と異なり予想することが出来ないので、発想力に加えてそれにしっかりと肉付けできるほどの論理を身につけることが成功の鍵となってきます。では、2014年度の大問2を見ていきましょう。

    〜設例〜

    『昔、エジプトの発明の神テウトが文字を発明し、神々の王タモスに言った。「文字を学べば、知恵と記憶力が高まります」と。それに対しタモスは次のように答えた。「人々が文字を学ぶと、記憶力の訓練がなおざりにされ、忘れっぽくなる。また、文字が与える知恵とは外面的な知恵であり、人は見かけだけの博識家となり、うぬぼれてしまう。」
    テウトになりかわってタモスに反論し、その反論に対しタモスになりかわって再反論しなさい。』

    〜説明〜

    さて、二柱の神による対話を行う問題です。一見面喰らうかもしれませんが、これはつまり自分の意見を根拠を持って答えられるか、そしてその意見に対して正しく考察でき、批判や反駁を行うことができるかが問題です。このような議論を行う問題はディベートと同じように、双方の意見を正しく理解できるか、そしてその論拠を正しく述べられるか、さらに相手の意見は本当に正しいのか否かをしっかりと判断することが求められます。以下が解答例です。

    ~解答例~

    テウトの立場から反論する。タモスが先に述べた文字によって記憶がなおざりになるといった主張は正しくはない。その理由としては、文字によって記録することで人々は記憶する物事の幅が増え、かつ文字で記録することは自らの記憶の確認や整理も可能になる。さらに、文字が与える知恵が外面的であるという指摘も、人間は記憶だけで考えるのではなく文字を利用することで初めて考えることができる。反対にタモスの立場からこれに反論する。まずもって、文字を使用しなくとも人間には元来記憶力が備わっている。そして、文字を使わないことでその記憶力は増強される上に、思考力も上昇する。また、文字に依存することは記憶力をないがしろにすることにもつながり、文字で書き留めておけば記憶をしなくとも良いというような考えがはびこる蓋然性は高いと言える。故に、文字による記録は自らの記憶力を外面的に増加させ、本来の記憶力それ自体の増強には繋がらないと言える。(404字)

    400字程度なので、+-1割(40字)程度に考えておいてください。少なすぎても多すぎても採点者に読む気を与えません。

    以上は、FIT入試における小論文の回答の一例ですので、一言一句同じである必要はなく、自分が考える内容で構いません。ですが、回答にたどり着くまでの論理的な道筋は変わらないので是非参考にしてください。

2016年度 慶應FIT入試B方式

2016.10.26

2016年度慶應義塾法学部 FIT入試B方式 全体概観:二次選考 大問(400〜450字程度が2つ)各45分+面接  慶應義塾大学法学部のFIT入試は、まず 一次選考において書類の提出が求められ、それに準じて二次選考に残るか否かが決まります。 ちなみに以下が、合格者の人数となっています。 2017(

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  • 2016年度慶應義塾法学部 FIT入試B方式

    全体概観:二次選考 大問(400〜450字程度が2つ)各45分+面接

     慶應義塾大学法学部のFIT入試は、まず 一次選考において書類の提出が求められ、それに準じて二次選考に残るか否かが決まります。

    ちなみに以下が、合格者の人数となっています。

    2017(平成29)年度

    学 科 募集人員 方 式 出願者数 第一次合格者数 最終合格者数
    法律学科 最大80名 A方式 192(118) 63(40) 32(25)
    B方式 148(89) 100(65) 67(47)
    政治学科 最大80名 A方式 215(137) 69(48) 32(25)
    B方式 184(115) 100(65) 68(47)
    上記の合格者数には、A方式・B方式の両方式に合格したものを含みます。

    2016(平成28)年度

    学 科 募集人員 方 式 出願者数 第一次合格者数 最終合格者数
    法律学科 最大80名 A方式 180(111) 68(55) 30(24)
    B方式 162(100) 106(70) 67(43)
    政治学科 最大80名 A方式 213(144) 68(60) 30(27)
    B方式 145(87) 94(61) 65(45)
    上記の合格者数には、A方式・B方式の両方式に合格したものを含みます。

    2015(平成27)年度

    学 科 募集人員 方 式 出願者数 第一次合格者数 最終合格者数
    法律学科 最大80名 A方式 144(94) 74(55) 40(31)
    B方式 88(60) 86(60) 53(40)
    政治学科 最大80名 A方式 213(136) 78(57) 30(23)
    B方式 125(89) 100(75) 60(46)
    上記の合格者数には、A方式・B方式の両方式に合格したものを含みます。
    ( ):内数 女子

    では、2016年度のB方式の二次選考の回答のやり方について説明していきます。問題はこちらです。→http://www.admissions.keio.ac.jp/exam/fit16_b.html

    大問1:資料読み取り型小論文

    大問1では、与えられた資料(グラフ,表,データ,条文, 判例など)から読み取れることを 400 字程度にまとめます。ここでは、社会科学に必要な論理的 な思考力,考察力や多様なデータに対する知識が求められます。

    2016年度では、年代別の人口推移と社会保障給付費のグラフを総合的に読み取る能力が求められました。まずグラフ1は、年代別の人口推移と推移予測が内包されています。ここから読み取れる点を探すことになってくるのですが、このグラフから読み取れることは「少子高齢化」に収斂するするのではないでしょうか。実際、2000年代以降「少子高齢化」現象が顕著に現れてきていることは、火を見るよりも明らかです。ここで注意すべき点なのですが、この様なグラフや資料を読み取る型の小論文では、グラフから読み取れること以外を勝手に想像して書くことはやってはいけません。

    次にグラフ2では、社会保障給付費が載せられています。そこから指摘できる点は、全体的に右肩上がりになっている点でしょう。

    では、以上グラフ1とグラフ2から読み取れる点を複合して問題点を指摘しましょう。つまり、「少子高齢化」と「増大し続ける社会保障給付費」から見られる問題点です。一例としては、「増え続ける社会保障給付費を支える労働人口の低下」を上げることが出来ましょう。以下が解答例です。

    ~解答例~

    資料1によると、2000年頃を境に65歳以上の人数が14歳以下の人数に比べて増加し始める「少子高齢化現象」が見受けられる。さらに資料2によると、社会保障給付費は1965年以降増加し続ける一方であることが読み取れる。したがって、以上の2つより高齢者人口が増加するために年金や医療費などの社会保障給付費が増える一方で、64歳以下の労働可能年齢の人口が年々減少していくために、労働者一人一人が負担する費用が増加していることが指摘できる。また、資料1では今後も少子高齢化現象が解消されないとの予想がなされているので、今後も労働者一人一人が抱える負担が増大していくことが考えられる。それにより、労働者の負担を減らし、かつ今後働くであろう年少者のためにも年金制度の改革や移民制度の推進などが求められる。しかしながら、実現のためには年金制度であれば代替制度の充実、移民制度であれば犯罪対策など一筋縄ではいかないと想定される。(計405字)

    大問2:発想力が問われる小論文

    大問2は、創造力,独創性,発想力が主に問われる問題で、対策をしていないと面食らうことになります。ですが、毎年割と奇抜な問題が出題されるために、過去の問題を遡っていればある程度身構えることが出来るでしょう。大問2は、大問1と異なり予想することが出来ないので、発想力に加えてそれにしっかりと肉付けできるほどの論理を身につけることが成功の鍵となってきます。では、2016年度の大問2を見ていきましょう。

    〜設例〜

    来年1月1日から人類が鳥のように空を飛べるようになると仮定します。現在の法律および社会通念は人が空を自由に飛ぶことを前提としていないため、さまざまな混乱が生じると考えられます。どのような問題が起こるかを予測し、その解決策とあわせて400字程度で述べてください。

    さて、空を飛ぶという非常に特異な条件下です。しかし、この問題が法学部で出題されてるため、おきうる問題と対策するための法制度を如何に整えるかが争点となってきます。空を飛ぶという条件のため、犯罪の多角化や空中での事故などが問題になるのではないでしょうか。一例としては、今まで二次元的であった犯罪が上下にも動けるようになることで三次元的になることが指摘できます。また、プライバシーの観点を如何に解決するのかなど色々な問題点が想定できます。以下が解答例です。

    ~解答例~

    設問のように、人類が空に飛べるようになった場合、現在の法体系では対処できない問題が多く発生すると考えられる。私は、その中でも特に「プライバシー保護」の問題が、現在と比べ大きな問題になると考えられる。現在は、個々人のプライバシーを個人情報保護法などで守ることができている。しかしながら、人間が空を飛ぶようになることで上空から好きに他人の家の私生活などを覗けるようになってしまう。設問のように、人間が皆空を飛べるようになったとすれば、それは当然自由権に含意されるものとして理解される。反面、自由に空を飛びまわれることで上記の問題が発生し、既存のプライバシー保護の方法が骨抜きとなってしまう。そこで私は、仮に空を飛べるようになったとしても現行の道交法と同じような法が必要だと考える。これには航空法の高度制限などに反しないように留意しながら、予め飛行可能なルートを示すことや、民家の上空は低空飛行不可能にすることなど、ある程度個別具体的な例を盛り込むことが必要だと考える。

    (436字)

    400字程度なので、+-1割(40字)程度に考えておいてください。少なすぎても多すぎても採点者に読む気を与えません。

    以上は、FIT入試における小論文の回答の一例ですので、一言一句同じである必要はなく、自分が考える内容で構いません。ですが、回答にたどり着くまでの論理的な道筋は変わらないので是非参考にしてください。

【慶應義塾大学法学部小論文】0から小論文対策|小論のプロが直伝!

2016.07.06

慶應義塾大学法学部 法学部での小論文では、法律や政治、最近話題になってることに関する文章(たとえば、2014年の家族をテーマにした問題など)や倫理観を求める問題が出題されます。法学部という性質上、大学で法律を学ぶ必要になるため、入試で求められる問題も法律関係の文章になるのは仕方のないことです。一般的

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  • 慶應義塾大学法学部

    法学部での小論文では、法律や政治、最近話題になってることに関する文章(たとえば、2014年の家族をテーマにした問題など)や倫理観を求める問題が出題されます。法学部という性質上、大学で法律を学ぶ必要になるため、入試で求められる問題も法律関係の文章になるのは仕方のないことです。一般的な受験生の年代だと、法律とは何か?という点に触れる機会も少なく、文章を読むのが大変だな。。と感じる人も多いかと思います。
    そうした入試問題に臆することなく、対応でき自分の意見を述べるには、知識やデータ、論理的思考力そのすべてを普段から意識して鍛えていく必要があるでしょう。

    [toc]

    全体概観:字数1000字以内 90分

    ただ単に、文章を書き連ねていくだけではなく、文章内容を理解してるのか?(理解力)やいかに文章を上手くまとめるチカラがあるのか?(文章構成力・論理性)や豊富な発想力などが期待されています。
    受験生が陥りがちなミスとしては、①突飛すぎること ②文章が定型文過ぎること等が挙げられます。
    問題文自体の読解の難易度は高いですが、落ち着いて読めば筆者の論点とそれに対比している意見が浮き彫りになってきます。それらを元に要約を行っていけば、良い文章を書く材料となるでしょう。(稀に、問題に要約の可否について書かれていない場合もありますが、基本は小論文の先頭に2割5分〜4割弱の要約を付けましょう。)
    しかし、問題文を読解し、要約し、自分の考えをまとめるのには90分はそう長くありません。そのため、普段から物事を考える癖を付けておきましょう。

    それでは実際の入試での進み方を1ステップずつ解説していきます。
    ご参考にしてみてください。

    ステップⅠ 〜課題文を読む(読解・理解力)〜

    (目標時間15分)

    まずは、課題文の読解です。先ほども書きましたが、慶應義塾大学法学部の小論文では、法律や政治等に関する課題文が多いです。そのために、普段からそれらの文章に馴染んでおいた方が絶対にいいでしょう。そのことが、本番でも落ちついて課題文を読むことに繋がります。もし新聞をとっているならば毎日、政治や法律、国際関係に関わる記事に目を通すことに加えて、社説を読むことも読解力を上げることや良い文章を書く手助けとなります。

    当塾では現代文の勉強時に使用する『コトバはチカラだ!』『読解を深める現代文単語』といった教材で文章の中に出てくる難解な単語を自身で噛み砕いて理解する練習をすると良いでしょう。要約をするといこと=文章の内容を自身で再構成するという意味ですので、中途半端な理解では文章を要約することはできません。読解力に不安のある方はまずは、コトバレベルでの確認を行っていくと良いでしょう。

    加えて法律学科を目指す方ならば、『父と娘の法入門 (岩波ジュニア新書 (519))』が良いでしょう。法学者である筆者が、娘に対して法律をわかりやすく教えるというもので、スラスラ読める上に内容もしっかりしているので、将来法律学科に進む人にも政治学科に進む人にもおすすめできる本です。まさに、法律初学者向けといったところでしょうか。

    他には、法律学科であればJuristや、法学セミナーなどで、自らが気になった巻を買って、法実務に携わる人たちの考えに触れてみるのもいい刺激となるでしょう。
    また、政治学科に進みたいと考える人は 『はじめて出会う政治学―構造改革の向こうに (有斐閣アルマ)』などの初学者向きの本を読むのもいいでしょう。他には、プラトンの『国家』などやモンテスキューの『法の精神』などの政治哲学・社会学の古典の名著もお勧めします。ここ近年の、政治哲学・法哲学の課題文を読み解くには相当程度役立つでしょう。

    ステップⅡ 〜文章構成・論理性〜

    次は、自らの意見を書くときに重要になる「論理的な思考力」や、文章の説得性を強めるための「文章構成力」が問題となります。
    まず、文章を読んで自分が述べたい結論を最初に書くのも一つの手です。それにより、文頭で自分の立場を明らかにすることができるため、その意見を核に文章展開をすることが楽になります。
    次に、筆者の立場と自分の立場を比較させて書くことも重要となります。文章を読解したということを理解することを採点者に明示するためにも重要です。事前に文章を読解しているのですから、好き勝手に文章を書くのはいけません。
    また対比を用いることで、自分の文章に厚みを持たせることが可能になります。もちろん、自らが見つけたその対比を乱用するだけではなく、自分の主張したい意見と関連付けましょう。

    「論理的な思考力」は一昼夜で得られるものではありません。ですが自身に「論理的な思考力」がないからと言って悲観的になるのではなく、まずは上手な人の文章を真似したり、参考にしたりすることから始めましょう。
    特に、上記の本の作者はそれらの道の専門家なのですから内容に注目するのはもちろんのこと、上手なものの言い回しや語尾の使い方などを取り入れていくことが上達の第一歩となっていきます。

    ステップⅢ ~意見論述・独創力~

    法学部の論述力問題において肝になってくるのは、いかにして課題文と自らの意見を関連づけて文章を展開できるかと言えます。急に、自分の意見を述べろと言われたところで思い浮かぶものではないでしょう。
    しかしながら、上記の通り新聞や多様な本を読むことで、法哲学や社会学における問題点を見いだせる蓋然性は大幅に上がります。
    そこで、意見論述において求められているのは独創力・発想力です。もちろん、その発想や独創的な考えが突出しすぎる必要はありませんが、散々語られているような意見を述べたところで、それはあなた自身の意見とは言えません。かといって、あまりに突飛な意見を述べても、その根拠を1000字で述べるのは楽なことではないでしょう。ですから、ある程度独創的な意見を本番前までに自分の中で醸成させておきましょう。そして、数百字程度で自分の意見をまとめておくことで、本番でも臆することなく記述できるでしょう。

    過去の法学部の課題文とテーマ一覧

    2016年 トインビーの文明に対する考え について
    山本新著『人類の知的遺産74 トインビー』(講談社、1978年)
    2015年 「生物多様性」と人間の「関係価値」 について
    阿部健一著『科学』 「生物多様性という関係価値ー利用と保全と地域社会」(2010年10月号所収)
    2014年 フェミニズムにおけるケアと正義の二元論 について
    岡野八代「規範倫理における主題としての「家族」」、『立命館法学』333・334号(2016年5・6号)
    2013年 日本の内閣発足時の状況と現在のリーダーシップのあり方 について
    村瀬信一著『明治立憲制と内閣』(吉川弘文館、2011年)
    2012年 「国家の未来」 について
    長尾龍一著『リヴァイアサンー近代国家の思想と歴史』(講談社、1994年)
    2011年 抵抗権 について
    ホセ・ヨンパルト著『法哲学で学んだこと 一法学者の回顧録』(成文堂、2008年)

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慶應義塾大学法学部【日本史】本番で圧勝の徹底対策シリーズ

2016.06.29

慶應義塾大学法学部 入試難易度:3.0 問題の傾向はザ・私大文型です。年度によっては慶應の他の学部と比べるとかなり細かい知識まで問われるので注意してください。 全体概観:配点100点 時間60分 全問マークシートなので時間が足りないといことはありません。かなり多くの語群から探していくという特殊なタイ

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  • 慶應義塾大学法学部

    入試難易度:ico_grade6_33.0

    問題の傾向はザ・私大文型です。年度によっては慶應の他の学部と比べるとかなり細かい知識まで問われるので注意してください。

    [toc]

    全体概観:配点100点 時間60分

    全問マークシートなので時間が足りないといことはありません。かなり多くの語群から探していくという特殊なタイプの問題なので念入りに過去問を行なっていく必要があります。また、資料集などを活用して資料・史料問題に対応するチカラをつけることも重要になります。

    対策1:細かな知識はどのように入れていけば良いのか?

    入試に細かな知識が出るからといっていきなり細かな知識を入れても、他の単語との関連が薄いのですぐに忘れてしまいます。ですから、まずはじめにすることは他の学部を受ける場合と変わりません。基本的な知識(年号、大枠の各自体毎の流れ、代表的な人物など)を確実に入れていくことが先です。これらの知識の連関なしには細かな知識を覚えるのは不可能です。また、上記の基本的な知識があれば選択肢の消去法ができるので使ってみましょう。法学部は選択肢が多いためちょっと特殊な消去法になりますが、過去問をやりこむことでわかるかと思います。

    *もちろん、消去法などについて当塾で塾生に指導しています。

    1つ例を見てみましょう。

    [su_box title="慶應義塾大学 法学部 日本史 2016年 大問Ⅳ設問2" style="glass"]
    下線部(ア)について、日露の国境を確定する際に、樺太の放棄を提案した政治家は誰か。
    ※下線部(ア)は千島列島[/su_box]
    選択肢をみてみます。「青木周蔵・阿部信行・石原莞爾・板垣征四郎・伊藤博文・井上馨・梅津美治郎・岡田啓介・黒田清隆・小磯国昭・近衛文麿・小村寿太郎・斉藤実・東条英機・野村吉三郎・橋本欣五郎・林銑十郎・平沼騏一郎・広田弘毅・真崎甚三郎・陸奥宗光・山本五十六・山本権兵衛・米内光政」と日本人だけでこれだけの人数が居ます。ただし、日露の国境画定は樺太・千島交換条約(1875)ですから、明治初期の人物を考えて見ます。
    受験生の皆さんがよく使っている『石川昌康の日本史B講義の実況中継』を見てみましょう。3巻252ページに「そして開拓使を置いて中央政府管轄で北海道を開拓していく。しかし、明治政府はなんたって貧乏です。とても樺太には手がでないから、「もう樺太はロシアにあげて、その代わり、千島列島を全部もらおうよ」といいうのでロシア側と話がつき、1875年、「樺太・千島交換条約」が結ばれました。Q:全件となってロシアに出向いて条約を調印した人物は?ー榎本武揚・樺太・千島交換条約のアイディアを出したのは黒田清隆です。旧幕臣の榎本は北海道開拓に熱意を示していた。・・・」とあります。
    単純に知識として黒田清隆だなと導き出しても大丈夫です。しかし、選択肢をよく見てください。榎本武揚はいません。明治初期に活躍した人物で北海道に関係がある人物は黒田清隆しかいませんね。(黒田清隆は開拓使の長官になっていますね。また、開拓使官有物払下げ事件でも黒田清隆の名前が出てきます。= 実況中継3巻270ページ参照)このような知識を持っていれば消去法でも黒田清隆を推測することは可能となります。

    過去の法学部の問題一覧

    2016年「中世までの文化・社会経済・外交史」「古代〜近世の武士」「古代〜近世の儒教」「ポツダム宣言受諾に関する政治外交の動き」

    2015年「桓武天皇の政治」「江戸初期の対外政策と禁教・鎖国」「江戸〜明治初期の貨幣制度」「対象〜戦間期の経済・外交・政治」

    2014年「古代・近世・近代の地震」「近代の憲政史 」「衆議院議員総選挙の歴史」「池田勇人首相の所信表明演説」

    2013年「 中世の災害 」「幕末・明治期に海外渡航した人々」「幣原喜重郎の回想録」(外交五十年)「農地改革 」

    2012年「古代~近代の仏教」「中世の法 」「中世における民衆の蜂起 」「近現代の政党 」

    2011年「食文化の歴史」「日本が外国から受けた影響」「大隈重信の回想録(「大隈伯昔日譚」)」「日本国憲法の制定過程」

    2010年「住まいの歴史」「武家諸法度と大名統」「伊藤博文の直話」「行政機構・官僚制の歴史 」

    2009年「氏族の形成とその歴史」「歴史書編纂の推移」「古代~近代の商業史」「『桂太郎自伝』にみる幕末・明治」

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