本ブログでは、「現代文と格闘する」を使って早稲田大学の現代文を攻略するためのポイントをお伝えしていきます。 ページ目次「現代文と格闘する」の特色「現代文と格闘する」はどのような人が使うべきか?▶「現代文と格闘する」を使う時期について「現代文と格闘する」の使い方「現代文と格闘する」の成績
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「現代文と格闘する」の特色
「現代文と格闘する」の対象者
現代文の基礎ができていて、さらにレベルアップを目指しているひと。偏差値60~
テクニックではなく、正面から現代文にぶつかっていく参考書。
参考書自体の内容が濃くこの教材を読む前提としてある程度の現代文の実力を必要とします。ふだん、文章の内容を考えずに表面的な理解で文章を読んでいる人には難しい。
現代文ができない人がこの教材に手を出すのは気が早いでしょう。
現代文ができない人ができるようになる教材ではなく、現代文ができる人がもっとできるようになるレベル感の教材です。現代文がまだ苦手だなーと感じる人は、、
全レベル問題集 現代文基礎,共通試験レベルを取り組んで、もう少し問題のレベル感が低めの現代文開発講座に取り組みましょう。
[nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/sankosyo/gendaibun/zenlevel/"]「現代文と格闘する」はどのような人が使うべきか?
GMARCH、関関同立を志望している人はこの教材はオーバーワークです。MARCH、関関同立を目指しているということは、
そもそもの読解力があまり高くない生徒である可能性が高い(進学校に通ってない) ので、
『現代文と格闘する』を読んでも理解不足に終わるか、途中で挫折する恐れが高いです。MARCH、関関同立レベルであれば、、
現代文は接続詞の使い方、漢字、現代文単語を入れて、過去問を解いていくことで十分対応は可能です。適切に学ぶことができないと伸びることが難しい現代文に時間をかけるよりも、
英語、歴史科目に取り組むべきでしょう。受験は全体最適が肝心です。出典一覧
第一部言葉をイメージする、第二部(読み方)に10講、第三部(問題演習)に13講という構成です。
[su_spoiler title="クリックで表示。ネタバレ防止のため隠しています" icon="plus-square-2"]▶問題1 『移り住む魂たち』 /問題2『わかりやすいはわかりにくい?』/問題3 『世間とは何か』/問題4 『今日の芸術』/問題5『少年たちの戦場』/問題6『それから』/問題7『廃墟について』/問題8『事実と創作』/問題9『東京の謎』/問題10『言葉と無意識』/問題11『ネーションと美学』/問題12『社会科学の落日』/問題13 『国語という思想』[/su_spoiler]
▶「現代文と格闘する」を使う時期について
まず、この参考書の使い方として高校3年の夏にこの参考書を使うことを考えてみてください。
■高校1,2年生の場合
まだ時間はたっぷりあります。一度この参考書を読んでみましょう。
高校3年の夏にこの参考書を理解するために何が必要なのかを考えてスケジュールを立てましょう。
その通りに進んでいき、高校3年の夏にこの参考書を使えるようになっていれば、
現代文の力はかなり高いレベルでついています。■高校3年生や浪人生
期間を決めて(1か月後にこの参考書を始める、など)その間にやるべきことを決めて準備をしてからこの参考書を使ってみてください。
高い目標かもしれませんが、チャレンジする価値のあることだとおもいます。
「現代文と格闘する」の使い方
▶おすすめ使用期間
2ヶ月程度問題文をコピーして、まずは読解をしていきましょう。
まずは読解が100%できている状況になるまで読み込みをしていくのがベストです。
文章を読むことと理解することは別問題です。
文章を読むことができていても、理解ができてないことが往々にあります。
日本語だから読むことができますが、
「この文章は即ち何をいってるのか?」を問われると、一体どういうことを言っているのかわからない。。では問題を読んで理解していくこととしてはイマイチです。
文章を読みながら、「直前の文章のつながりはどうなっているのか?」、「文章全体としてはどうなっているのか?」というのを確認してください。注意点
文章が読めていないのに適当に解答をして解説を読んでいくのは、意味がないでしょう。
現代文は社会、理科、英語、数学とは違って知識ではなく、頭の使い方が肝心です。頭の使い方ができるようになるまでには、大変ではありますが、、
この教材に時間をかけてゆっくり取り組むことで、
着実に頭の使い方を学ぶことはできるでしょう。「現代文と格闘する」の成績を上げるための使い方
時間に余裕のある生徒はこの教材の文章を要約してください。
要約する際には100字がオーソドックスで更に余裕があれば、
50字→30字→15字で要約をしてみてください。要約をする際のポイントとして、
筆者の言いたいことが適切に取れているかどうか?というのがポイントになります。また客観的な視点を養うために、
自身の書いた要約を他の人(本文を読んだことのない人)に見せて、
筆者の言いたいこと=相手の理解したことになっていることになったいるかどうかを確認してください。また他に見せられる人がいない!という人は時間をおいて(1週間程度)自分で再度見てみても良いでしょう。
「現代文と格闘する」の後はどうするか?
現代文と格闘するができているレベルであれば、
早稲田大学の過去問を解くことも可能でしょう。早稲田大学の学部別の対策はこちらよりご確認ください。
[nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/sokeitettei/"]この参考書によくある質問集
ここではこの参考書によく当塾に寄せられる質問をQ&A形式でお答えします。
[speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitom1.gif" name="質問1"]やってみたけど、難しいです。全然わかりません。[/speech_bubble]
その通り。難しいです。現代文は日本語だから読めるよ、と簡単に考えがちですが、実は非常に難しいものです。さまざまな用語をしっていて、さまざまな思想・文化について背景となる知識を知っていなければなりません。文章中にもさまざまなレトリックが使われています。それをひとつひとつ解説するという王道の参考書です。
もし、どうしても難しいという方は、この参考書の内容を解説してもらいましょう。本当にこの参考書の内容を理解できれば、かなりのレベルの実力がついています。参考書というものは、指導者について進めていったほうが絶対に効率がいいです。当塾でも、この参考書の解説等も行っていますので、ぜひ当塾にご相談ください。[speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitom1.gif" name="質問2"]この参考書は1回やればいいですよね?現代文で同じものを繰り返しやる意味がわかりません。[/speech_bubble]
まず、この参考書は最低2回は繰り返してください。1回で理解することは非常に難しい参考書です。現代文の参考書を繰り返す行う意味としては、思考のプロセスを矯正する点にあります。2回目以降は文章を読んでいるときに解説の内容を思い出してみてください。読みながら、どのように考えていくのか?という点をこの教材を何度も読みながら理解していきましょう。
[speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitow1.gif" name="質問3"]共通試験だけ現代文が必要で、更に高得点が必要です。そもそも現代文が苦手なのですが、この教材は必要ですか?[/speech_bubble]
現代文に使える時間と受験までの残り期間、現代文でとらなければいけない点数によります。他の科目がまだ全然できてなくて、現代文にもかける時間がないようであればやめたほうが良いでしょう。ただ、他の科目もある程度取れていて更に現代文も点数も取らなければならないという状況であれば、最初の第一章の現代文の読み方の部分を読んで、評論、小説から何問かピックアップしてその何問かを繰り返し行なった上で、共通試験の過去問を行うと良いでしょう。
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