早慶・難関国立・難関私立大学を目指している受験生が当塾でどのように最速で政治経済を学んでいるのか、その勉強方法をお伝えします。勉強はただやみくもに時間ばかりかけても成績は上がりません!適切な勉強方法、計画を建てて何をいつまでに行うのか?を決めておく必要があります。当塾で指導している最速で効率的に政治
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- 早慶・難関国立・難関私立大学を目指している受験生が当塾でどのように最速で政治経済を学んでいるのか、その勉強方法をお伝えします。勉強はただやみくもに時間ばかりかけても成績は上がりません!適切な勉強方法、計画を建てて何をいつまでに行うのか?を決めておく必要があります。当塾で指導している最速で効率的に政治経済の成績をあげる勉強方法の一部をお伝えいたします。
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政治経済という科目について
政治経済は日本史・世界史に比べて短期間で仕上げることが可能な科目です。ただし、それまでに培ってきた「世の中に対する興味・関心」が大きな力となります。今の知事が誰だかわからない。アメリカの大統領選挙のしくみが全く分からない…という状態だと早慶レベルまで行くのは大変かもしれません。もちろん、そのハードルを乗り越えることは(大変ですが)可能です。日本史・世界史はもう覚えきれない!という人はチャレンジしてみてもいいと思います。
政治経済高速学習方法
入試科目で政治経済を選ぶということは、そもそもが早稲田を目指すにあたって他の科目が圧倒的にできてないということが前提にあるでしょう。そのため、高速で勉強することが必然的に決定されているのが政治経済選択者の宿命。当塾で指導する際にどのように高速で学習指導をしているかの一部を下記お教えいたします。是非参考にしてみてください。
ただ政治経済という科目の特性上、独学は政治的、経済的に基礎知識がないと難しい。そのため、できれば指導を受けたほうがよいでしょう。STEP1導入期
まずは参考書を読みましょう。『センター試験政治経済の点が面白いほど取れる本』を例に話を進めます。全部で8章あります。1章を1日で進めていきましょう。その時に必ずノートを取るようにしてください。ノートはきれいにとらないこと。簡単に、自分の覚えたいところだけをメモするつもりでノートを取ってください。
翌日はアウトプットの練習です。薄めの問題集を用意してください。例えば『私大攻略の政治・経済‐要点整理と問題演習‐』(河合塾)を例に挙げたいと思います。このような問題集を使って昨日学習したところの問題演習をしてください。間違えたところは、問題集の解説(河合塾のは一般的に解説が詳しいですね)を読み、参考書をもう一度読んでみましょう。
3日目は第2章を学習しますが、その前に第1章をもう一度読んでみてください。これ以降、必ず1つ前の章を読んでから学習を進めてください。これを繰り返していくと約1カ月ですべての範囲が終わります。もちろん、この段階は重要なので、時間に余裕がある場合は2ヶ月程度、行ったほうが良いでしょう。
学習を進めるときに必ず理屈を覚えてください。逆にこの理屈がわからないとすべてが丸暗記になってしまいとてもつらいです。この参考書にも例が豊富に出ていますが、資料集(学校で使っているもので大丈夫です)にも豊富に出ています。ぜひ、参考書を読み進めるときに資料集にも目を通し、この部分は実際の社会でこういう風に問題になったんだということを理解しながら読み進めていってください。特に正誤判定をするためには理屈で理解していることが重要になります。必ず理論的に学習を進めるようにしてください。
▶「センター試験政治経済の点が面白いほど取れる本」の詳しい使い方はこちらから
https://hiroacademia.jpn.com/sankosyo/seijikeizai/senterseijikeizai/
https://hiroacademia.jpn.com/sankosyo/seijikeizai/sidaiseikei/
STEP2 初期演習期
基礎力は十分にできています。センター試験の過去問やセンター試験対策の問題集に少しずつ取り組んでみてください。ずいぶんできるようになっているはずです。
また、早慶レベルで必須の計算が必要な問題・論述問題の対策をしていきましょう。例えば『政治経済 計算&論述 特訓 問題集』が挙げられます。この問題集をどんどん進めていきましょう。この問題集は解説も詳しく出ています。やり方を重視して進めていってください。
▶『政治経済 計算&論述 特訓 問題集』の詳しい使い方はこちらから
https://hiroacademia.jpn.com/sankosyo/seijikeizai/keisanronjutu/
STEP3 過去問演習期
いよいよ仕上げの時期です。過去問をどんどん解いてください。政治経済ですから早稲田大学になりますが、非常に細かいところから出題されます。どのように解くのか、どのような問題が出るのか、自分で体感していきましょう。もちろん、解いてみてわからないところは、参考書に戻って理解しなおしてください。週に3年分やれば、1カ月(4週間)で12年分できます。他学部の問題もこなせますね。他学部の問題は1~2年分でいいから、練習だと思ってやってみましょう。また、時事問題対策の仕上げとして、毎年さまざまな予備校からでる時事問題対策の参考書や現代用語の基礎知識などを活用してください。
時事問題対策をして、過去問を解いていく中で断片的な知識がつながっていけば合格に近づいている証拠です。一問一答的に「これはこの答え」「あれはこの答え」というような覚え方ではなく、知識を理解していってください。したがって、時事問題を学習したときも、その事項に関する過去の出来事も確認してください。過去には早稲田大学でCOP15にからめて京都議定書が出題されたことがあります。
※ 時事問題対策として、家にあるものでいいですから新聞は読みましょう。時間がないならば、1面、政治面、経済面の見出しとまとめ部分、社説は読んでほしいです。
全体的に「理論的に」ということを強調してきましたが、政治経済では身に着ける知識量はすくなくても、理屈がわかっていることが大切です。国会で審議するときに「過半数で可決」するものと、「三分の二以上で可決」するものの違いは分かりますか?そのときにやみくもに覚えてもいいですが、「三分の二以上」になっていることに理由があるはずです。そのことが何か重要だということですね。「こういう理由でこれは重要だから、可決するときに三分の二以上の賛成が必要なんだ」と覚えていけば確実に覚えられます。
さて、ここまでできれば、かなりの力がついています。
政治経済で記述がある場合は自身で行うのは難しいので、当塾までご相談ください。
簡単にではありますが、当塾での早慶対策の一部をご紹介いたします。
コチラからご覧ください。