ページ目次最速でわかる英検準1級の勉強法英検準1級の概要と特徴とは?英検準1級の勉強法英検準1級の実践的な勉強プラン英検準1級合格者へのインタビューまとめと今後の取り組み 最速でわかる英検準1級の勉強法 「英検準1級はどれくらい難しい?」 「どれくらいとれば合格するのか」 「試験内容はどんなのがでる
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最速でわかる英検準1級の勉強法
「英検準1級はどれくらい難しい?」
「どれくらいとれば合格するのか」
「試験内容はどんなのがでるのか」
「合格するための勉強法を教えてほしい」
「具体的なスケジュールは?」英検2級までは、
そこそこ勉強ができる人であれば、
ノー勉でも合格ができることがありますが、、
英検準1級は難しいです。ですが、
正しい勉強をすれば、
一発で合格することは十分に可能です。これまでに数多くの生徒を、
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英検準1級に受からせてきた著者がどのようにしたら良いのかをお伝えしていきます。英検準1級の概要と特徴とは?
英検準1級の概要と特徴からまずは見ていきましょう!
- レベルと難易度
- 合格点と合格率
- 試験内容と形式
- メリットと将来の活用可能性
英検準1級のレベルと難易度
英検準1級は、英検(英語検定)の中でも比較的高いレベルの試験です。
準1級は、英検の中で最上位の段階であり、高度な英語力を要求されます。2級が高校卒業程度の学力が求められていた一方で、
準1級は難関大学の入試レベルと考えて良いでしょう。大学のレベル感としては、
MARCHレベルを受かる生徒であれば合格できる水準です。級 目安 1級 超難関大学入試(早慶以上)レベル 準1級 難関大学(MARCH)入試レベル 2級 高校3年生程度 準2級 高校2年生程度 準1級の試験内容は、英単語や文法の理解力、長文読解やリスニング、ライティング、スピーキングの能力を測るものです。
そのため、英検準1級は、
英語学習者にとって一つの重要な目標となります。TOEIC,IELTS,TOEFLと比較?
ほかのメジャーな英語の試験の点数と比較するとこのような形になります。
試験形式、目的が違うので、単純な換算は難しいですが、、
おおよその参考にはなります。
英検 IELTS TOEFL iBT TOEIC 準1級 6.0 60~78 740~820 準1級 5.5 46~59 600~740 英検準1級の合格点と合格率
英検準1級の合格点は、
CSEスコアが導入されてから、
CSEスコアによる判定によって合否を判定する形となりました。1次試験に必要なスコアはこちらです。
級 合格基準スコア 1級 2028 準1級 1792 2級 1520 2次試験に必要なスコアはこちらになります。
級 合格基準スコア 1級 602 準1級 512 2級 460 合格率も比較的低く、公開されている範囲だと約15%となります。
1級 準1級 2級 2015 12.0% 16.0% 26.4% 2014 10.4% 15.3% 25.1% 2013 10.4% 15.3% 26.2% 2012 10.0% 15.1% 25.0% 2011 9.6% 14.5% 25.2% 2010 8.8% 14.4% 24.9% 英検準1級の試験内容
英検準1級の試験は、
リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4つのセクションから構成されています。大枠の構成は2級と同じです。
リーディングでは、語彙問題と長文読解が出題されます。
形式・課題 問題数 語句空所補充 25 語句空所補充 6 内容一致選択 10 リスニングでは、英語の会話や講演を聞いて理解する力を問われます。
形式・課題 問題数 会話文 12 評論文 12 Real-Life形式 5 ライティングでは、150字程度のエッセイが求められます。
スピーキングでは、4コマ漫画を描写するのとトピックについての話題提供や意見を述べることが求められます。
形式・課題 問題数 詳細 自由会話 / 面接官との簡単な日常会話 ナレーション 1 4コマのイラストの展開を説明する 受験者自身の意見を問う質問 1 イラストに関連した質問に答える 受験者自身の意見を問う質問 2 カードのトピックに関連した内容についての質問に答える 受験者自身の意見を問う質問 1 カードのトピックにやや関連した、社会性のある内容についての質問に答える 英検2級との違いは?
細かなところはいろいろありますが、大きく分けると3点です。
リスニングのスピードアップとイギリス英語の導入、
ライティングは文字数が150文字に増えています。
その中でも一番大きな点は、
語彙の増加(5000語程度から8000~9000語ほど)になるでしょう。英検準1級のメリットと将来の活用可能性
英検準1級の合格は、
高度な英語力を証明するとともに、大学や企業の採用選考において有利な要素となります。特に昨今は、大学入試で使用することが増えており、
早稲田大学や2025年から慶應大学、
そのほかMARCH、関関同立など多くの難関大学でも使用することができます。受験前に習得しない手はないでしょう。
早慶でどのようなところで使えるのかについてはこちらでまとめていますので、ご覧下さい。
[nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/kentei/eigokentei/grade-pre1/sk-eiken-pre1/"]英検準1級の勉強法
ここからは、
英検準1級に合格するためにどのようなことをしたら良いのか、
お伝えしていきます。基礎力の強化
英検準1級に受けるからと言って、
基本的なことができてなくて良い・・というわけではありません。まずは基礎力があるかどうかの確認ということで下記文章を見てみてください。
この文章は、英検準1級から抜粋してきています。
これを読んで帰国子女以外で英語ができる人は、
文の構造を瞬時に理解することができます。難しい部分としては、
thatの識別とin whichの読解の瞬時の処理になります。
識別や読解の仕方の詳しい仕方についてはここでは話が逸れるため、
避けますが、
少なくてもこの2つについて瞬時に、
句か節か、またその句、節はどこまで続きているのか?、品詞は何になって、何を修飾しているのか?ということがわからないのであれば、英検準1級に合格するための基礎学力が不十分であると言わざるを得ません。
その場合は、ほかのリスニングや、ライティングにも影響があるため、
まずは簡単めの文章に対して、
文構造を取る練習を行なっていきましょう!語彙語彙語彙語彙語彙!
英検準1級に短期間で絶対に合格したいのであれば、
大問1の語彙問題で点数を取ることが必要不可欠です。なぜならば、、
英検準1級は長文問題と語彙問題の配点が同じだからです。
リーディングは41問問題がありますが、
そのうち25問が語彙問題となっています。
英検準1級で一番大事なこと!すなわち、語彙問題を制するものが
英検準1級をせいすると言っても過言ではありません。語彙は何をするのが良いのか?
語彙問題はパス単改訂版問題が存在しています。。
改訂版になって、問題が大きく簡単になってしまったのです。
そのため、この語彙問題で高得点を取りたい!と思ったら、
[itemlink post_id="21439"] [itemlink post_id="21441"]
下記の参考書を行うのがおすすめです。大学受験生の場合は、
英検2級パス単→ターゲット、シス単などを先に行っておくのがおすすめです。単語の効果的な学習方法とは?
繰り返して行うというのは、
各所で言われているような当たり前のことなので今更言いません。
それは単語の覚え方というよりも、あくまで暗記の仕方です。ここでは、
英検準1級を乗り切る上での必要な単語の覚え方をお伝えしていきます。
単語の使い方を覚える!
英検準1級の単語を効果的に覚えるためには、
単語の使い方が重要になってきますので、使い方を覚えるようにしましょう。使い方というのは具体的には、、、
動詞であれば、、、
目的語にどのような属性の名詞が来るのか?、どのような前置詞と一緒に使うのか形容詞であれば、、、
どのような名詞を修飾するのか?といった形です。これがわかっていると大問1の問題を解く際に、
前後の単語を見ただけで解くことができることが多いです。注意!多くの人が、単語を日本語の意味だけで覚えるだけで終わってしまっているので、例文を読んでどのように使うのかを把握する。
単語の分野別学習と関連語彙の習得
また、単語の学習は、分野別に取り組むことも有効です。
例えば、ビジネス関連の単語や科学・技術関連の単語など、
自分の興味や将来の目標に関連する分野に焦点を当てて学習することで、
関連する単語の習得がスムーズになります。また、単語同士の関連性を見つけ、
関連語彙を一緒に学習することで、語彙力の幅も広がります。英作文で使う際にも頭が整理されておすすめです。
熟語の意味と例文の確認方法
英検準1級では、熟語の理解と適切な使用が求められます。
熟語をマスターするためには、
基本動詞の習熟や前置詞の意味や使い方をしっかりと把握することが重要です。辞書やオンラインリソースを活用し、熟語の意味や例文を確認しましょう。
例文を使って熟語の使い方や文脈を理解することで、
実践的な使用力を身につけることができます。熟語の文脈における適切な使用法の把握
熟語の適切な使用法を把握するためには、
文脈による使い分けを理解することが重要です。
熟語の意味や使い方を学習するだけでなく、
実際の文章や会話での使用例を見ることも効果的です。
また、熟語を使った表現を積極的に練習し、自分の日常会話や文章で活用することで、熟語の使用能力を高めることができます。リーディング対策の勉強法
英検準1級のリーディングセクションでは、長文読解力が問われます。
長文読解のアプローチとしては、まず全体の意味を把握し、
重要な情報やキーワードを抽出することが重要です。また、解法のコツとしては、選択肢を適切に比較検討し、
正しい答えを見つける能力を養うことが求められます。問題形式としては、空所補充問題や内容一致問題の形式が別々で問われているので対策を立てやすいです。
ライティング対策の勉強法
ライティング問題は、語彙問題に続いて重要な分野になります。
なぜならば、
ライティングは1問で750点でかつ対策がしやすいからです。
また、採点も他の試験に比べると採点が甘いので、点数は入りやすいです。
具体的にどういった点に気をつけて対策をしたら良いのかを見ていきましょう。
エッセイの構成と書き方を学ぶ
ライティングセクションでは、エッセイの執筆が求められます。
エッセイの構成と書き方のポイントを把握することが重要です。
まず、明確なテーマを設定し、導入部、本文、結論部の適切な構成を心掛けましょう。また、適切な文法や語彙を使用し、論理的な展開を行うことも重要です。
よく出るテーマとその対策法
英検準1級のライティングセクションでは、よく出るテーマがあります。
よく出るテーマに対しては、事前に準備をしておくことが有効です。テーマに関する情報収集や意見の整理を行い、具体的な例や論拠を挙げることが重要です。
さらに、論理的な展開や自分の意見を適切に表現する力を養うために、練習を積んでおきましょう。
リスニング対策の勉強法
日本人の多くが苦手なリスニングの対策ですが、
昔と違い現在は簡単に英語を聞くことができます。
正しく勉強をすることで、成績を上げることは簡単です。
メインアイデアを把握する
リスニングセクションでは、メインアイデアや詳細情報を正確に把握する能力が求められます。
メインアイディアとは、リーディングで述べたことと大枠は同じです。
長い話を聞いてつまりどういうことを言っていたのか?ということを捉えられる力が重要です。
英検準1級では、細かい話を問われることはありません。
聞き取りやすい速度での英語のリスニング練習や、
ポイントを把握するためのノートテイキングの練習が効果的です。イギリス英語への慣れが必要
英検準1級のリスニングセクションでは、イギリス英語の聞き取りが求められます。これまでの学校生活でアメリカ英語ばかりでイギリス英語を
聞く機会というのはほとんどないと思います。
英検も2級まではアメリカ英語の発音です。
ですが、英検は準1級からはイギリス英語が登場します。
イギリス英語って??と思う人は、
下記Youtube動画を音声に着目して聞いてみてください。
https://www.youtube.com/watch?v=tZ-Pbwdqlt0
BBC Learning Englishは学習用なので、聞きやすくおすすめです。
スピーキング対策の勉強法
スピーキングもリスニングと同様に日本人が苦手な分野です。
通常の英会話なら難しいですが、
英検準1級はパターンが決まっていますので、点数を取るのは難しくありません。
英語のコミュニケーションに対する積極的な態度や欲求も評価の一部となるため、
ある程度の英会話の練習が必要とされますので注意が必要です!4コマ説明問題は?
スピーキングが苦手な人が、まず困るのがこの4コマ説明問題です。
750点満点で合格基準は512点。約7割のスコアを獲得しなければなりません。
レストラン経営
定年後の生活
就活などなど、社会性の高い話題が出ます。
ナレーション部分では2分間の制限時間があるため、途中で止まらないように、
また時間が余らない程度に簡潔にするようにバランスをとることが求められます。そのほか、英検準1級のスピーキング対策の詳細はこちらで説明しています。
[nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/kentei/eigokentei/grade-pre1/eiken-pre1-speaking/"]英検準1級の実践的な勉強プラン
それでは、ここからは具体的にどのようなプランで
勉強を進めていったら良いのかをお伝えしていきます。
各分野の優先順位を考える
それぞれの学力が異なるのですが、
一般的な日本で育ったリーディングが得意な生徒を想定しています。
下記のような割合で頑張ってもらうと成果が出やすいです。
4ヶ月勉強スケジュールの作成
ここからは、合格までの期間を考慮し、
4ヶ月の勉強スケジュールを作成していきます。スケジュールでは、各セクションごとに必要な学習内容や復習の時間を計画し、
バランスの取れた勉強プランを立てることが重要です。1〜3ヶ月目の学習計画
語彙問題を最優先して行ってください。
語彙問題の対策と並行して、ライティング、リスニングを行うようにしてください。
リーディングは時間がないようであれば、他を優先にしてください。注意通常受験であれば、スピーキングは別日程なので、別の対策で構いません。
高校3年生で急いで習得よりも高校2年生で習得ができるように、余裕のある受験を行えると良いです。4ヶ月目の学習計画
最後の一ヶ月で過去問を行ってください。
[itemlink post_id="21442"]ライティングは問題集で行っているレベルと大差ないですが、、
特にリスニングの難易度が受験の回によっては違うので、
過去問をやりこんで何度も何度もシャドーウィングを行なってください。
1か月で英検準1級に合格するための勉強法とポイント
「英検の受験まで、残り1ヶ月しかない場合はどうしたら良いのか?」
高校3年生ですとよく起こりうる状況ですので、こちらについてもお伝えしていきます。
ですが、ここまでお読みいただいている人ならわかると思いますが、
基本的には語彙問題とライティングの対策が優先事項となります。
それ以外については本人の学力にもよりますが、
リスニングが得意であればリスニングを、
リーディングが得意であればリーディングに集中して学習するようにしてください。英検準1級合格者へのインタビュー
英検準1級に合格した方々の声を通じて、合格への取り組みや経験を知ることは非常に有益です。
インタビューでは、合格者がどのような学習方法や戦略を用いたのか、
また、合格までの道のりで直面した困難や克服方法について聞くことができます。
彼らの成功の秘訣やアドバイスは、同じ目標を持つ受験生にとって貴重な情報源となるでしょう。当塾を利用して英検準1級に合格したMMさんの声
英語はすごい苦手な科目でしたが、
学校でもほとんど習わなかった文構造の0から指導をいただいたおかげで
文章がすらすら読むことができるようになりました。また、単語を覚えるのが物凄い苦手ででしたが、、
語源や語呂合わせや定期的にテストをしていただくことで、
徐々にできるようになりました。
熟語を覚えるのも苦手でしたが、前置詞のイメージを身につけることで合格点まで辿り着くことができました。「ランク準英熟語」おすすめです。その他ライティングは教わったテンプレート通りに行えば、
できるようになるのでそこまで苦労しませんでしたが、リスニングに非常に苦労しました。まとめと今後の取り組み
英検準1級は非常に難しいレベルですが、十分な準備を行うことで合格することが可能です。
準1級の英検は簡単な試験ではありませんが、適切な対策を講じれば合格できるでしょう。また、準2級では、社会生活で必要な英語の理解と実践が求められます。
この記事で紹介されている勉強法を参考にしながら、英検準1級への学習を効果的に進めてください。
適切な準備を行い、一度のチャレンジで合格を目指しましょう!
[eiken-counseling]