What is it? How are you? この2つは皆さんお馴染みの疑問文ですよね。 でもこれが理解できるから疑問文をマスターした気になってはいけません。 疑問文はシンプルであるからこそ奥が深いのです。 さらに文法問題だけではなく、英作文でも疑問文を使った文を作ることが求められます。 今回は
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- What is it?
How are you?
この2つは皆さんお馴染みの疑問文ですよね。
でもこれが理解できるから疑問文をマスターした気になってはいけません。
疑問文はシンプルであるからこそ奥が深いのです。
さらに文法問題だけではなく、英作文でも疑問文を使った文を作ることが求められます。
今回はそんな疑問文について勉強していきましょう。
[toc]疑問代名詞とは?
5W1Hという言葉を聞いたことがありますか?
5Wとは、When(いつ)、Where(どこで)、Who(誰が)、What(何を)、Why(なぜ)。
そして1HはHow(どのように)です。
この5W1Hに疑問文の基本が詰まっていますが、他にもWhose(誰のもの)やWhich(どっち)等もあります。
このように多くある疑問詞の中で疑問代名詞はどれでしょうか?
こう言われるとわからないという人がいると思います。
英語が偏差値を上げて圧倒的にできるようになるためには、、
何となーく表現を覚えるだけではできません!
どのように文章が成り立っているのかを文法的に考えて、様々な表現を通して理解していくことを通して理解していきましょう。代名詞とは名詞の働きをするものですね。
数ある疑問詞の中で名詞の働きをするものは、
What(なに)、Who(誰が)、Which(どれが)、Whose(誰のもの)等ですね。
例えば
What is it? それは何ですか?
この文での「何」とは「それ」ですよね。
つまりWhatは主語になって、名詞の働きをしています。 お分かりになったでしょうか?
参照:名詞の役割が不安な人は、『名詞の格とは何か?』について読んで下さい。
ここからは1つずつ疑問代名詞について見ていきましょう。
疑問代名詞のWhat
Whatの意味といえば「何」ですよね。
主にモノや時間などに使われます。
Whatを使う時の形はWhat+疑問文です。
例えば
What do you want? 何が欲しいの?
は疑問文Do you want?にWhatがついているだけですね。
例えていうのなら
Whatはロボットの頭で疑問文がロボットの体みたいなものでしょうか。
頭がついてはじめて疑問代名詞Whatが機能するのです。
What are you going to do? 何をするつもりなの?
Are you going to do?はロボットの体なので未完成。
ロボットの頭であるWhatをつけることで完成します。
Whatは人の職業や身分を聞くときに使うこともできます。
What is she? 彼女は何をしていますか?
– She is a lawyer. 彼女は弁護士です。
また数を尋ねる時にも使われます。
What is your weight? 体重は何キロですか?
What is the price of this book? この本はいくらですか?
WhatはWhyと同じ働きをすることがあります。
What made you think she was wrong? 何で彼女が悪いと思ったの?
What brought you to here? どうしてここに来たの?
このWhyと同じ働きをするときに、主に使われる動詞はmakeとbringです。
形もWhat+made / bring +主語~?となっていてDoやDoes、Did等が省略されていることに要注意。
疑問代名詞Whoの使い方
Whoは「誰」という意味でお馴染みですね。
Whoもまたロボットの頭です。
Who are you? あなたは誰?
Are you?という疑問文だけではロボットの体なので未完成。
Whoというロボットの頭をつけることで完成です。
Who is in the room? 誰が部屋にいるの?
Whoは人について尋ねる時に使われます。
Who is going to clean the room? 誰が部屋を掃除するの?
このように人の名前や職業などだけではなく、人の行動について尋ねる時にもWhoが使われます。
Who did that? 誰がしたの?
人の行動について尋ねる時はyouやhe等の主語に当たる言葉が省略されています。
これは当たり前ですよね。
「誰が~?」とする人・した人を尋ねているのですから。
Whichの使い方
Whichの意味は「どちら、どの」です。
Whichの基本的な形はWhich(+名詞)+疑問文?
例文を見ていきましょう。
Which train are we going to take? どの電車に乗るの?
Whichといえば比べる対象が2つだけと思われがちですが、そうではありません。
この例文では数ある電車の中から、どの電車に乗ればいいのかと尋ねています。
Which do you prefer, Depp or Pitt? デップとピットだと、どっちが好きですか?
このように最初にWhich do you preferと書き、続けて2つの名詞を書いて比較をするというパターンもよく見られます。
Which of your brothers lives in Tokyo? 兄弟のどっちが東京に住んでいるのですか?
上の例文のようにWhich+of+名詞+疑問文という形もよく見られます。
意味は「どっちの~が...?」です。
Whoseの使い方
Whoseの意味は「誰の、誰のもの」です。
例文を見て理解を深めましょう。
Whose book is this? この本は誰のもの?
Whoseの後に名詞+疑問文がくっつくのが基本の形です。
Whose birthday is it today? 今日は誰の誕生日ですか?
これも同じですね。
Whoseの使い方は簡単だと思います。
今回紹介した4つの疑問代名詞は使えるようになる必要があります。
英作文はもちろん文法問題でも頻出です。
基本中の基本だからこそ、しっかりとマスターしたいですよね。
たくさん問題を解いて、感覚で理解できるようになってください。