慶應義塾大学薬学部 長文問題3題とシンプルな問題構成です。記述説明問題が含まれるものの、代名詞を明示して和訳するという形なので答えの根拠がわからないということはないでしょう。 全体概観(80分/100点) 長文3題に使用できる時間は1問あたり20分弱。 この時間で8割取れる学力が欲しいところです。
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慶應義塾大学薬学部
長文問題3題とシンプルな問題構成です。記述説明問題が含まれるものの、代名詞を明示して和訳するという形なので答えの根拠がわからないということはないでしょう。
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全体概観(80分/100点)
長文3題に使用できる時間は1問あたり20分弱。
この時間で8割取れる学力が欲しいところです。問Ⅰ Ⅱ Ⅲ
3題の長文問題が出題されます。
長文のテーマは自然科学系以外から出題されることも多く、理工系の長文以外にも様々なジャンルの長文に触れておく必要があります。問題形式は単語の言い換え問題や下線部説明問題、内容一致問題が主に出題されます。
単語言い換え問題はどのように解けばよいのか?
慶應義塾大学薬学部で例年、単語言い換え問題の出題の傾向が高いです。
まずこの言い換え問題の出題者の意図は理解できていますか?単純に単語の意味をたくさん知っているかどうかという問題だったら、わざわざ長文の中で問いませんね。
ということは、つまり大学側は受験生が文章をつなげて読むことができているかどうかを試しているといえるのです。
それではこの文章をつなげて読むとはどのようなことなのかというと、その秘密は英語の文章の成り立ちにあります。英語をつなげて読むにはどうしたら良いのか?
英語をつなげてよめるようになるためにはまずはじめに、英語には1パラグラフ1メッセージという原則があるのはご存知でしょうか?
1つのパラグラフで1つだけ言いたいことがあるという原則です。
1つのパラグラフは通常4~5文で成り立ちますね?
この文章全てが1つのメッセージを発するために存在していると考えるのです。
この原則を応用して、先ほどの難単語の問題を考えていきます。
4~5文あっても全部同じことを言っているということは、文章の方向性が同じということです。
ただ、使われていることばまで同じではないので注意してくださいね。大学入試で出題されるのはプロのライターが書いた文章です。
そんな文章が同じ単語で、ずーと同じことを言ってたらちょっとおかしいなってわかります。
ですから、同じことを説明する場合でも視点を変えて説明を加えなければいけないのです。
これが文章をつなげて読むということなのです。