形容詞の使い方をマスターしたくはないですか? 形容詞はどんな言語にも欠かせないもの。 今回は形容詞の2つの使い方をご紹介します。 今日で形容詞の使い方は完全にマスターしましょう。 ページ目次形容詞の叙述用法と限定用法とは?叙述用法の形容詞使い方に気を付けるべき形容詞 形容詞の叙述用法と限定用法とは?
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形容詞はどんな言語にも欠かせないもの。
今回は形容詞の2つの使い方をご紹介します。
今日で形容詞の使い方は完全にマスターしましょう。
[toc]形容詞の叙述用法と限定用法とは?
形容詞の叙述用法と限定用法なんて初めて聞いたよ
と思っている方が多いと思います。
何だか単語を見るだけだと難しそうですよね。
でもこの2つの用法は皆さん自然に使っていますよ。
限定用法は
white cat
叙述用法は
The cat is white.
です。
詳しく見ていきましょう。
限定用法は
white cat
pretty girl
long journey
tall man
等です。
太字の形容詞が前から後ろの名詞を修飾していますね。
この前から後ろの名詞を修飾する形容詞の働きを限定用法と言うのです。
叙述用法は
The cat is white.
That girl is pretty.
The journey was long.
The man is tall.
等のように、動詞の後ろにいる形容詞のことを叙述用法と言います。
皆さん普段から普通に使っていますよね。
ここからは例文を見ながら理解を深めていきましょう。
限定用法の形容詞の使い方
形容詞の限定用法は名詞の前に形容詞を置くことでしたよね。
実は限定用法は
とっても欲張りな性格なのです。
つまり名詞の前に2つも、3つも形容詞を重ねておくことが可能なのです。
my small black cat 私の小さくて黒い猫
old Japanese man 年老いた日本の老人
tall young boy 背の高い若い少年
等のように名詞の前に形容詞が1つ以上ついていますね。
さらに数字も形容詞として使うことができます。
He is 5 years old.
He is 5-year-old.
この2文の違いは分かりますか?
結論から言うと下の文が数字の形容詞用法です。
数字を形容詞として使う場合に気を付けるべきことは2つ。
・sは必要なくyear、day等となる
・ハイフン(-)でつながる
例えば
5-hour
14-year-old
複数形を表すsがついていなくて、ハイフンでつながっていますよね。
数字形容詞の使い方には少し注意が必要です。
叙述用法の形容詞
欲張りな性格の限定用法と比べると
叙述用法の形容詞はとっても控えめな性格です。
形容詞を1つ以上使うことはできません。
例えば
My cat is black small.
とは言いません。
違和感がありますよね?
この文章は間違いです。
では「僕の猫は黒くて小さい」と言いたいときにはどうすればいいのでしょうか?
答えは接続しandを使いましょう。
My cat is black and small.
これだと正しい文章です。
他にもbutを使用して次のような文章を作ることもできます。
He is nice but sometimes unkind.
彼はいい人だけど時々不親切だ控えめな性格の叙述用法の形容詞を助けるのは接続詞です。
そのことに注意さえしておけば簡単ですね。
使い方に気を付けるべき形容詞
いくつかの形容詞には使い方に気を付ける必要があります。
何故なら限定用法だけ、もしくは叙述用法だけでしか使えない形容詞があるからです。
まずは限定用法だけでしか使えない形容詞を見ていきましょう。
限定用法だけでしか使えない主な形容詞は以下の通りです。
Elder 年上の
Live 生きている
Little 小さい
Mere ほんの
絶対にThe boy is elder.とは言いません。
正しくはHe is elder boy.です。
さらに「昔からの」という意味でoldが使われるとき、oldは限定用法だけでしか使えません。
He is old friend of mine. 彼は私の昔からの友達です。
これは「年を取った」という意味のoldではないことに注意が必要です。
叙述用法でしか使えない主な形容詞は以下の通りです。
Awake 目が覚めて
Alone ひとりで
Afraid 恐れて
Asleep 眠って
Alike 似ている
Alive 生きている
例えばalone girlやawake baby等とは絶対に言いません。
The girl is alone.
The baby is awake.
と必ず動詞の後ろに置かれます。
これらは地道に覚えるしかありません。
出会うたびに少しずつ覚えていってください。
形容詞は英文に触れた分だけ理解が深まります。
たくさん文法問題を解く、英文を読むことが形容詞を理解する一番の近道です。
今回で基本はマスターしました。
後はたくさん練習を繰り返してください。