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【英文解釈ポラリス1,2】おすすめの使い方、レベルの違いを徹底解説|早慶専門塾が監修

2023.10.25

ページ目次関正生の英文解釈ポラリスとはポラリス英文解釈の特徴とはポラリス1と2の違いは?ポラリス英文解釈1の特徴ポラリス英文解釈1のレベルはポラリス英文解釈1の事前にやるべき学習ポラリス英文解釈1後の学習ルート【ポラリス英文解釈2】特徴ポラリス英文解釈2のレベル【ポラリス英文解釈2】事前にやるべき学

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  • 関正生の英文解釈ポラリスとは

    英語力を伸ばすには、単語力と文法力に加えて、文章を正しく読み解く力も必要不可欠です。

    文章の流れを把握し、論理展開を読み取る「読解力」を鍛えるには、英文解釈の学習が重要になってきます。

    そこで今回は、英文解釈の定番参考書「関正生の英文解釈ポラリス」について詳しく解説したいと思います。

    最強講師・関先生待望の英文解釈の教材ですので期待の高い一冊となっています。

    [toc]

    ポラリス英文解釈の特徴とは

    まずはポラリス英文解釈シリーズ両方に当てはまる特徴を見ていきます。

    直訳と意訳でわかれている

    自分の訳した文章と答えを比べても全然違くてあっているかわからない・・

    解釈形の参考書を勉強していてこのような悩みを持ったことはありませんか。

    どの解釈の参考書もベテランの予備校の先生が記述しているので、
    日本語のレベルも高くて勉強し始めの高校生の記述と全然違うことがほとんどです。

    そのような悩みをポラリスでは解決してくれています。

    関正生の英文解釈ポラリスの大きな特徴の一つは、解答例に直訳と意訳が明確に区別されている点です。

    このおかげで、下記のような学習が可能です。

    • 勉強の初期段階→”英文の構造”を直訳で把握、
    • 復習段階→意訳で”文章の内容”を理解する訓練

    直訳と意訳の違いは

    直訳とは、英文を日本語に訳す際に、英文の構造や語順にできるだけ忠実に訳していく方法です。
    一方、意訳とは、直訳した日本語を更に読みやすく自然な日本語に言い換えることです。

    英文構造の予測力強化

    関正生の英文解釈ポラリスは、英文の構造を予測する力を鍛えるのに効果的な教材です。

    「指針」部分で、「”○○○”を見たら」〜というように処理する

    受験生が悩みそうな部分を、

    「関正夫であればこのような思考回路が働いているよ!」

    と、伝授してくれています。

    このような形で英文を読む文章の流れから次に来る構文、意味を予測する力をつけることができます。
    このような予測力が高まることで、複雑な英文でもスラスラ読み流すことができるようになります。

    文脈把握力の向上

    関正生の英文解釈ポラリスを使うことで、英文を正確に理解するために文脈を把握する力を身につけることができます。

    英文を読む際、単語や文法知識だけでなく、その文が使われている状況やその前後の流れを理解することが大切です。
    これを文脈把握と呼びます。

    関正生の英文解釈ポラリスでは、各英文の特徴やポイントを丁寧に解説しています。
    例えば、下記のような文脈上のポイントが示されています。

    • この英文が使われている状況は何か、
    • 書き手の意図は何か、
    • 前の文とのつながりはどうか、

    この解説を通して、一文一文を単独で読むのではなく、前後の文脈との関係性を意識しながら読む訓練ができます。
    文章全体の流れを把握し、論理展開を理解する力が身につきます。

    注意!
    ポラリス英文解釈はめちゃめちゃ良い教材であることは間違いないのですが、音声DLがついていないのが残念な点です・・

    ポラリス1と2の違いは?

    それではここからは、ポラリス1と2のそれぞれのレベルの違いを見ていきましょう。

    71Vgv9uN4DL SL15001標準〜応用 717CGF7n6xL SL15002発展
    出題校 日東駒専〜国公立 早慶上智、難関国公立
    初期段階 共通テスト5割、偏差値55 共通テスト8割、偏差値60
    到達段階 GMARCH、関関同立 早慶、旧帝大合格
    英検レベル 英検2級 英検準1級
    理想の開始時期 高校3年春 高校3年夏

    ポラリス英文解釈1の特徴

    ポラリス英文解釈1の良いところとして、
    最初の10数ページで英文解釈の定義や目的、学習法について詳細に解説しています。

    特に英文解釈に対しての取り組み方、
    復習やり方まで詳細に指示をしてくれているのは、類書にない特徴です。

    また、英文を理解する際の考え方が具体的に示されている点も大きな特徴です。
    英文を処理するときの思考の流れがイメージでき、読解力向上につながります。
    さらに、先述のように直訳と意訳の解答例が用意されているため、訳し方のコツを習得しやすいです。

    ポラリス英文解釈1の目次

    • Chapter 0 英文解釈の正体
    • Chapter 1 句と節の意識(基本の確認)
    • Chapter 2 句と節の意識(実戦演習)
    • Chapter 3 文型の威力
    • Chapter 4 SVの把握
    • Chapter 5 不足・省略・反復
    • Chapter 6 接続詞
    • Chapter 7 倒置
    • Chapter 8 注意すべき語順
    • Chapter 9 特殊なSVO
    • Chapter 10 名詞構文
    • Chapter 11 強調構文

    11チャプター、56テーマに分かれています。

    名詞構文も扱っているのはポイント高い

    個人的に名詞構文をこのレベルの教材で学習できるのはあまりないので、、
    どのように処理したら良いのかを読みやすくまとまってくれている点も評価高いです。
    オリジナル問題も含めて10題ほど問題を用意してくれています。

    名詞構文はポレポレや英文熟考下などが有名でしたが、
    オリジナル問題で処理のしやすい問題を用意してくれいているのは良いですね。

    ポラリス英文解釈1のレベルは

    レベルはGMARCHから関関同立を目指す受験生向け

    この一冊でGMACHレベルの解釈力を身につけることが可能です。
    類書よりもコンパクトにまとまっているので復習もしやすいです。

    61ClfPcxZML SL1500

    注意!
    解説はもの類書と比べてものすごく詳しいわけではないの英文解釈力がまだ基礎段階の人は要注意です。
    最初の段階ではいろいろと理解はできないのでシンプルに考えるということもできるので、解説を読んで合う人はやってみましょう。
    解説が詳しく多いほうが良い!という場合は、英文熟考をおすすめします。

    ポラリス英文解釈1の事前にやるべき学習

    この参考書の前に英文法、英文解釈のの基礎的な理解ができる下記のどれかをマスターしておくと良いでしょう。

    • 『読解のための英文法』
    • 『動画でわかる英文法[読解入門編]』
    • 『はじめの英文読解ドリル』
    • 『英文法基礎ドリル』

    時間のある人は、『動画でわかる英文法[読解入門編]』+『はじめの英文読解ドリル』で基礎的な部分を実施しておきたいです。

    もちろん、肘井先生の読解のための英文法からポラリス英文解釈でも十分に理解できますよ。

    肘井先生の読解のための英文法の使い方はこちらの記事で詳しく説明しています。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/sankosyo/eigo/hijiimanabu/"]

    ポラリス英文解釈1後の学習ルート

    この後にどのようなルートを進むのかは志望大学、残り期間によります。

    • 早慶→『ポラリス英文解釈2』、『ポレポレ』、『透視図』
    • GMARCH→英文熟考・上、または長文(The Rulesなど)+Essentials

    ポラリス英文解釈1だけでは、早慶レベルは難しいけれど、
    GMARCHレベルであれば語彙を鍛えればこれだけで対応可能です。The essentialsやRulesと組み合わせて関先生で固めるのもありです。

     

    【ポラリス英文解釈2】特徴

    ポラリス英文解釈2は、ポラリス1に引き続き、より高度な英文解釈力を養成することを目的としています。

    1. 早慶上智をはじめとした難関国立大学レベルの例文が多数採用
    2. 文法事項もさらに発展的な内容
    3. 直訳から意訳への変換、文脈把握、構造予測などの実践力の強化

    例文のレベルが格段に高度になっているため、難関大学合格を目指す志望力向上に適しています。
    文法事項もより複雑な構文が取り上げられ、実戦での活用力が養われます。
    ポラリス1で身につけた解釈力が、さらに磨かれていき実践応用力へと高められるのが特徴です。

    ポレポレなどの難関レベルの解釈の教材に新たなシリーズとなりますね。

    解説は解釈1よりも詳しい

    322212000219 06

    流石に最難関向けの学生に対してのシリーズとなるため、1のような説明では足りません。(1が悪いわけではないですよ)

    ポラリス英文解釈2のレベル

    レベルとしては、早慶、難関国公立大学向け

    採用されている例文は、早慶上智をはじめとした難関国公立大の過去問題からのものが多くを占めています。
    また、文法事項の難易度も高く、受験範囲のほぼ全てを網羅した上級レベルの内容となっています。
    従って、このポラリス英文解釈2のレベル感は、早慶上智や旧帝大を目指す人向けの高度な英文解釈力養成を目的としたものといえます。

    【ポラリス英文解釈2】の目次

    chapter 0 | 英文解釈の心構え 英文解釈の「入口」と「出口」

    Chapter 1 |  重要構文の再構築 THEME 1強構文(基本形) THEME 2 強調構文(変形) THEME 3 重要構文(本質のabout)THEME 4 疑問詞の強調

    chapter 2| 訳語からの脱却 THEME 5 因果表現(1) THEME 6 因果表現(2) THEME 7 因果表現(3) THEME 8 イコールの意味になる動詞(1) THEME 9 イコールの意味になる動詞(2)

    chapter 3|直訳の解体 THEME 10 名詞構文(1)THEME 11 名詞構文(2)THEME 12 名詞構文(3)

    chapter 4|核心の把握 THEME 13 主語を見抜く(1)THEME 14 主語を見抜く(2)THEME 15 SVを見つける THEME 16 副調節の把握

    Chapter 5|英文の整合性 THEME 17 andを意識する(1)THEME 18 andを意識する(2)THEME 19 andを意識する(3)THEME 20 andを意識する(4)THEME 21 andを意識する(5) THEME 22 意外な従属接続詞THEME 23 従属接続詞 whether の特別用法 文法別早見表 「節をつくるもの」

    chapter 6|錯乱からの脱出 THEME 24 擬態を見破る THEME 25 疑問詞を変換する THEME 26 文構造の整理 THEME 27 省略を見抜く THEME 28 正しい道筋を探る

    chapter 7|構造の恩恵 THEME 29 第1文型 THEME 30 第3文型(SV that ~) THEME 31 第4文型/so~that….構文 THEME 32 SVOO (take 型の動詞)(1) THEME 33 SVOO (take 型の動詞)(2)THEME 34 SVOCの訳し方 THEME 35 SV to 原形

    Chapter 8|英文の調律 THEME 36 強制倒置(1) THEME 37 強制倒置(2)THEME 38 任意倒置(1)THEME 39 任意倒置(2) THEME 40 任意倒置(3)/比較対象の省略 THEME 41 任意倒置(4)

    Chapter 9 |弱点の解消 THEME 42 分詞構文 THEME 43 譲歩のas THEME 44 名詞を限定するas THEME 45 様態のas THEME 46 so~that…構文 THEME 47 no 比較級 than 〜の解法 THEME 48 慣用表現 THEME 49 比較級を使った倍数表現 THEME 50 if not 〜

    chapter 10|訳文の研磨 THEME 51 文頭のNo /関係代名詞what (1) THEME 52 関係代名詞what (2) THEME 53 follow やSV, with OCの訳し方 THEME 54 SV, with the result that~ THEME 55 前に移動する only

    【ポラリス英文解釈2】事前にやるべき学習

    ポラリス英文解釈1から続けてやっても問題ないです。
    入試までに時間がない生徒は、ポラリス英文解釈シリーズはコンパクトにまとまっているので、
    この2冊だけ(事前に偏差値55程度の学力がある人限定ではありますが・・)で早慶を目指すだけの学力を身につけることができます。

    また、早慶や難関大学からの出題の問題が多いので単語レベルが大きく上がっています。

    こちらに記載の基本単語帳で基本レベルは鍛えておくと良いでしょう。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/sankosyo/eigo/osusumeeitangotyou/"]

    【ポラリス英文解釈2】後の学習ルート

    この後は基本的に過去問に移っていくのが基本となるでしょう。

    ただし、慶應文学部、京都大学など最難関レベルはこの1冊だけではやや心許ないので、
    時間が許すのであれば、この辺りの大学を受ける人はポレポレや透視図、解体新書あたりはやっておきたい。

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【神書確定】The Essentialsのレベル、おすすめの使い方|早慶専門塾が監修

2023.10.25

The Essentials(エッセンシャルズ) 英語長文必修英文100の概要 「長文読解のための例文集」という新しい概念の参考書です。 英文法の学習はある程度終えたものの、 長文問題にすぐに取り組むのが困難な人や、志望校の長文問題を解いてみたが難しく感じた人にとって、おすすめできる1冊です。 長文

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  • The Essentials(エッセンシャルズ) 英語長文必修英文100の概要

    「長文読解のための例文集」という新しい概念の参考書です。

    英文法の学習はある程度終えたものの、
    長文問題にすぐに取り組むのが困難な人や、志望校の長文問題を解いてみたが難しく感じた人にとって、おすすめできる1冊です。

    長文読解のための例文集

    関先生The Essentials 英語長文必修英文100は、長文読解力を鍛えるための例文集です。
    収録されている英文には、入試で頻出する表現やパターンが含まれています。
    例えば、因果関係を表す表現、一般論と結論の対比構造、情報の流れを明確にする表現などが特徴的です。

    各英文にはそのポイント解説が加えられているため、なぜその英文が例として選ばれたのかがわかりやすくなっています。

    The Essentialsのレベルと対象者

    この参考書のレベル感は、共通テスト~国公立最難関を想定しています。

    この教材がすごいところは、どのレベルの学生でも効果があるということ。

    たとえ、偏差値70くらいの子であっても、
    本書を読むことで読み方や必要表現を学ぶことができますよ。

    現時点で共通テストレベルの単語、文法、構文把握力の基礎力があれば、
    この教材を使うことができる対象になってきます。
    逆にいうとそのレベルに達してない人は、無理にする必要はありません。

    英文/語彙の難易度

    語彙の難易度はやさしめで、比較的取り組みやすいレベルになっています。

    この参考書の目的は、入試の傾向をつかむことにあるので、語彙自体は標準レベルにとどまっています。

    語彙としては、『大学入試 肘井 学の読解のための英文法が面白いほどわかる本』よりも少し難しいレベル、と言えます。
    肘井先生の本は、文法事項を英文を通じて学ぶ入門書で、比較的平易な英文が選ばれています。

    これに対してThe Essentialsは、語彙や構文の難易度はやや上のレベルに設定されていて、学生のレベルによっては多少の辞書引きなども必要となるでしょう。
    要するに、この参考書の英文は語彙的にはやさしめではあるものの、例文集としては少し難易度が高めの部類に属しているといえます。

    どの教材を前提としてやっておくと良いか

    絶対的にやっておいて欲しいのが、『読解のための英文法 必修編』レベルの構文把握力は必要です。
    The Essentialsは長文の読み方に全振りしているので、
    あまり文法的な項目の説明自体は細かくされていません。
    そのため、『句とか節がわからない・・』といった人やSVOCがよくわからないという人は、
    まずは『読解のための英文法 必修編』に臨みましょう。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/sankosyo/eigo/hijiimanabu/"]

    構文の前にそもそも英文法がほとんど終わってない・・・という人は、
    流行りのこの教材に手を出す前にまずは『大岩のいちばんはじめの英文法』を実施してください。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/sankosyo/eigo/oiwaeibunpo/"]

    この教材の前にある程度の長文は読んでいたほうがよいでしょう。
    『The Rules1』、『The Rules2』までが基礎なので、
    ここまでを読んで本書に移って再度The Rulesで復習という仕方でも良いでしょう。

    こちらの記事でThe Rulesについては詳しく説明しています。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/sankosyo/eigo/therules-leves/"]

    関先生The Rules+α(これまでのまとめ)

    本書はこれまでの関先生の書籍を濃縮した教材となっています。
    そのため、『The Rules』シリーズや『ポラリス』シリーズ、
    『世界一わかりやすい 英文読解の特別講座』をやっている学生はぜひ復習として読み込んでみてください。

    もちろん、これまでに関先生の教材をやったことがない人でも、本書だけで十分理解することはできます。

    The Essentialsの特徴

    ここからはThe Essentialsの特徴について詳しく見ていきましょう。

    オリジナルの英文で意味が完結

    この参考書の英文は、関先生が入試の傾向を分析して作成したオリジナルの英文です。
    単に過去の入試の一部を抜粋しているわけではありません。

    そのため、各英文は3~4行の短い文ながら、それだけで意味の完結した内容となっています。
    前後の文脈がなくてもその英文の意味を理解できるのが特徴です。

    論理読解力が重要視されている点

    各英文にはその構文解析はあるものの、
    この参考書の主眼は、難関大学入試(早慶など)で問われる英語における「論理読解力」の養成にあります。

    一般論と主張の対比、情報の流れ、因果関係の理解など、入試英語で問われる論理的思考力が求められるため、
    構文の解説よりも論理的読解力の解説が中心となっています。

    目次を見ながら内容確認!

    目次を見ながら、それぞれどのような意味合いがあるのかを見ていきましょう。

    CHAPTER 1 「一般論と主張」の対比構造

    01 主張を見抜く(1) ― 消えるbut を見抜く
    02 主張を見抜く(2) ― not A but B のバリエーション① not A . Instead B ほか

    文章の主旨を見抜くのに最適。
    逆にいうと、一般論部分がわからないと話がわからない、その後の展開が予測できないなどあり。
    この1章の内容を理解する”だけ”でも、
    主旨判定問題が解きやすくなったり、文章を読みながら筆者が結局何を言いたかったのか?ということの整理がしやすくなります。

    CHAPTER 2 重要情報・具体例・反復表現

    19 強調構文を見抜く(1) ― 基本形 It is not A but B that ?.
    20 強調構文を見抜く(2) ― 頻出形① It is not only A that ? , but B. ほか

    文章における抽象具体をつかむことができます。
    大学受験で出題される問題は非常に長いのですが、ほとんどは繰り返しです。
    その繰り返しにも英語はある程度のルールがあり、そのルールとなる表現が体系化されています。

    早慶ではこのような抽象具体の流れが問われますよ

    速読する際にも抽象化は重要です。(論理速読)といってはいますが、早く読める人と読めない人では着目している点が違うのです。

    速読や論の構造については詳しくこちらの記事で掲載しているので確認してみてください。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/saisokuenglishreading-logic-structure/"]

    CHAPTER 3 「文型・倒置」の実践的活用

    44 第1文型 ― SVM SVM
    45 第2文型 ― SVC SV+形容詞 ほか

    文型を魔法のようにただ暗記している人が結構多いのですが、それでは学力をつけることはできません。
    文型がどのような意味合いがあるのかを考えていきます。

    CHAPTER 4 因果表現・イコール表現・その他の重要構文

    62 因果表現(1) ― 動詞① 原因 contribute to 結果
    63 因果表現(2) ― 動詞② 結果 is caused by 原因 ほか

    因果関係は、非常に設問に問われやすいです。この部分を読むだけでも点数が伸びていく人もいるでしょう!
    また、イコール表現の理解もまとめてあります。
    repesentのような辞書を見れば、Linking verbsとして掲載されているいわば公式のイコール表現はもちろんのこと、
    それ以外のでも「これはイコールでも解釈したほうがわかりやすいよね?」という単語もイコール表現として紹介されています。
    実際にこのような表現を理解して使うとわかりやすいです。

    Linking Verbsとは第二文型の動詞を指すことが多いですが、それ以外にも何個かイコール関係を表す単語が存在します。

    CHAPTER 5 さまざまな長文での重要表現

    83 旅行・交通 ― 渋滞表現 be stuck in a traffic jam
    84 広告・宣伝 ― 典型パターンを理解する Look no further than ?

    熟語や構文集にあまり載ってないけど、よくみる重要な表現を掲載しています。

    具体的な学習方法とおすすめの使い方

    [ptimeline]
    [ti label="STEP1" title="各英文をゆっくり丁寧に読み、ポイントを理解する"]100個の短い英文それぞれをゆっくり読む。解説も読んで、英文のポイントをしっかり理解する
    [/ti]
    [ti label="STEP2" title="音読練習を繰り返し行う"]音源を聞きながら、同じ速度で反復音読する。[/ti]
    [ti label="STEP3" title="チェックマーク表現の暗記"]The Rulesもそうですが、本教材にも覚えるべき表現にはマークがついていますので、こちらを暗記[/ti]
    [/ptimeline]

    オススメの使い方としては、音読を何度も何度もしながら、頭の中で意識的に内容を理解していくことです。
    多くの場合音読を意識せずにやってしまいがちですので、意識学習をするようにしてください。

    どのように考えたら良いのか?についてはこちらの動画付きの記事で説明しています。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/schoolmaster_blog/explain-movie/ishiki/"]

    この後におすすめの参考書

    この後の教材は学力にもよりますが、本書で覚えた表現、考え方を
    実際の長文の教材で試していかなくてはいけません。

    そのために一番オススメなのは、『The Rules』です。
    このシリーズをクリアしていくのと、それ以外だとSupremacyや『ぐんぐん伸びる英語長文』がおすすめです。

    その他どのような教材を使ったら効率的に学習ができるのか?、勉強法についてはこちらの記事でも説明しています。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/english-benkyo/"]

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【神書】肘井学の読解のための英文法(レベル・使い方)必修編/難関大学編|早慶専門塾が監修

2023.10.24

ページ目次肘井学の読解のための英文法(レベル・使い方)必修編と難関大学編の違い【必修編】の特徴【神書】必修編は中学レベルから大学入試まで引き上げてくれます【難関大学編】特徴【読解のための英文法】効果的な使い方【読解のための英文法】学習する上でのポイント【読解のための英文法】理解度を上げるコツ【読解の

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  • 肘井学の読解のための英文法(レベル・使い方)

    英文読解の壁を一気に突破できる秘訣がここにある! 大学受験生におすすめの文法参考書『読解のための英文法が面白いほどわかる本』は、読むための英文法が学べる定評の一冊。今回は、この参考書の魅力と効果的な使い方を解説。

    [toc]

    必修編と難関大学編の違い

    71dCQQMVPGL SL1500必修編 81IN IkNt9S SL1500難関大学編
    出題校 中学〜難関大学 旧帝大、早慶上智
    初期段階 共通テスト3,4割 共通テスト8割
    到達段階 共通テスト7割 早慶、旧帝大合格
    英検レベル 英検準2級 英検準1級
    理想の開始時期 高校2年冬 高校3年夏

    『読解のための英文法が面白いほどわかる本』には、必修編と難関大学編の2種類があります。

    必修編は英文読解の基礎を学ぶ入門編に位置付けられます。
    文法事項は33項目で、例文も基本的なレベルの短い文が中心です。

    難関大学編はさらに発展的な内容を含んでいます。文法事項は39項目に増え、例文も2,3文からなる長文が多くなっています。

    主な違いは以下の点です。

    • 難関大学編は省略と関係詞の学習が追加されている
    • 例文は必修編より長文が多い
    • 発展問題は難関大学の過去問題が使われている
    • 英文図解はより詳細になっている

    必修編と難関大学編は大きくレベルが離れているので続けて使うには、

    『英文熟考・上』や『ポラリス英文解釈』といった教材をはさむと良いでしょう。

    【必修編】の特徴

    必修編は、英文読解の基礎力を身につけるための入門編として位置付けられている参考書です。

    文法事項は、SVの発見から動詞の型まで、英文読解に必要不可欠な33の項目が網羅されています。
    例文は、中学レベルの基本的かつ短い文が多く使用されており、英文読解の入門編としてふさわしいレベル感になっています。

    構文を学習するのに中学レベルからできるがこの教材が神書であるポイントです。

    例文の理解度を深めるため、確認問題と発展問題が設けられています。
    また、英文の構造が一目で把握できるように、例文すべてに英文図解が付けられているのも大きな特徴です。
    71 ahAONSjL SL1500

    加えて、例文の音声がダウンロード可能なので、音読による学習も行えるよう配慮されています。

    【必修編】レベルと対象者

    必修編のレベルは、主に読解入門〜基礎を学ぶレベルとなっています。
    文法事項や例文の難易度は、共通テストで求められるような英文読解力を身につけることができるよう配慮されています。

    必修編の学習にあたっては、中学レベルの基本的な英文法の知識がある程度備わっていることが前提条件となります。
    文法学習の経験がまだ十分でない場合は、必修編を直接学習するのは難しく、まずは基礎的な文法書で学習を進める必要があります。

    中学レベルを理解するオススメの教材についてはこちらの記事でわかりやすく説明されています。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/chugakuenglishto-60/"]

    必修編の主な対象者
    • 英語の文構造を取るのが苦手な人
    • GMARCHクラスの私立大学を受験予定の人
    • 早慶など最難関校を除く国公立を目指す人

    また、英文読解の入門編として文法を復習したい人や、
    長文読解に入る前に英文構造の基礎を固めたい人にもおすすめの教材といえます。

    基礎的な文法構造の頭の使い方を理解するためにはかなりの良書です。時間がない場合は使い方によってもこれ一冊で早慶を目指すことも可能です。

    【必修編】文法事項一覧

    • 序章 SVの発見
    • 第1章 意味のカタマリ
    • 名詞句、名詞節/形容詞句、形容詞節/副詞句、副詞節
    • 第2章 識別
    • to doの識別/-ingの識別/過去分詞の識別/thatの識別/itの識別/asの識別
    • 第3章 構文
    • 接続詞/倒置/省略/強調構文/呼応/ネクサス/挿入/比較/複合関係詞
    • 第4章 動詞の型
    • 第4文型/第5文型/SVO to do型/SVA from B型/SVA of B型/SVA with B型/SVA for B型/SVA as B型/SVA to B型/SVA into B型/受動態

    【神書】必修編は中学レベルから大学入試まで引き上げてくれます

    God

    必修編は使われている単語のレベルが中学レベルなので、
    勉強の初期段階から使うことができ非常に有用です。

    例題だけをひたすら解いていくだけでも文章構造の基本を理解することはできます。

    ただし、英文法の知識が極端にない場合は、
    『大岩のいちばんはじめの英文法』といった英文法の基本書を読んでおくことをおすすめします。

    『大岩のいちばんはじめの英文法』の効果的な使い方はこちらの記事で詳しく説明しています。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/sankosyo/eigo/oiwaeibunpo/"]

    【難関大学編】特徴

    難関大学編の大きな特徴は、必修編に比べて例文のレベルが上がり、より高度な英文読解力が求められる点です。
    必修編にはなかった「省略」と「関係詞」の学習が追加されています。
    これらは難関大学の入試で頻出の文法事項です。

    例文自体も必修編の短文に対し、2-3文程度の長文が主体となっています。文章の長さと複雑さが増しているのが特徴です。
    発展問題には、東大や京大などの難関大学で過去に実際に出題された入試問題が使用されているのも大きな違いです。

    その他、英文の構造を図解した部分がより詳細かつ複雑なものに変更されているほか、扱う文法事項数も33項目から39項目へと増加しています。

    【難関大学編】レベルと対象者

    難関大学編は、レベルとしては早慶などの難関大学クラスの入試を想定した内容となっています。

    GMARCHレベルの学生は実施する必要はありません。

    具体的な偏差値では65以上を目安としており、必修編の偏差値60程度に対して一段階上の難易度が設定されています。

    学習する上での前提条件として、必修編の内容を習得していることが不可欠です。
    必修編を理解せずに難関大学編の学習に入るのは困難を極めるでしょう。

    対象とする主な受験生

    • 早慶や旧帝国大学を目指す受験生
    • 国公立大の2次試験を受験する受験生

    【難関大学編】文法事項一覧

    • 序章SVの発見編 SV が発見できれば難しい英文が読める1~4
    • 第 1 章 ネクサス編
    • 不定詞の主語がわかれば難しい英文が読める/動名詞の主語がわかれば難しい英文が読める/付帯状況のwithがわかれば難しい英文が読める
    • 第 2 章 構文編
    • 強調構文がわかれば難しい英文が読める/名詞構文がわかれば難しい英文が読める/因果構文 がわかれば難しい英文が読める1~5/分詞構文がわかれば難しい英文が読める1・2
    • 第 3 章 倒置編 1
    • 強制倒置がわかれば難しい英文が読める1~4/norとsoの後ろの倒置がわかれば難しい英文が読める/if 節の倒置がわかれば難しい英文が読める1・2/as以下の倒置 がわかれば難しい英文が読める/As ~, so …. がわかれば難しい英文が読める
    • 第 4 章 倒置編 2 移動・SVMO
    • 文型倒置がわかれば難しい英文が読める1~3/移動がわかれば難しい英文が読める1・2/SVMO がわかれば難しい英文が読める
    • 第 5 章 分離・挿入編
    • 分離がわかれば難しい英文が読める1~3/挿入がわかれば難しい英文が読める1・2
    • 第 6 章 比較編
    • 「AというよりむしろB」がわかれば難しい英文が読める1・2/the + 比較級 ~, the + 比較級 ….がわかれば難しい英文が読める1・2/クジラの構文がわかれば難しい英文が読める
    • 第 7 章 as 編
    • 譲歩のasがわかれば難しい英文が読める1~3/名詞限定のasがわかれば難しい英文が読める/関係代名詞のasがわかれば難しい英文が読める
    • 第 8 章 省略編
    • 関係詞の省略がわかれば難しい英文が読める/接続詞の後ろの省略がわかれば難しい英文が読める/those who areの省略がわかれば難しい英文が読める/whateverの後ろの省略がわかれば難しい英文が読める/共通要素の省略がわかれば難しい英文が読め/what if ~? がわかれば難しい英文が読める
    • 第 9 章 呼応編
    • so ~ that … がわかれば難しい英文が読める1・2/so that S助動詞がわかれば難しい英文が読める
    • 第10章 関係詞編
    • 連鎖関係詞がわかれば難しい英文が読める/名詞・前置詞・関係詞がわかれば難しい英文が読める/前置詞・関係詞・不定詞がわかれば難しい英文が読める/関係詞の二重修飾がわかれば難しい英文が読める
    • 第11章 文型編
    • 第4文型の応用がわかれば難しい英文が読める/第5文型の応用がわかれば難しい英文が読める/知覚動詞の応用がわかれば難しい英文が読める

    【読解のための英文法】効果的な使い方

    [ptimeline]
    [ti label="STEP1" title="計画を立てる"]いつまでに何テーマを終えるか計画を立てる。1日当たりの学習時間と1テーマにかける時間を決める。計画表に目標を明記する[/ti]
    [ti label="STEP2" title="「パターン」に目を通す"]本書の各セクションには「パターン」と題された箇所が設けられています。これは、そのセクションで学ぶべき文法事項の種類や用法を簡潔にまとめたものです。例えば、「第5文型のパターン」や「倒置のパターン」のように、扱う文法項目が「パターン」として示されています。
    学習の前に、まずそのセクションで習得すべき文法の種類やポイントを「パターン」で確認しておくことで、学習のめあてが明確になります。[/ti]
    [ti label="STEP3" title="問題に取り組む"]まずは例題から順に解く。例題が理解できたら確認問題に取り組む。確認問題が解けたら発展問題にチャレンジする[/ti]
    [ti label="STEP4" title="解説を読む"]自分で解いた後に解説を丁寧に読む。解説のポイントをノートにまとめる。図解で構造を確認する[/ti]
    [ti label="STEP5" title="復習する"]章末や全体復習で弱点を確認する。音読や口述で訳し方を定着させる。わからない点は参考書で理解を深める[/ti]
    [ti label="STEP5" title="活用する"]学習内容を長文読解や過去問題で活用する。実際の文章で理解度を確認する[/ti]
    [/ptimeline]

    【読解のための英文法】学習する上でのポイント

    1文法事項の使い方に注目する

    必修編では文法事項そのものだけでなく、実際の文章の中でそれがどのように使われているかに注目することが大切です。
    文脈の中での文法の使い方をつかむことが重要です。

    英文中のthatやitは、文脈によって様々な用法を持ちます。
    たとえば、thatは先行詞を受ける関係詞としての用法と、内容を導く同格名詞としての用法があります。
    itも人称代名詞の用法と、形式主語や慣用句のitなど、複数の用法が存在します。

    これらのthatやitが文中でどの用法なのかを正確に識別できないと、英文の意味関係を誤って把握してしまう恐れがあります。
    したがって、thatやitの用法の違いを正しく見分ける「識別力」は、正確な英文読解には欠かせません。

    必修編では、こうしたthatやitの識別を重点的に学習できるのが大きなメリットです。

    繰り返し識別力を鍛えることで、自然と文章を読む際にもthatやitの用法が識別できるようになり、読解力が確実に高まるはずです。

    2訳のパターンを覚える

    同じ文法事項でも訳し方のパターンは複数あるので、例文の日本語訳のパターンを覚えておくことも必要です。

    例えば、動名詞の文が登場した場合、訳し方には以下のようなパターンがあります。
    ・「することはだ」
    ・「してすることは~だ」
    ・「するのはだ」

    動名詞構文の日本語訳にはこのように複数の表現が存在します。

    必修編の例文を解く際には、このような訳し方のパターンを意識して覚えておきましょう。
    単に例文の意味が分かれば良い、と考えずに、
    具体的な訳し方の表現も確認しておくことで、実際の文章でも同じ訳し方ができるようになります。
    訳のパターンを豊富に蓄積することが、英文読解力向上につながります。

    3例文を丸暗記しない

    例文自体は丸暗記はいけません。
    覚えるのであれば、必ず理解をして覚えるようにしてください。

    訳し方のパターンを頭に入れることに力を入れましょう。重要なのは、その例文の文法事項が実際の英文でどのように使われ、どのように訳されるのかを理解することです。

    例えば、ある例文の文法事項は「Thereを用いた存在文」で、訳のパターンは「~がある」だったとします。
    この場合、その例文の内容自体は記憶する必要はなく、Thereの存在文の訳し方が「~がある」であることを覚えることがポイントです。

    例文から「文法事項の使い方」と「訳し方のパターン」を学ぶことに注力し、例文自体の暗記は避けるのです。

    【読解のための英文法】理解度を上げるコツ

    読解のための英文法の理解度を高めるコツは以下の3つです。

    1繰り返し学習する

    同じ内容を繰り返し学習することで、理解が深まります。特に苦手な文法項目は徹底的に繰り返しましょう。
    例えば、倒置文が苦手な場合は、必修編の倒置に関するセクションを繰り返し学習します。

    初回は例文と解説を丁寧に読み、理解できるようにします。

    2回目は、例文のみ解き直してみます。訳せる例文、訳せない例文を確認します。
    3回目は、訳せなかった例文に絞って解説を見直し、理解を深めます。

    このように、同じ内容でも複数回学習し直すことで、理解度が高まっていきます。
    特に苦手分野は通常の学習よりもう一段階繰り返しが必要です。積極的に反復学習を取り入れましょう。

    2音読とシャドーイングを取り入れる

    Pronounce

    例文を音読したり、音声に合わせて言葉を真似るシャドーイングを取り入れると理解が深まります。

    例文を声に出して音読することで、頭の中で理解したつもりになっていることが正しく定着しているのか確認できます。
    音読していてスムーズに読めない部分があれば、理解が不十分な箇所として注目し、解説を見直す必要があります。

    また、例文の音声に合わせてその言葉を同時に口に出して繰り返す「シャドーイング」は、
    文章のリズムやイントネーションを体感でき非常に効果的です。

    音読やシャドーイングを取り入れることで、例文が単なる知識としての理解に留まらず、実際の読解に結びつける実感が得られます。
    英文の音声面も意識しながら学習すれば、理解はより深まります。

    語学を学習する上で音を使って学習するのは必要不可欠です。

    シャドーウィングの効果についてはこちらの記事でも詳しく説明しています。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/kentei/eigokentei/eiken-listening-effective/"]

    【読解のための英文法】学習計画の立て方

    読解のための英文法を効果的に学習するためには、以下のように学習計画を立てるとよいでしょう。

    まず、全体の学習目標を設定します。
    例えば「必修編を1か月で修了する」など、期限を設けた目標を立てましょう。

    次に、1日当たりの学習時間を決めます。平日と休日で学習時間に差を設けるなど、実際のスケジュールに合わせて計画します。

    1回の学習時間も30分から1時間程度に区切ると集中力が持続しやすくなります。各節の学習に推奨されている目安時間も踏まえ、全体の学習スケジュールを立てていきます。

    定期的な復習日も設定して、復習を確実に行えるようにします。予備時間も余裕を持って見込むことで、思わぬアクシデントに対応できるようにしましょう。

    このように学習計画を具体的に立てておくことで、読解のための英文法を効率的に修得できるはずです。

    【読解のための英文法の次】長文へのステップとして

    Dog step

    読解のための英文法は、長文読解へのステップとして非常に有効な教材です。
    長文読解には、文法力と語彙力に加えて、文章構造を把握する力が必要不可欠です。

    この参考書では、読解のプロセスに合わせた文法事項を学ぶことができるため、長文の構造解析能力は確実に鍛えられます。

    例文のレベルも易しいものから難関大学の入試問題まであり、着実に長文読解の実力がつくよう配慮されています。

    必修編で基礎を固め、難関大学編で発展的な内容を学習することで、長文読解へのステップアップを円滑に行うことが可能となります。
    また、この参考書の学習後は、実際の長文教材を使って理解度を確認することをおすすめします。

    学んだ技能を長文で活用することで、初見の文章にも適用できる実力が身につきます。
    読解のための英文法と長文学習を組み合わせることで、入試レベルの読解力獲得を目指しましょう。

    次の教材としてはThe Rulesシリーズに入ると良いでしょう。
    1、2であれば問題なく接続することができます。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/sankosyo/eigo/therules-leves/"]

    その他英語の勉強についてはこちらの記事で確認ができます。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/english-benkyo/"]

【英文解釈】「透視図」と「ポレポレ」どっちが良いのか徹底比較|早慶専門塾が監修

2023.10.24

ページ目次【英文解釈】「透視図」と「ポレポレ」どっち?「英文読解の透視図」と「ポレポレ」の概要「英文読解の透視図」と「ポレポレ」の比較「透視図」と「ポレポレ」どちらもやるべき?「英文読解の透視図」がおすすめの人「ポレポレ」がおすすめの人「英文読解の透視図」と「ポレポレ」の比較まとめこの後の英語長文は

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  • 【英文解釈】「透視図」と「ポレポレ」どっち?

    「英文読解の透視図」と「ポレポレ英文読解プロセス50」は、難関大学生の必読書として知られる英文解釈の名著です。

    どちらを選ぶか迷う受験生も多いでしょう。

    この記事では、両者の特徴をレベル、量、網羅性、解説、語彙・文法解説、反復性などの観点から比較し、
    自分の学習スタイルと目的に合った一冊を選ぶことの重要性を解説します。

    この記事の結論
    • 早慶受験生は必須!
    • レベル・残り時間に合わせてどちらかに決める
    • ただし、どちらもやる必要はない
    [toc]

    「英文読解の透視図」と「ポレポレ」の概要

    英文読解の透視図」と「ポレポレ英文読解プロセス50」は、

    ともに最難関レベルの英文解釈書として知られています。

    この2冊は長年にわたり難関大学生の必読書として定評があり、英文読解力を高めるための代表的な参考書です。

    どちらも英文法や構文の分析手法を体系的に解説しており、これらの書籍をマスターすれば、たとえ複雑で入り組んだ英文でも正確に解釈できる実力が身につきます。

    「英文読解の透視図」の概要

    文脈を捉えながら論理的に文章を読む訓練をすることを目的とした書籍です。
    長文の例題を用いて、複雑な構文解析の方法を学ぶことができます。

    英文読解の透視図の詳しい使い方についてはこちらの記事でわかりやすく説明しています。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/sankosyo/eigo/toushizu/"]

    「ポレポレ英文読解プロセス50」の概要

    短い英文を用いつつ、効率的な読解プロセスを学習することに重点が置かれています。
    英文を左から右へ読み進めるときの思考法が詳細に解説されており、ネイティブの読み方に近づけることを目指しています。

    ポレポレ英文読解プロセス50の詳しい使い方についてはこちらの記事でわかりやすく説明しています。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/sankosyo/eigo/porepore/"]

    どちらかでもマスターすれば、どのような難関大学の入試で出題される英文も正確かつ効率的に解釈できる実力が身につくでしょう。

    「英文読解の透視図」と「ポレポレ」の比較

    Comparison

    項目 ポレポレ 透視図
    レベル ○(短文、基本的) ○(長文、高度な構文)
    △(200ページ、B6判) ○(500ページ、B5版)
    網羅性 ○(各分野、バランス) △(特定の分野集中)
    解説 ○(視覚的、赤文字) ○(文章解説スタイル)
    語彙・文法解説 ×(解説なし) ○(巻末に語彙集、文法)
    反復 ○(繰り返し学習しやすい) △(ゆっくり進める)

    【レベル】

    「英文読解の透視図」の例題は、長さが平均して400字程度と長文が中心です。一方、「ポレポレ」は100-200字程度の比較的短い英文が用いられています。「透視図」は文脈を意識しつつ、複雑な構文を正確に解釈する能力が求められます。「ポレポレ」はより簡潔な英文で読解プロセスの習得に重点が置かれています。

    【量】

    「英文読解の透視図」はB5版の大判で、総ページ数は500ページ近くにおよびます。
    一方「ポレポレ」は手軽なB6判サイズで、200ページ程度とコンパクトな分量です。

    【網羅性】

    「英文読解の透視図」は問題数が100題前後と多く、様々な題材や構文が網羅されています。
    ただし、受験生の苦手な分野(「仮定法」「比較」「省略」「倒置」など)に集中しているので、
    全ての分野にバランスよくという感じではありません。
    そのため、必ず透視図の前に基本的な教材を行った方が良いです。

    「ポレポレ」は50題程度ですが、各分野からバランスよく網羅されています。
    特に名詞構文の説明が詳しく説明している参考書はあまりないのでその点で、
    ポレポレの方が評価できます。

    【解説】

    「ポレポレ」では主語や目的語に赤文字で印をつけるなど、視覚的な解説手法が用いられています。
    「透視図」は文法の説明などを詳述する文章解説スタイルです。

    【語彙・文法解説】

    「英文読解の透視図」には巻末に語彙集が付属しており、例題に出てきた英単語の意味が解説されています。
    また文法項目も解説されています。
    「ポレポレ」にはこのような解説はありません。

    【反復】

    「ポレポレ」は分量が少ないため、繰り返し学習しやすい特徴があります。
    「透視図」は周回は難しく、ゆっくり進める必要があります。
    このように両者にはそれぞれの特長があり、自分の学習スタイルに合った参考書を選択することが大切です。
    徹底的にマスターすることが英文読解力向上の鍵となります。

    「透視図」と「ポレポレ」どちらもやるべき?

    「英文読解の透視図」と「ポレポレ英文読解プロセス50」はどちらも難関大学合格レベルの英文読解力を養成する優れた参考書ですが、
    必ずしも両方やる必要はありません。

    どちらか1冊をしっかりマスターすることで、十分な読解力は身につきます。
    むしろ、1冊に集中する方が効率的で効果的です。

    「英文読解の透視図」は長文読解力、「ポレポレ」は効率的読解プロセスの習得に重点が置かれています。
    自分の弱点を考え、それを補強する参考書1冊に絞るのがポイントです。

    もし時間に余裕があれば、両方をやることで論理的読解力と効率的読解力の両方を磨くことができるでしょう。
    しかし、時間に制約がある場合は1冊に集中した方が実力は付きやすいと考えられます。

    要約すると、「英文読解の透視図」か「ポレポレ」のどちらか1冊を徹底的にマスターするのが効果的な学習法といえます。
    時間に余裕がある場合には両方挑戦してみる価値はあるでしょう。

    「英文読解の透視図」がおすすめの人

    ・幅広く英文読解を網羅的に学習したい人

    「英文読解の透視図」には、100問以上の例題が用意されています。文章類型だけでなく、条件法、比較構文、関係代名詞、倒置構文など、英文読解に必要な文法事項が網羅的にカバーされています。また、社説、小説、エッセイなど様々なジャンルの文章が取り上げられているのが特徴です。

    ・ゆっくりと進めながら学習したい人

    「英文読解の透視図」は一冊のページ数が300ページ以上と分量が多く、1題あたりの解説も詳細です。1日1題から2題程度のスローペースで取り組むのが適切で、ゆっくり進展させながら英文を丁寧に味わいたい人に向いています。

    ・例題の解説を重視したい人

    「英文読解の透視図」では、各例題の解説が2ページ以上に及ぶこともあり、文法や構文の解説が詳細に記されています。例題の繰り返し学習よりも、解説部分に時間をかけて英文法を学びたい人におすすめです。

    ・語彙力が比較的高い人

    社説や論文からの引用が例題となっているため、多少難解な語彙が含まれています。日常的に英語に触れる機会が多く、ある程度の語彙力が身についている人向けの参考書といえます。

    ・時間に余裕がある人

    一冊学習するのに2~3ヶ月程度の時間を要するので、焦らず長期的に取り組める人に向いています。余裕のあるスケジュールで、のんびり進められる人におすすめです。

    「ポレポレ」がおすすめの人

    ・効率的に例題を反復したい人

    「ポレポレ」には全部で50題の例題しかありません。1題当たりの分量も1ページ程度とコンパクト。
    1回の学習時間は30分程度で済むので、効率的に回数を重ねられます。例題集のように同じ題材を繰り返し学習したい人に適しています。

    ・英文を左から右へ読むプロセスを学びたい人

    「ポレポレ」では、まず始めに主語と動詞を見つけ、その後に目的語等を確認するという、英文を順序立てて読み進める考え方が示されています。
    この「プロセス」を習得すれば、英文を直線的に追う読み方ができるようになります。

    ・視覚的な学習スタイルの人

    「ポレポレ」の例題には、主語、動詞、目的語などにそれぞれ印が付されています。
    また、文の構成要素ごとにカッコで囲んで示されているので、視覚的に構造を捉えられます。視覚的な示唆による学習型の人に向いています。

    ・基本的な英文法力がある人

    「ポレポレ」では文法事項の解説はほとんどありません。例題の英文構造に注目するスタイルなので、ある程度の文法基礎が前提として求められます。

    ・短期集中で学習したい人

    「ポレポレ」1冊の学習時間は20時間程度で充分肝心なポイントを習得できます。目標を定めて効率的に短期間で英文読解力を高めたい人に最適です。
    このように、「ポレポレ」は簡潔ながら効果的な学習スタイルが特徴です。効率を重視する人に強くおすすめしたい参考書といえます。

    「英文読解の透視図」と「ポレポレ」の比較まとめ

    「英文読解の透視図」と「ポレポレ」は、ともに難関大学合格レベルの英文読解力を養成するための名著ですが、アプローチの仕方に違いがあります。

    • 細かく英文読解をマスターしたい人 → 「英文読解の透視図」
    • 読解のプロセスを効率的に習得したい人 → 「ポレポレ」
    • ゆっくり進められる人 → 「英文読解の透視図」
    • 短期間で集中的に学習したい人 → 「ポレポレ」

    英文読解力は、どのような文章にも対応できる汎用的な能力です。
    自分の学習スタイルと目的に合った1冊を選択し、徹底的に学習することで大きく力がつくはずです。
    自分にあった参考書の選び方が成功のカギとなります。

    この後の英語長文はどうするか?

    この参考書が完全に理解できている状態であれば大学受験で構文で困ることは基本的にはないでしょう。

    その場合は、文法的な側面ではなく、長文を読んで、論理展開といった内容面を重視して問題を解いていきましょう。

    長文の論理展開、文章のパラグラフの構造を理解する教材としては、下記のような教材が良いでしょう。

    その他英語の勉強法については、こちらの記事で説明しているのでこちらを確認してください。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/saisokuenglishreading-schedule/"]

    早慶レベルの英語の構文は他にどんなものを使用したらよいのかはこちらの記事で説明しています。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/sankosyo/eigo/sokei-englishinterpretation/"]

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【早慶難単語!】無敵の難単語PINNACLE(ピナクル) 420の(使い方、レベル)とその特徴を生かす学習術

2023.10.23

ページ目次「無敵の難単語PINNACLE(ピナクル) 420」の使い方と特徴を生かす学習術無敵の難単語PINNACLE 420の特徴無敵の難単語PINNACLE 420に向いている人無敵の難単語PINNACLE 420のレベル無敵の難単語PINNACLE 420の使い方PINNACLE(ピナクル)

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  • 「無敵の難単語PINNACLE(ピナクル) 420」の使い方と特徴を生かす学習術

    早慶向けの大学受験単語帳がついに出ました!

    単語帳なのに420個しか入ってないじゃん・・・

    少ないと思っている人もいるかもしれないですが、実際は逆です。

    このレベルの単語はかなり難しく覚えるのも大変です。

    この420個に絞って確実に覚えていくことで、早慶向けの難単語を覚えることができます。

    1級用の単語帳を1度やってみるとわかりますが、単語と意味の結びつきを1対1で考えるのが非常に難しく覚えるのが大変です。意識しなかったり、語源を覚えて紐付けが見つからなかったら全然覚えることができません。

    特に社学を受ける生徒にはおすすめです。
    [toc]

    無敵の難単語PINNACLE 420の特徴

    [itemlink post_id="23506"]

    早慶向けの最強の英単語になりそうなPinnacleの特徴を見ていきましょう。

    入試問題作成の傾向を分析

    この単語集では、過去に出題された大学入試の英語の語彙問題を分析し、頻出する難語をピックアップしています。

    分析の結果、早稲田大学や慶應義塾大学などの難関私立大の入試では、英検1級レベルの語彙が頻繁に出題されていることが分かりました。

    また、英字新聞や経済誌などの文章からの出題が多い傾向にあるため、こうした媒体で実際に使われているアカデミックな語彙に着目しています。
    この厳選された420語をマスターすることで、実際の入試で出てくる可能性が高い難語に対応できるようになり、語彙力を効率的に強化できます。
    過去問分析に基づいた語彙選定がこの単語集の大きな特徴といえます。

    これまで英検1級の単語帳や3000語くらいの難単語帳を覚えなくてはいけなかったのですが、この単語帳であれば420個なので覚えやすいです

    ペースを掴みやすい

    71z2u2sT3RL SL1500

    この単語集には420語の難語が収録されていますが、
    1日30語のペースで学習していけば、約2週間で全ての単語を習得できるように設計されています。
    具体的には、単語集の中で1日分の学習内容が30語に分けられていて、毎日これを1セットとして学習していきます。

    30語という量は、多すぎず少なすぎずちょうどいい量で、1日の学習に必要な時間も約30分程度で済みます。14日間の学習スパンは、入試直前の残された時間に合わせて決められています。

    早慶などの難関大学に特化した英単語

    Crackdown,backfire,meticulous,invigorateなど英検1級レベルの難単語がですが、
    早慶に頻出の英単語がでてきています。

    71J3evmGwqL SL1500

    無敵の難単語PINNACLE 420に向いている人

    • 早慶での合格を強く目指している受験生
    • 早慶の過去問で単語の壁にぶつかることが多い人
    • 2冊目の単語集を選びたい人

    おすすめの併用単語帳/使用スケジュール

    1. 英検2級レベル英単語
    2. 受験基本単語
    3. 英検準1級単熟語EX
    4. 【ココ!】無敵の難単語PINNACLE 420

    基本英単語帳は下記が当てはまります。

    • システム英単語
    • ターゲット1900
    • LEAP

    使い方を詳しく説明しているので確認してください。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/sankosyo/eigo/osusumeeitangotyou/"]

    その後には、EXを使って、この単語帳を実施すると良いでしょう。

    早慶に行くために4冊単語帳を行うことを考えると、少なくとも高校2年生には英単語の勉強をしていかなくてはいけなそうですね。

    他にもは難単語帳はありますので、余裕がある人は他の単語帳も見てみても良いです。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/taisaku/waseda/syagaku/waseda-syagaku-english-tangocho/"]

    無敵の難単語PINNACLE 420のレベル

    レベルは単語水準が12000語水準で、英検1級レベルの単語帳を濃縮しています。

    早慶の単語が難しい学部を受ける生徒以外は不要です。

    逆にいうと早稲田社学のような英単語がものすごい難しい学部の場合は、絶対やったほうが良いです。

    社学を受ける生徒は必須です。

    無敵の難単語PINNACLE 420の使い方

    下記で具体的な使い方を見ていきましょう。

    例文と使い方の解説で理解を深める

    71vhXEJzSqL SL1500

    この単語集の大きな特徴は、各単語に実際の英文からの例文が多数掲載されていることです。

    例えば「dwindle」の項目では、次のような例文が示されています。

    As the population of the endangered species dwindles, efforts to preserve its
    natural habitat and prevent poaching become increasingly urgent.

    例文を通して、実際の使われ方をイメージできます。

    加えて、この単語集では例文の下に「dwindleは『動①だんだん減少[低下]する ②衰える、弱まる③~をだ
    んだん減少させる、小さくする』の意味」といった使い方の解説も記載されています。

    例文以外にも前置詞との使い方も多数記載されています。

    • dwindle away to X
    • dwindle down to X
    • dwindle from X toY
    • dwindling 名詞

    例文と解説を併用することで、単語の意味だけでなく、実際の使い方まで深く理解することができるのです。

    単語の定着には非常に効果的な学習方法といえます。

    関連語で語彙を拡充

    例えば「dwindle」の項目では、「abate」「ebb」「wane」といった関連語が示されています。

    これにより、単に「dwindle」だけを覚えるのではなく、意味の近い英単語を効率的に拡充することができます。

    また、各単語の例文は実際の英文誌や新聞からの引用です。

    実際の長文での使用イメージを掴む

    この単語集の大きなメリットは、掲載されている例文が実際の長文から抜粋したものだという点です。
    実際の長文中での使われ方を確認することは、英語のニュアンスをつかむ上で非常に重要です。
    本書の学習では、まず例文から単語の基本的な意味を掴み、
    次に実際の英文脈での使われ方のイメージを膨らませる、という学習プロセスがおすすめです。

    問題集で理解度チェック&復習できる

    71ED+kQkwBL SL1500

    写真のような感じで4択での問題集が付属して、理解度を確認することができます。
    このように問題集を解くことで、単語の意味が正確に理解できているか確認できます。
    また、解けなかった問題は復習し直すことで、弱点の単語力を効果的に強化できます。

    学習とテストを繰り返すことで、単語の知識が定着するため、非常に重要な要素といえます。

    PINNACLE(ピナクル) 420は早慶上位学部には必須

    EconomistやForeign Affairsといった政治経済系の新聞雑誌から
    今後も出題されることを考えると、これまで以上に難単語対策が必要になるのは間違いありません。

    早慶受験を考えている人はぜひやってみてください。

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長文は時間の無駄!英語で成果を出すための正しい勉強の順番とは?

2022.07.07

動画の内容を要約して本文にて説明しています。 ページ目次長文で成果を出すための効果的な勉強法なぜいきなり長文を読むのは意味がないのか?長文を解く際にすること長文が終わった後にすること終わった後の処理がダメな人の例 長文で成果を出すための効果的な勉強法 難関大学には長文が頻出するから長文をとにかくたく

  • …続きを読む
  • https://www.youtube.com/watch?v=3rpUab1RgR0

    動画の内容を要約して本文にて説明しています。

    長文で成果を出すための効果的な勉強法

    難関大学には長文が頻出するから長文をとにかくたくさん解けばできるようになる!

    と思っている人は多くないですか?

    結論から言うとこの考え方では、英語はできるようになりません。

    もちろん、英語において長文問題は一番重要であることは間違いないのですが、

    多くの人がその段階に行ってもないのにとにかくたくさんの長文を読もうとして失敗してしまいます。

    今回のブログでは、長文演習に入る前にやっておきたいことをお伝えしていきます。

    [toc]

    なぜいきなり長文を読むのは意味がないのか?

    どんな問題であっても終わった後に分析していくのが必要不可欠ですが、

    基礎学力が足りない状態でやり続けても

    何ができていたのか?

    何ができなかったのか?がわからないのです。

    これは全ての科目に共通して言えることなのです。

    ここまではできた、できなかった?

    基礎学力がないと、

    この問題を解けなかった理由は何か?と言うリーズニングをすることができません。

    何をするのか?

    一番→単語(難関大基本単語7000)、熟語(1000)

    次→英文法

    次→精読(1文~1パラグラフ程度)

    次→要点を掴む(論理構造,ディスコースマーカー、情報構造の理解)

    この段階まできた段階ではじめて長文を読んでいく意味があります。

    長文を解く際にすること

    時間を測って解く(時間が過ぎてもとりあえず最後まで解く)

    時間内にどこまで終わったのかを明示しておく

    問題の根拠に線を引く

    長文が終わった後にすること

    文構造を解析する(できれば全文)

    ディスコースマーカーのチェック

    問題が解けなかった部分の分析

    1,単語、文法などの知識不足
    2,文構造がわからなかった
    3,読み違い(選択肢、問題文)

    復習ノートにまとめて定期的にチェックする

    終わった後の処理がダメな人の例

    単に和訳を読む、単語を覚えるのみ

    単に長文を読んでいくだけ・・・というのでは学力はつかなく。

    自分の弱点がどこにあるのか?何ができてないのかを考えて、

    問題を解いていくようにしてください。

【使い方】英文精読へのアプローチ|圧倒的に成績を伸ばす方法

2022.03.17

ページ目次英文精読へのアプローチの特色英文精読へのアプローチで学べること英文精読へのアプローチの使い方1ランク成績を上げるための使い方英文精読へのアプローチ後には何を使うか英文精読へのアプローチで習ったことができない場合英文精読へのアプローチの参考書にある質問 英文精読へのアプローチの特色 隠れた名

  • …続きを読む
  • [toc]

    英文精読へのアプローチの特色

    隠れた名作中の名作。

    本作の読み方をマスターすることができれば、入試問題で怖い問題はありません。

    当塾でもこの参考書を使って、早稲田慶應に合格する人がおり、

    最強の参考書の一つと言えます。

    ですが、残念ながら読み手を選びます・・・

    それはなぜか?

    多くの受験生は、この本で習うような情報構造を使った読み方を教わっていないので、

    困惑してしまうのです。

    しかも、出てくる長文はかなり難しいです。

    英文の構造(SVOC)はないので、

    そこでつまづいている人はまずは、英文解釈の本を行ってください。

    おすすめの解釈本はこちらで紹介しています。

    そのため当塾ではまずは、

    英文読解法 高校初級用―文のつながりをとらえる

    [itemlink post_id="19210"]

    という薄い一冊を完璧にしてもらった上で取り組んでもらっています。

    文構造についてよくわからない人は下記よりどうぞ。

    早慶レベルで無双する英文読解おすすめの参考書リスト
    最速最強!! 英語勉強法その2 英文法/SVOC 編|早慶圧勝レベルまで効率的に成績を上げる方法
    5分でわかる【英語】情報構造とは?旧情報と新情報の違いまで詳しく解説

    対象者

    模試の偏差値は65以上の受験生である程度英語を読むことには慣れている受験生、

    これまでになんとなく英語は読んできたけれど英語の読み方を教わったことのない生徒

    入試問題で要約問題(早稲田大学国際教養学部、慶應文学部、東京大学)や、

    パラグラフ整序問題(早稲田大学文学部、文化構想学部)が出題される生徒は必須

    英文精読へのアプローチで学べること

    英文精読のアプローチが他の参考書と大きく違うのは、

    情報構造の流れについて1文づつ丁寧に説明しているということです。

    正直、英文の基本原理である、

    情報の流れがわかってないと英文を読むことができないのですが、、

    なぜか日本の教育では教えてもらえないことがで多いです。

    超重要な名詞構文同様、

    わからないと文章を読むことができない情報構造ですが、

    英文精読のアプローチでは学ぶことができます。

    入試レベルの長文でこの教材ほど丁寧に説明している教材は他にはありません。

    *知らないと大変ですので、、名詞構文について知らない人はこちらの記事をどうぞ

    また、論の構成についても本教材で学ぶことができるので、

    英語を読んでいて何がなんだか忘れてしまってわからない・・・という生徒は、

    本教材を行なってみると良いでしょう。

    英文精読へのアプローチの使い方

    ▶おすすめ使用期間
    6か月程度

    本書は、
    Part1が文章のミクロな読解、Part2が文章のマクロな読解、Part3が総合問題という構成になっています。

    英文読解においてはミクロ・マクロな視点の両方が必要とされるので、
    基本的にはPart1から順番に取り組んでいくのが良いでしょう。

    他の教材のようなSVOCを意識するというよりは、、

    問題文のコピーをとって1文づつ、繋がりを考えて解いていくと良いでしょう。

    危険

    素晴らしい参考書で、
    ちゃんと使いこなすことができれば入試で圧倒的な実力を得ることができるのですが、多くの生徒がその重要性を理解し切ることができていません。
    独学で行う際には、挫折しないように1文1文のつながりの意味を考えて、読んでいくようにしましょう。

    1ランク成績を上げるための使い方

    英文のコピーをとって、1文1文の関係を考えて、

    線や論理の関係図を書きながら書いていくと良いでしょう。

    決して、他書の長文演習書のように時間で区切って、

    解いていくという使い方はしなようにしましょう。

    本書のような精読かつ理論書は、

    まずその概念を理解をするために時間がかかります。

    闇雲に問題に取り組まないように注意していきましょう。

    英文精読へのアプローチ後には何を使うか

    この参考書で実際に長文の解き方を理解することが出来たら、

    あとは実践あるのみです。

    実際の入試長文に当たってみるなどして実力アップを図りましょう。

    もし、同レベルの教材で精読をしていきたいのであれば、

    ポレポレ英文読解プロセス50』を行ってみるのが良いでしょう。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/sankosyo/eigo/porepore/"]

    英文精読へのアプローチで習ったことができない場合

    順調に行うことができれば良いのですが、

    多くの場合、本参考書で学んだ読み方ができないことが多いでしょう。。

    その場合は、過去問を行う前に何を意識したら良いのかを決めて行なってください。

    単に過去問を解いていてもいつまで経ってもできるようになることはありません。

    習ったことを一つづつで構わないので、

    過去問を解く前にまず何をするのかを紙に書いてから取り組むようにしましょう。

    ちなみに、英語の参考書リストについてはこちらで紹介していますので、

    英語の勉強で迷っている方はこちらをどうぞ。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/saisokuenglishreading-schedule/"]

    英文精読へのアプローチの参考書にある質問

    ここではこの参考書によく当塾に寄せられる質問をQ&A形式でお答えします。
    platon1解答はプラトン先生にお答えいただきます。

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="L1" icon="seitom6.gif" name="質問1"]英文読解の論理的読解の養成には本書のみで充分でしょうか?[/speech_bubble]

    [speech_bubble type="ln-flat" subtype="R1" icon="platon1.jpg" name="プラトン先生"]英語を論理的に読むための参考書としては本書一冊でも大丈夫です。
    ただ、英文読解には、単語・熟語・文法など様々な要素が関わってくるので、その対策については他でしっかりやっていかなくてはなりません。
    演習のための問題集も別で取り組んでいく必要もあるでしょう。[/speech_bubble]

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早慶合格者が使っていた英語の参考書TOP3

2022.02.25

早稲田慶應の合格が段々と出てきましたが、 当塾で早稲田慶應に合格した生徒が使っていた参考書のTOP3をご紹介していきます。 2週間完成 英文読解法 高校初級用―文のつながりをとらえる  ポレポレ英文読解プロセス50 成果のでる使い方はこちら 桐原英文法・語法 1000

早慶英語で無双する英文解釈/精読参考書レベル別9選

2021.11.02

本ブログ記事では早稲田、慶應大学を目指すにあたり どのような英文解釈の参考書を使用したら良いのか?をお伝えしていきます。 ページ目次本ブログの権威性そもそも英文解釈とは?なぜ英文解釈が重要なのか?英文解釈教材を始めるタイミングは?英文解釈教材で効果を出す使い方英文解釈のおすすめ参考書7選初級レベルの

  • …続きを読む
  • 本ブログ記事では早稲田、慶應大学を目指すにあたり
    どのような英文解釈の参考書を使用したら良いのか?をお伝えしていきます。

    [word_balloon id="1" balloon="line" name_position="under_avatar" name="ブタトン" radius="true" avatar_border="false" avatar_shadow="false" balloon_shadow="false" avatar_hide="false" box_center="false" font_size="17" name_color="#10193a" position="R" bg_color="#8de055" font_color="#fff"]
    英文解釈は早慶合格するためには必要不可欠な部分です。早稲田慶応に適した教材をやっていきましょう![/word_balloon] [toc]

    本ブログの権威性

    偏差値30のあまり勉強が得意でない生徒を対象に、
    早慶レベルの英語を教えて10年ほどで、
    TOEIC990,英検1級を取得している人が本ブログ記事の著者です。

    英検1級でも読解部分は満点です。

    ちなみに、
    多言語学習者で今まで20言語ほど勉強しているので、
    言語の習得のプロセスについてはプロ中のプロです(笑)

    なのでご安心して、読んでください。

    そもそも英文解釈とは?

    まずはこちらの文章を読んでみてください。

    Ich habe eine Katze.

    “90%の人が何を言っているのかよくわからないと思います。

    では、このようにみてみましょう。

    Ich→私は

    habe→飼っている

    eine Katze→一匹の犬

    とすると、
    日本語で

    「私は一匹の犬を飼っています」

    とさっきの文章が頭の中で変換できますよね?

    このように文章を品詞ごとに分けて、

    主語(S)、動詞(V)、目的語(O)、補語(C)と
    4つの文章内での役割に変換するのが英文解釈
    となります。

    なぜ英文解釈が重要なのか?

    先ほどのドイツ語の例からもわかるように
    英語と日本語では単語の並び順が異なります。

    英語は並び順によってその意味が変わってきます。
    例えば、、

    (1),I gave him a dog.
    (2),I gave a dog him.

    この二つの文章は使われている単語は同じです。

    ですが、意味合いは全く持っていことなります。
    一つ目が私は彼あげたとなります。

    二つ目の文章は、私は犬あげた・・・?

    となってしまうのです。

    文章の単語の位置によって、

    「を」と「に」という意味が変わってしまうのです。

    そのため、
    ただ単に単語を覚えているだけではいつまで経っても、
    英語の意味を理解することができないのです。

    注意点

    英文解釈、英文法、英単語は三位一体です。どれかひとつが欠けていても読解力の向上には至りません。
    一番重要なのは単語力になるのはいうまでもありませんが。。
    頑張って覚えていきましょう!!

    早稲田慶應レベルに向かってどんな英単語帳をおこなったら良いのか気になる人は、
    こちらをどうぞ。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/sankosyo/eigo/osusumeeitangotyou/"]

    英文解釈教材を始めるタイミングは?

    ここまで読んだ方であれば、
    英文解釈は重要というのはわかっていただけたと思います。

    ですが、

    いきなり英文解釈をやってしまってはいけません!

    なぜいきなりやっていけないのか?

    英語学習で一番重要なことは、、、英単語です。
    どれだけ英語の読み方や、文法を覚えても英単語を覚えるという努力をしないと
    残念ながら成績が全然上がりません・・・
    また、英単語は文脈の中で品詞によって意味も変わってきます。
    その見極めも英文解釈の中ではしていく必要があります。

    なので、必ず英単語を覚えてから開始するようにしてください。

    少なくても、
    中学レベルの英単語が入っていないと、英文解釈の効果はありません。

    また、英単語だけでなく、英文法についても
    高校レベルの英文法を一通り終わってから開始するようにしてください。

    英文解釈教材で効果を出す使い方

    おすすめの参考書に入る前に、、

    効果を出すための共通の使い方を見ていきましょう。

    注意

    早稲田慶應合格のために、英語を得意になりたいのであればこの通りに実施するようにしましょう!
    自己流でただ読んでいるだけでは、
    効果は0でないにしても望む通りの結果を出すことはできませんよ。

    基本的な使い方1|コピー/写経をして文構造を記載

    まず英文解釈をする上で一番重要なことが、

    文構造(SVOC)をできる限り細かく正確に記載できるようになることです。

    塾にカウンセリングに来る子の様子を見ていると、
    ただ適当にSVOCを振っているだけで満足している子が大半です。

    そうではなく、

    節、句がそれぞれどこに何がかかっているのかを

    一つ一つ丁寧に見ていく必要があります。

    何度も繰り返して行う必要があるため、

    必ずコピーまたは写経(自分で書き写す)をしてくださいね。

    和訳は絶対ではない

    昨今の入試では和訳を入試で問われることは少ないです。
    なので和訳をして時間がかかるようであれば、、
    文構造を正確に取ることを優先してください。
    ただし、慶應文学部を目指す人は和訳の練習は積むようにしてください。慶應文学部の和訳について詳しくはこちらをどうぞ。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/taisaku/keio/bungaku/keiobun-wayaku/"]

    基本的な使い方2|文構造を意識して音読

    文構造が完璧にわかったら、文構造を意識して音読をしてください。

    ここで重要なのは、

    意識化して音読をするということです。

    単に読むだけでもある程度の効果はあるのですが、

    トレーニングに必要なのは、、

    何を意識して、何を目的にしてそれを行うのかをわかって行うことです。

    無目的にぶつぶつ唱えていても、

    なかなかその効果が定着しづらく、すぐに伸び悩みとなってしまうでしょう。

    基本的な使い方3|反復学習

    全ての勉強の基本は反復、繰り返し行うことです。

    完璧に繰り返せるようになるまで何度も何度も行ってください。

    できるようになっても、

    それが長期的に保存されるようにするためには、

    入試までに繰り返し行う必要があります。

    慣れてきたらオーディオが付いている場合は、

    オーディオを使ってやってみると良いでしょう。

    英文解釈のおすすめ参考書7選

    難易度順に早慶レベルで英文解釈をマスターするための
    参考書を見ていきましょう!

    参考までに分け方としては下記の枠組みで分けています。

    • 初級→日東駒専合格レベル
    • 中級→GMARCH、理科大、早慶(下位)
    • 上級→早慶(上位)上智ICU
    • 最難関→早稲田社学、慶應文、SFC

    初級レベルのおすすめ英文解釈参考書

    まずは英文解釈を始めたばかりの人
    オススメの英文解釈の参考書を見ていきましょう。

    ちなみに、このレベルの参考書が気になる人はこちらのブログ記事も読んでみてください。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/sankosyo/eigo/eigo-jakusya/"]

    おすすめ初歩参考書①入門英文問題精講

    入門

    参考書情報

    レベル   偏差値50
    到達レベル 偏差値55程度

    ドラゴン桜でも有名な竹岡先生の英文解釈教材です。

    入門という名に違わず、英文法の基礎事項である

    節、句といった文法項目を竹岡先生が動画でレクチャーしてくれています。

    下記が本動画講義で扱っている内容です。
    スクリーンショット 2021 11 01 13 24 50

    さらに、この教材の良い点は、全ての問題が音声付きです。

    やや入門教材で使う教材としては単語のレベルが高いのですが、、、
    難しい単語については、注釈がついているので対応ができるでしょう。

    『入門英文問題精講』はこんな人におすすめ!

    • 英文法用語を読んだが理解しきれてない人
    • 活字よりも動画派の人

    おすすめ初歩参考書②肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本

    Eibunpo

    参考書情報

    レベル    偏差値40ー
    到達レベル 偏差値55程度

    スタディサプリで関先生共に有名な肘井先生の教材です。

    この教材の良い点は、
    中学レベルでの単語を使っているため早い段階で英文解釈に入ることができること
    文法事項で分けるだけでなく、
    動詞の型で文章で分けているため応用が効きやすい点です。

    また、句、節ごとに意味のカタマリを分けること、
    基本的な代名詞や過去分詞の基本的な識別についての記載があるため
    この一冊を完璧にマスターすれば、
    マーチレベルでも十分に対応できる英文解釈力を身につけることができます。

    『肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本』はこんな人におすすめ!

    • 英文法用語を読んだが理解しきれてない人
    • 活字よりも動画派の人
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/sankosyo/eigo/hijiimanabu/"]

    おすすめ初歩参考書③ひとめでわかる英文読解

    Hitome

    参考書情報

    レベル    偏差値52ー
    到達レベル 偏差値60

    河合塾の名物講師の登木先生の教材です。

    基礎編と実践編で分かれていて、
    基礎編は偏差値45程度の人でも理解することは可能です。

    また、実践編はやや長めの長文(30−50文字)程度の短文、複文を
    扱っていることもあり、
    この一冊で
    早慶下位レベル、GMARCHレベルの文章を
    読むための基礎を作ることが可能です。

    この教材が初学者にも向いている点は、
    そのレイアウト構造にあります。
    スクリーンショット 2021 11 01 13 43 03

    見ての通り、通常の英文解釈本とは異なり
    文字の大きさを使い分けて、
    一目で文章構造を理解することが可能です。

    『ひとめでわかる英文読解』はこんな人におすすめ!

    • ある程度勉強をして成績も良いが英文解釈を勉強してない人
    • 入試まで時間のない人

    中級レベルのおすすめ英文解釈参考書

    中級レベルの英文解釈の教材を見ていきましょう。

    このレベルをクリアすることで、
    GMARCH、理科大といった文章を
    なんなく読めるレベル
    になるでしょう。

    またこの教材のレベルの参考書が気になる人は読解がある程度できていると想像できるためこちらの記事を読んでさらに英文解釈のレベルを上げていきましょう!

    おすすめ中級参考書①大学入試 英文解釈クラシック: 論理を捉えて内容をつかむ

    Classic

    参考書情報

    レベル 偏差値57-
    到達レベル 偏差値65-

    駿台の
    英文解釈教材の中でどれか一冊というのであれば、、、
    間違いなくこの一冊をおすすめ
    します。

    というくらいおすすめの一冊です。

    英文解釈教室の令和版、正統後継者(だから硬派な白黒です)といった感じでしょう。

    初級ででてきた教材よりも扱っている文章は長めですが、、

    全ての文章に丁寧にSVOCが書いてあり、

    私が早稲田慶應の文章を読む上で重要視している
    等位接続詞、代名詞についても正確に読み取れるような工夫がされています。

    正直この2点がわかってないと早慶の文章は理解できません・・・

    また、この教材内で扱っている文章は、
    評論ではなく物語です。

    なので、その点も楽しんで読むことができるのではないかな?と思います。

    物語を扱っている性質上、
    単に大学受験で英語を使うという人だけでなく、
    洋書を読みたいという人にもおすすめです。

    注意!
    指導者なしで独学で行う場合は、偏差値60程度はないと理解をするのが結構難しいのでその点は注意してください。

    『大学入試 英文解釈クラシック』はこんな人におすすめ!

    • 洋書を読めるようになりたい人
    • 早慶合格レベルの基礎をしっかり固めたい人

    おすすめ中級参考書②基礎英文問題精講

    Kiso

    参考書情報

    レベル 偏差値55-
    到達レベル 偏差値62-

    名著・基礎英文問題精講 の新バージョンです。
    文法編、構文編、文脈編と分かれています。

    文法編、構文編は、入門英文問題精講から接続して行うことで
    さらに英文解釈力を鍛えることができます。

    ただ、この教材の良い点はそこだけではありません!

    文脈編という通常の教材ではあまり扱ってない、
    文章の繋がり部分を扱っていることです。

    目次はこんな感じです。
    スクリーンショット 2021 11 01 14 12 41
    スクリーンショット 2021 11 01 14 13 03

    正直、この教材は結構膨大な量の問題があるので、、、
    時間がなくて、
    早稲田慶應を目指すのなら
    この文脈編だけでもやっても良いでしょう!

    特に慶應文学部を目指すのであれば、
    必須になってくるでしょう。

    『基礎英文問題精講』はこんな人におすすめ!

    • 代名詞が何を指しているのか、前後照応に対して不安が残る人

    おすすめ中級参考書③英文熟考 上 下

    [itemlink post_id="22364"]
    [itemlink post_id="22365"]

    参考書情報

    レベル 上・偏差値55- 下・60-
    到達レベル 偏差値65~

    英文熟考は正直一番のおすすめの教材です。 当塾でも参考書のルートで使用しています。
    英文熟考・上は基礎レベルの教材を一冊行っていれば問題なく使用することができるでしょう。
    英語がそんなに得意ではない・・という人は、
    英文熟考をまずはひたすら音読をして繰り返してください。

    ただし、英文熟考の下はかなり難しい(受験生が苦手分野を網羅)ので、

    英文熟考・上だけでまずはいろいろな長文を読むのに慣れていくのが良いでしょう。

    時間がない場合は上→下と続けて実施しますが、

     通常はある程度上の内容を踏まえて長文を読んでからの方が良いです。

    『英文熟考』はこんな人におすすめ!

    • 英語の後置修飾、等位接続詞の練習をしたい人
    • 倒置・比較が苦手な人
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/sankosyo/eigo/eibunjukuko/"]

    上級レベルのおすすめ英文解釈参考書

    それでは続いてはいよいよ、
    早慶レベルが対応できる参考書を見ていきましょう。

    注意!

    このレベルになるとこれまでの教材で見てきた
    詳しい文構造による解説はありません。それを求めているのであれば購入はやめましょう

    おすすめ上級参考書①ポレポレ英文読解プロセス50

    ポレポレ英文読解プロセス

    参考書情報

    レベル    偏差値62
    到達レベル 偏差値68程度

    かつて代ゼミ、東進に在籍していた西きょうじ先生の教材です。

    30年以上前から存在していて、
    いまだに受験生から愛されている教材。

    これだけ長きにわたって愛されている教材のため、
    良い点も多いですが、
    やや時代遅れ感のある教材でもあります。

    薄い教材なので、解説はあまりありません。

    それでもこの教材を使うべき理由は、

    名詞構文の使い方が詳しく書かれているからというのが一つの理由でしょう。

    英語の名詞化について、

    詳しく書かれた英文解釈の教材は、英文解釈教室(こちらも名著だが分厚い)になるでしょう。

    英文解釈教室を読むのは流石に時間的余裕がない人がほとんどです。

    であれば、

    そのエッセンスの詰まったポレポレを読む方が良いでしょう。

    名詞構文について超基本的な考えはこちらのブログについてお伝えしています。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/sankosyo/eigo/meishikobun-2/"]

    もちろん時間と知性(!?)に余裕があるのであれば、
    英文解釈教室を読んでみるのもおすすめです。
    高校3年生から受験勉強を0から始めて怖いもの見たさでこの教材を読んだら必ず浪人するのでやめましょう。

    多くの人は解釈よりも、長文を解くことが重要です。

    『ポレポレ英文読解』はこんな人におすすめ!

    • 難しい英語長文を読みたい人
    • 名詞構文を詳しく知りたい人

    ポレポレ英文読解の詳しい使い方はこちらの記事をどうぞ
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/sankosyo/eigo/porepore/"]

    おすすめ上級参考書②英文読解の透視図

    Toushizu

    参考書情報

    レベル    偏差値64
    到達レベル 偏差値68程度

    桐原1000やヴィンテージ、ネクステといった英文法の問題集の代表作である篠田先生の教材です。

    こちらもポレポレ同様時代遅れ感はあります。

    解説の詳しさ、見やすさはポレポレよりも上ですが、、、
    そもそもの扱っている文章(Challenge問題)が難しく読み解くのにかなり苦労します。

    Challenge問題に解く前の段階に必要な知識をまとめた基本文章が出てくるので、、
    まずはそちらの文章からはじめて、難しい文章に慣れていくと良いでしょう。

    『英文読解の透視図』はこんな人におすすめ!

    • 難しい英語長文を読みたい人
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/sankosyo/eigo/toushizu/"]

    透視図とポレポレはどっちを使えば良いのか?

    透視図とポレポレはどっちを使えば良いのか?というのは多くの受験生の悩むポイントですね。
    これは学力や何が悩みでこのレベルの教材を行うのか?と言う問題にあたります。
    昨今の早慶の入試は、以前と比べるとものすごい難しい長文構造を読めるようになる必要はありません。
    *学部によっては必要になります。

    こちらのブログ記事でどちらを使ったら良いのかを詳しく説明していますのでその辺りを考えてみましょう。
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/sankosyo/eigo/poreporetoushizu/"]

    最難関レベル対応おすすめ英文解釈参考書

    ほとんどの受験生には不要なレベルの英文解釈参考書です。
    うちの塾でも本当にできる生徒にしか使わせていません。

    おすすめ最難関参考書|英文解体新書

    Eibun

    参考書情報

    レベル    偏差値60
    到達レベル 偏差値70-

    星で難易度を分けているため最難関の参考書ではありますが、
    偏差値60よりも少し下の生徒でも難しいものをやらなければ、
    使うことができる教材です。

    ただ含まれている文章の出典が大学院レベルの評論や
    一般文学のため読み下すのは結構大変です。

    うちの塾で、
    かつて英語偏差値80くらいで
    早稲田法、商学部、慶應法、経済学部と全部受かった生徒がいたのですが、、
    この生徒でも

    「筆者の頭が良すぎて論旨についていくのが大変・・・」と

    言っていました。

    なので、読み下すには時間も、知的体力も必要とします。

    もし取り組めるレベルにいる人は頑張ってください。

    『英文解体新書』はこんな人におすすめ!

    • 英語に莫大に時間を費やすことができる生徒
    • 英語の偏差値が70ほどある生徒

    英文解釈が終わったら次の段階はどうするのか?

    英文解釈が終わったら、英語の基礎は完了です。

    このレベルを終えたら、早稲田慶應を目指すのであれば

    英語長文に入っていくのが良いでしょう。

    英語長文問題で実践練習

    早稲田慶應に合格するためには、

    もちろんいきなり難しい問題集をやってしまってはいけません。

    ■英検習得

    一番良いベンチマークとしては、英検を受けるのが良いです。

    具体的には、

    英検準二級、二級、準1級が合格を目指すべきレベルとなってくるでしょう。

    こちらに対策記事を記載しておきます。

    ■論理構造を掴む練習

    英文解釈が終わって、、

    もうあとはたくさん長文を読めば良い!となっていくことが多いのですが、、

    残念ながら、それだと早慶に合格することは難しいです。

    早稲田慶應に合格するためには論理的に文章を読めるようになる必要があります。

    いたずらに長文を読むこと=でたらめな読み方が身につくという結果になりますので、、

    注意しましょう。

    具体的にはこちらの記事で読み方を説明していますのでご覧ください。

    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/blog/program/saisokuenglishreading-logic-structure/"]

    ■過去問

    過去問を見てみるのも一つあるでしょう。
    ただこの段階で問題を解くことはできません。。

    なので、昔の年度の過去問を手に入れて読んでみると良いでしょう。

    意外と早稲田慶應の問題でも読める!、
    単語はわからないけれど文構造はわかるぞ!という意識を積んでおくのは重要です。

    早稲田慶應の対策記事はこちらから
    [nlink url="https://hiroacademia.jpn.com/sokeitettei/"]

    まとめ:英文解釈が英語を得意科目にする第一歩

    英文解釈をしていないと、
    MARCH早稲田慶應といった難関大学に合格することはできません。

    英語の成績が落ち込んできた。。

    何か苦手意識が先行しているという人は、

    ある程度の単語、文法を覚えて英文解釈をやってみるようにしましょう!

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