早稲田大学社会科学部
入試難易度: 3.0
早稲田大学社会科学部の政治経済は全分野からまんべんなく出題されていますが、若干経済分野の方が出題量が多くなっています。2010年以降は全問マークシート方式となっており、解答はしやすいですが、正誤判定問題などで難問も含まれています。
全体概観:配点70点
時間60分
教科書レベルの基礎知識は必ず身につけておきましょう。これをベースに理解力・応用力が試されます。そのうえで話題になっている時事問題にたいしてアンテナを張っておくことも大切です。新聞などに目を通すことや、現代用語の基礎知識なども役に立つかもしれません。
出題概要
政治分野・経済分野共にすべての範囲からまんべんなく出題されます。政治分野2題、経済分野2題ということが多いですが、国際関係が1題出題され、政治分野が1題になるなど変動のあった年もあります。グラフなどの資料も範囲になっていますし、計算問題の出題もみられます。
対策1:細かい質問に対してはどうすればよいのか?
まずは教科書レベルをしっかりと身に着けることです。応用力・理解力といっても、基礎がなければ何も始まりません。教科書のグラフや年表まですべてを身に着けてください。
もちろん、意味も解らずに丸暗記するだけでは対応できません。とはいえ、全く内容がわからないまま教科書を丸暗記している人はいないと思います。その「理解」をより深く、より広くしていくことは必要ですが、まずは教科書に書いてある内容がわかる、用語を覚えているというところまではたどり着いてください。
対策2:応用問題はどう対策すればいいのか?
まずは、資料集を徹底的に活用すること。この中には現代社会の抱える様々な問題点なども解説されているので時事問題対策にもなります。そのうえで、問題演習を繰り返してください。単純な一問一答ではない問題集で、解説が詳しく、ハイレベルなものを選んでください。問題を解いたあと、正解できたかもたいせつで すが、解説をよく読んで今まで学習したことをどのように考えていったらよいのかを考えてください。
新聞を読むということも大切です。よく日本経済新聞を読めといいますが、こだわる必要はないと思います。(もちろん、日本経済新聞もとても面白い記事が多 いと思いますが、他の新聞も同様ですので家にある新聞を見てください。)新聞を読むときは1面から読むようにしてください。政治・経済・国際面に必ず目を 通し、社説も読んでみましょう。全部読むのが大変でも、1面だけは読むなどしてください。さまざまなニュースに対してどのように考えるのか、何が問題点なのかを政治経済の知識とのつながりを考えながら読んでみましょう。
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