<この記事は2018年10月23日(火)に更新されました>
早稲田大学国際教養学部
このブログでは、早稲田大学国際教養学部(SILS)の英語に関する入試対策(出題傾向と勉強法)をご紹介していきます。
基礎知識0の状態から合格するためには何をどのようにしたら良いのかを参考書の使い方まで徹底解説!
全体概観
早稲田大学国際教養学部の世界史は早稲田大学の中では標準よりも簡単です。早大らしい細かい問題も出題されますが、基本的な知識で8割取ることができます。教科書レベルの基本的なことが身についていれば、合格点を取るためには問題ありません。
配点
外国語:85/200点
国語(現代文/古典):50/200点
→漢文は出題されません
世界史or日本史or数学:50/200点
英語外部試験:最大15/200点(英検もしくはTOEFL iBT)
早稲田大学国際教養学部の合格には英語の外部試験、英語の対策がキーとなってきます。
英語については、こちらからご確認ください。
出題概要
大問4題から構成。マークシートを中心に記述問題も出題されます。
西洋史では、西ヨーロッパや北アメリカからの出題が多く、東洋史では、西アジアと中国が中心。
出題年度では近現代が出題されやすい傾向になっています。
対策1:現代史はどのように対策をすれば良いのか?
早稲田大学国際教養学部の世界史は学部の性質上、現代史が頻繁に出題されます。
しかし多くの受験生(特に現役生)が教科書で勉強していてもう何がなんだかよくわからない状態で頭の中がほとんど整理されていない状態になっています。
これでは出題された時に答えられないのは当然です。
今回は世界史の現代史を学ぶ際のポイントをお伝えします。
まず当然ですが、整理できない原因として国ごとの関係がグチャグチャになっていることが挙げられます。
いきなり国と国の関係という横の関係を学ぶ前に、一つの国だけでの縦の関係を学びましょう。そこで大事なのが国を学ぶ順番です。
アメリカ→ソ連→中国→ヨーロッパ→南米→中東→アジア→アフリカ
この順番に学んでいきましょう。
現代史=アメリカの歴史と言っても過言ではありません。
ですから、現代史を学ぶ際には必ずアメリカの大統領を全員覚えましょう。アメリカの大統領の功績を軸にして世界の状態を考えていきましょう。
対策2:単語記述問題をどうしたら良いのか?
早稲田大学国際教養学部では例年記述問題が出題されています。
この記述形式の問題では用語を間違えてしまったり、略語を書いてしまったりしていた場合では当然ながら点数はもらえません。
略語や誤字は認められませんので、正確に歴史語彙を覚えていく必要があります。
記述問題とはいっても、出題されるのはセンター試験でも問われるような基本的な語彙ばかりです。
教科書の太字レベルのものから一つ一つ書いて覚えていきましょう。
過去問から抜粋して対策を考える
<2017年度入試から>
大問数は変わらないが小問数が若干増加。
とはいっても、時間が足りなくなるほどの増加ではありません。 教科書・用語集レベルの出題が多く、高得点を狙うこともできる問題となっています。
ここ三年間記号選択問題と空欄補充問題という形式なので今後もこの形式で出題されると思われます。
今回の大問を見てみると、Ⅰアナトリアに関連した歴史、Ⅱバルト海を中心とした歴史、Ⅲインド現代史、Ⅳスラヴ人の歴史、Ⅴポツダム宣言と朝鮮となっています。
このように各大問にテーマがあるため、出題される内容が地域・時代に偏りが出てくることがあります。
よって、苦手な地域が出題されたから得点できなかったということがあると非常に苦しくなるので、苦手な時代・地域を作らないことも重要になります。
例)北欧ではヴァイキング時代(793~11世紀半ば)と呼ばれる時代があり、それに関する以下の記述で正しいものを一つ選びなさい。
ア Aの地の住民はデーン人と呼ばれ、大ブリテン島に侵入した。
イ Bの地出身の人物が、イングランドでノルマン朝を築いた。
ウ Cの地は、住民がスラヴ人で、ヴァイキング活動はしなかった。
エ Dの地出身の人物が、イングランドを支配し、その後「北海帝国」を築いた。
この例を見てもらえればわかるように、歴史的知識を身につけるところに「どこで」起こったことなのかを必ず確認すること、そしてその場所を地図上で選べるようにすることがとても大切となっています。
とはいえ、国際教養学部では特別に難しい知識は出ないので、早稲田大学以外の過去問なども活用し、大学受験世界史で「ふつう」と思われる知識を身に着けていくことが合格への近道となっています。
また、大問Ⅴでは史料が英語で出題されています。
英文で書かれた文章を読んでこれがなんの史料か問われているが、ポツダム宣言かカイロ宣言かで悩んだ人もいるかもしれない。
しかし、内容をよく読めばわかるものであり、英語もそんなに難しくないものなので、落ち着いて対処することが大切です。
条約等の内容もポイントとなる内容を覚えるように普段から気を付けて勉強してください。
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