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参考書の特色
▶対象者
英文法、構文を一通り覚えてその次の段階に進みたい人、
偏差値65~
「英文法、英単語、構文も一通り覚えた」MARCH、関関同立程度の問題ならば読むことができるけれど、、早慶やそれ以上の問題になると何をいってるのかわからなくなってしまう人におすすめです。学校の先生や予備校の先生でも上位クラスの先生しか教えてくれないようなことが解説されています。同型反復という概念はこの教材くらいでしか丁寧に解説されている教材はないので、独学で上位のレベルの問題をとけるようになりたい受験生には必見の教材でしょう。ただし、解説の内容自体がかなり高度なので、内容を噛み砕けるようになるまで誰かの指導がある方が良いかと思います。高校生活を普通に過ごしてきた高校生くらいだと抽象→具体→抽象という言い換えの意味がイマイチ理解不足に陥るかと思います。この部分は現代文と相互に応用できる部分です。英文法、構文、英単語という部分は覚えたかどうか、理解できたかどうかの部分が目に見える部分なので確認が容易です。そのため、どんな受験生でも到達点を理解しやすいです。ですが、この物事を抽象化できるかどうか?という点は、ズバリ頭の良さに直結する部分です。普段からこのような考え方のない人だと、理解にかなり苦労する部分です。もちろん、当塾では0から丁寧に教えていきますので、安心してください。
またこの教材は構文についての解説は一切ないので、MARCH関関同立程度の英文であれば簡単に読むことができるというレベル感でないと取り組むのは難しいでしょう。
抽象→具体を鍛えるためには?
いきなり文章の中で抽象→具体といわれても殆どの人が理解不能かと思います。そういう場合は、自分が相手に何かを説明することを考えてみてください。抽象的なことだけを説明しても相手には何も伝わらないことがほとんどです。たとえば、初めて習った関係代名詞なども具体的な例文を通して初めて使い方を学ぶことができます。これも、関係代名詞の原理だけを言葉で説明されても理解できません。何か物事を説明する際には相手に身近な例で相手がわかった!と言えるまでは具体例を出し続けるというのが分かりやすい説明というものです。鍛えるためには、何かわかりづらい抽象的な物事を相手に説明することをしてみてください。たとえば、「幸せとは?」「微分積分とは?」などそうすることで具体抽象とはこういうことなのか!ということが理解できてくるかと思います。当塾ではテストを記述形式にすることで抽象→具体→抽象をいったりきたりする実力を身につけることができています。
目次一覧はこちら
- STEP1
- ①論理展開パターンA-1:同形反復(例証)
- ②論理展開パターンA-2:同形反復(理由説明)
- ③論理展開パターンA-3:同形反復(対比)
- ③論理展開パターンB-1:逆説パターン
- ④論理展開パターンB-2:現代批評
- ⑤論理展開パターンB-3:ワンツーClaim
▶Step1では典型的な長文の論理の展開を解説し、どのように長文が展開していくのかが理解できるようになります。ここで出てくる論理の展開を頭の中に入れておくことでだいぶ文章を読むのが楽になってきます。
- STEP2
- ①文整序問題
- ②トピック選択問題
- ③接続語補充問題
- ④未知語の推測
- ⑤下線部説明問題(1)
- ⑥下線部説明問題(2)
- ⑦下線部説明問題(3)
- ⑧下線部説明問題(4)
▶Step2では問題形式ごとにどのよに解いたらよいのかを解説しています。基本的にはどの問題も文章と文章がどのようにつながっているのかを理解することができたら解けるようにはなっています。長文が読めていない人は、トピック選択問題が苦手な傾向があります。この問題は、文章内に直接書いてあることではなく、筆者の主張を読み取るという形式のため論理が見えてないとどのように考えたらよいのか?というのがわかりづらくなっています。
- STEP3
- ①タイトル・要約問題
- ②文挿入問題
- ③段落主題把握問題
- ④内容説明・空所補充問題
- ⑤総合問題(1)
- ⑥総合問題(2)
- ⑦総合問題(3)
- ⑧総合問題(4)
▶Step3で大事になってくるのはタイトル、要約問題です。この問題もStep2のトピック選択問題同様、文章内に直接書いてある問題ではありません。比較的点数も高いのでこの問題をどのように解いていくかが、合否の分かれ目になるでしょう。
参考書の使い方
▶おすすめ使用期間
2ヶ月程度
まず、例題を自分で読み取ってみます。STEP1で論理展開パターンを1~6まで解説してあります。同形反復、逆説など重要なものばかりです。ここで論理展開を身に着けてしまえばこの後が楽になります。STEP2、3でさまざまな問題パターンの実践をします。それぞれ1~8まであります。1講を1日ですすめるのはとても大変なほど質・量があります。2カ月程度かけるつもりでじっくりと取り組んでください。
1ランク成績を上げるための使い方
はじめに例題を読んでみるときにメモを取りながら読んでみましょう。頭の中でやるのではなくメモをとります。もし、わからない単語・文法がたくさんあるならこの参考書のまえにやることがあるということです。自分なりの読み取りをやってみたら、解説を読んだ後ノートと見比べてみてください。
またこの教材で文章を読んだら文章の要約をしてみましょう。文章の要約をする際には、最初は100字程度、なれたら20字程度で文章の内容を「つまり、どういうことを言っているのか?」をまとめてください。まとめる際には、パラグラフから1つずつ良さそうにまとめるのではいけません。筆者の主張を読み取って、何が筆者の言いたいことなのか?を読み取って、そこから遡って筆者の意見の根拠になる部分をまとめていきましょう。
最初は難しいですが、接続詞や論旨の流れから筆者の意見が一番抽象化されている部分を探しだして、どのように筆者の意見が展開されているのかを理解していきましょう。英文を読める=単語、構文が読めるというレベル感から抽象度、論旨を読み取れるというレベル感にまで持っていくのが、MARCHや関関同立レベルから一歩先に進むための大事な一歩です。
更に余裕のある人は、
文章の論理展開を頭の中に入れながら、CDを使って音読をしてみましょう。
この参考書によくある質問集
ここではこの参考書によく当塾に寄せられる質問をQ&A形式でお答えします。
解答はプラトン先生にお答えいただきます。
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