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英語

【英語】動名詞と現在分詞の違いは?混乱しやすい2つの文法を徹底解説

動名詞と現在分詞の使い方で混乱していませんか?

どちらも動詞のing形が使われていて非常にややこしいです。

今回はややこしくて重要な2つの文法とその違いを解説します。

今記事を読むことで間違いやすい動名詞と現在分詞の違いを完璧に理解できるようになります。

[TOC]

動名詞とは?

動名詞とは名詞の一種みたいなものです。

つまりing形になっている動詞が名詞のような働きをしていたら、それは動名詞ですね。

 

例えば動名詞は文の主語になることができます。

Playing baseball is my favorite sport. 野球をすることは私が好きなスポーツだ。

 

もしくは文の目的語になることも。

I love playing baseball. 野球をするのが大好きだ。

 

はたまた前置詞の目的になることだってできるのです。

Before playing baseball, I like to eat curry rice. 野球をする前に、カレーライスを食べるのが好きだ。

 

この3つの例文で動名詞playingは様々な働きをすることが分かりますよね。

動名詞を使用することによって次のような複雑な文章も作ることが可能になります。

 

Playing baseball with my friends on a weekday while everyone else is working is just cool. 他の皆が働いている平日に友人と野球をするのは、ただ最高だね。

この文のシンプルな主語はplayingです。

しかし複雑な主語はPlaying baseball with my friends on a weekday while everyone elseになります。

 

動名詞は、ある意味動詞と名詞のいいとこだけを取った欲張りな人にはピッタリの文法です。

 

現在分詞とは?

動名詞を学んだので次は現在分詞にトピックを移しましょう。

現在分詞と過去分詞はよく形容詞的な用法として紹介されますが、形容詞と言うよりも動詞としての働きが強いと理解しておくといいでしょう。

不完全な文章でのing形は現在分詞です。

 

She was dancing when I called her. 僕が彼女を呼んだ時、彼女はダンスをしていた。

この文章でdancingは現在分詞です。

おそらく「なんで?」と思った方が多いでしょう。

確かにdancingは形容詞の働きをしていて完璧に見えますよね。

形容詞の働きをしているのでgladやsadなどと置き換えることも可能です。

 

しかしこれは本当に完璧な文章でしょうか?

gladやsadなどの形容詞と置き換えると副詞をつけることができます。

例えば

She was very sad when I called her.

 

では同じ要領でdancing に副詞のveryはつけることができますか?

できませんよね。

 

Forgivingはどうでしょうか?

very dancingとは言えませんがvery forgivingと言うことはできます。

これは現在分詞が完璧な形容詞になったケースです。

 

Her father is very forgiving. 彼女の父親はとても寛大だ。

この例文でのforgivingは現在分詞と言うよりも形容詞です。

 

しかし次の例文ではforgivingは現在分詞です。

Her father is forgiving every mistakes she has made. 彼女の父親は彼女が犯してきた間違いを全て許している。

これが現在分詞と言える理由は、副詞のveryやquiteなどをつけることができないからです。

動名詞と現在分詞の違いは?

ここまで見てきて分かるように動名詞と現在分詞の違いを見分けるのは非常に難しいです。

見分け方としてはまず文の先頭に注目してみましょう。

 

Forgiving her, her father didn’t get angry at her at all.

この文章ではForgiving herは主語であるher fatherの行為を説明しています。

したがってこれは現在分詞です。

 

しかし小さな変化を加えるだけでForgivingが動名詞になります。

After forgiving her, her father made her smile.

このforgivingは前置詞afterの目的語です。

したがってこれは動名詞なのです。

 

次の例文は現在分詞か動名詞なのか見分けることができますか?

I took a skiing vacation.

skiingが名詞のvacationを修飾していますね。

very skiing vacationと言えそうにないので、これは形容詞ではなさそうです。

これは現在分詞だと言いたいところですが、副詞を付けると大きく意味が変わってしまいます。

したがってこのskiingは動名詞なのです。

 

これは前置詞の目的語として次のように書き直すことができます。

I took a vacation for skiing.

 

I saw a skiing girl.

これは「スキーをしている女の子」なので現在分詞です。

 

最後に

falling rainを見てみましょう。

これはvery falling rainと言えないので形容詞ではないですよね。

 

では副詞を付けて見ましょう。

gently falling rain そっと落ちる雨

意味が通じるので、これは現在分詞です。

無理にrain for fallingと動名詞にしても意味は分かりませんよね。

 

これまで見てきて分かるように、動名詞と現在分詞の違いを見分けるには副詞がカギとなります。

副詞をつけて意味が通じるのならば現在分詞、そうでないのならば動名詞です。

 

一卵性双生児のような現在分詞と動名詞を見分けるにはひたすら問題を解くしかありません。

今回紹介したポイントを押さえて、ぜひ双子の違いを見分けることができるようになってください。

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早慶専門個別指導塾HIRO ACADEMIA

偏差値30から早稲田慶應に合格するための日本で唯一の予備校です。 ただ覚えるだけの丸暗記では早稲田慶應に合格することはできません。 本ブログでは、当塾のメソッドでいかにして考えて早稲田慶應に合格することができるのかの一部をお伝えします。